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パーツ/Storage - (2013/08/21 (水) 19:31:37) のソース

*SSDとかHDD(ストレージ、補助記憶装置)
データを溜め込む倉庫。
大容量の記憶装置達。
こいつらをストレージと呼んだりする。
覚えておくとちょっとかっこいい。

だいたい、OSやシステムファイルはここにぶち込まれる。
これらのほか、ユーザーファイルとして音楽やエロ動画などさまざまなものを保存する役割を担う。
単位はGB(ギガバイト)~TB(テラバイト)、1024GB=1TB

使用頻度が高いため、PCの速度を決めるものすごく重要な部品。
(CPUより影響が大きい!)
予算があれば是非良いSSDを搭載しよう。

・速度:SSD>>HDD(比べ物にならない)
・価格:SSD≒HDD*10(1GBあたり)

ちなみにメインメモリはSSDより10倍近く速かったりで、それを利用したRAMディスクってのもある。
廃人用。

性能も重要だが、故障したときに交換するだけでは済まない(データを失う)ので信頼性も重要。
信頼性はスペックなどから事前に知ることが難しいので、最新の製品は様子を見て人柱報告(レビュー)が上がってから買うのが有効。

&bold(){何を買うにしてもバックアップは確実に取ることをお勧めする。}


*どのくらいの容量があればいい?
目安として「Windows7や8なら128GBが最低ライン」と覚えておけばいい。

「SSD128GB(OS・重要ソフト)」+「HDD~TB」って構成が一番無難。
もちろん全部SSDが最強。

#contents

**SSD
USBメモリみたいなのをいっぱい積んで高速化したストレージ。
[[SSD]]を参照。
※詳しすぎてここで書く余地がない。

爆速だけど、お高いのでOS・重要ソフトだけでもSSDに入れるって人も多い。


**HDD
磁性円盤(プラッタ)が1枚以上くるくる回ってて、そこにデータが記録されるようなストレージ。

プラッタが少ない方が
・容量当たりの単価が安い
・騒音、発熱、消費電力、故障率もやや下がる
・速度が向上する

そのため、最近は1プラッタタイプが主流。


***内蔵と外付け
HDDには「PC内部に積む内蔵タイプ」と「USB外付けタイプ」がある。

前述のSSDの登場によりHDDは「安価なデータ置き場」となったため、「USB外付けタイプ」も汎用性が高くおすすめ。


***容量
人による。

どれだけ容量積むか悩んでる人へ
→今現在必要な容量、使ってる容量の+500GBもあればHDDとしては十分

ちなみに1TB~2TBぐらいがコスパ良い。


***サイズ
店で見かけるのは内蔵で2.5インチか3.5インチだが、3.5インチの方がより大容量で安いからおすすめ。

2.5インチは殆どがノートPC用の厚み7~12.8mmのもの。



***回転数
回転数が速い方が高速となる。

7200rpmがちょうどいい。

より高回転な10000rpm/15000rpmのものもあるが
・うるさい
・熱い
・電力大食い
なので個人用途だと微妙。

5400rpmだとかなり体感速度が悪く、もうパソコン自体触りたくなくなる。

まぁアクセス速度でとやかく言うなら、SSDを買え。


***接続規格

****内蔵タイプ
内蔵の主流接続規格はSATA。
マザボとSSD、内蔵HDD、光学ドライブを繋ぐ規格であるためストレージ以外でも重要。
速度ごとにSATA6Gbps(SATA3)>SATA3.0Gbps(SATA2)>SATA1.5Gbps(SATA)と分かれている。
SATA達は接続の互換性はあるけど、最近のマザボもSSDも内蔵HDDも光学ドライブもSATA3。

ちなみに最大速度の理論値はこんな感じ。
|世代|最大速度|
|SATA|1.5Gbps≒150MB/s|
|SATA2|3Gbps≒300MB/s|
|SATA3|6Gbps≒600MB/s|

SSDは読み書き速度500MB/s前後なのでSATA3で繋がないと生かせないので注意。
HDDはどんな高速機でも200MB程度なのでSATA3の恩恵は受けなかったり。

※[[SATA - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%ABATA]]


****外付けタイプ
外付けの接続規格はおなじみのUSBがほとんど。
「USB3.0対応のマザボ」なら、迷いなく「USB3.0対応のHDD」を選ぼう。
次世代規格のUSB3.1にも期待。

USBの規格と最大速度
|規格|最大転送速度|給電能力(5V)|
|USB1.0|12Mbps|--|
|USB1.1|12Mbps|--|
|USB2.0|480Mbps|500mA|
|USB3.0|5Gbps|900mA|
|USB3.1|10Gbps|1000mA|

[[USB - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9]]


***バッファ
データを一時的に取っておくところ。
流れる水を汲むバケツみたいなの。
容量は多いほうがいいが少なくても別にかまわない。
バッファ量の差はパフォーマンスへ与える影響はそれ程大きくないので優先順位は低い。
ここを気にするくらいならSSDを買え。


**知っておきたい知識RAID
複数台のSSD、HDDをひとつにまとめて、高速化したり安全性を高める方法。
普通にやれば2倍近く速くなる。
マザボのオンボ機能でだいたいできる。
詳しくは[[RAID?なにそれおいしいの?]]を参照。
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