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PMDエディタの使い方/使用上の注意 - (2011/06/20 (月) 23:07:37) の編集履歴(バックアップ)
PMDエディタ使用上の注意
PMDエディタ(PMDEditor) は、極北P作成のフリーウェアであり、誰でも利用可能なMMD用ツールの1つです。
利用に当たっては同梱の "readme.txt" を必ず良く読んで下さい。
本ページには、PMDエディタの "readme.txt" 内に記載されている内容(一部)も含め、PMDエディタを使用する上での注意点をFAQ的にまとめたものです。MMD(MikuMikuDance)に関するFAQおよびアドバイスについては、以下の関連情報より該当のページをご参照下さい。
- 関連情報 (VPVP wiki)
- FAQ - MikuMikuDanceについてのFAQ
- 初心者向けアドバイス - MikuMikuDanceの操作についてのアドバイス
- PMDエディタとは - PMDエディタについての解説
- モデルデータ作成までの流れ - MMD用オリジナルモデルデータ作成のアドバイス
※ 順次追加予定。お気づきの点等ございましたら、追記、コメント下さい ※
インストール/起動について
PMDエディタ(PMDEditor)はどこでダウンロードできますか?
PMDエディタの配布先は特に決まっておりません。SNS「にゃっぽん」のアップローダまたは、MMD関連アップローダにて不定期にバージョンアップ版が提供されています。
VPVP wiki内の配布先情報としては、「PMDエディタとは」または「モデルデータ等の差し換え・編集」辺りにまとめてあります。
PMDエディタをインストールしたのに起動しません
PMDエディタの実行には「.NET Framework2.0」と「DirectX9.0c」が必要です。これらがインストールされていない場合には起動しないことがありますので、ご利用の環境をご確認の上、インストール等を行ってください。PMDエディタのインストール方法および、起動しない場合の注意点は以下のページにまとめてありますので、あわせてご確認ください。
なお、PMDエディタはフリーウェアであり、全ての環境での動作を保障するものではありません。MMDが起動できる場合でも、PMDエディタが利用できない事があります。
PMDエディタを起動したけれど、何をすればいいのか判らない
PMDエディタにはオンラインヘルプの様なものはありません。同梱の "readme.txt" ファイルをよくお読みになり、PMDエディタで出来ること、操作方法などをご確認ください。(作者、極北Pによる「TIPS」も記載されています)
なお、今ご覧頂いている 本 VPVP wiki内の「PMDエディタの使い方」の内容は「機能、要点を絞った使い方の説明」(チュートリアル的なもの)となっておりますので、あわせてご覧下さい。
PMDエディタの複数起動は出来ますか?
出来ます。PCの画面が広い環境をお持ちで、2つのモデル情報を比較しながら編集を行う際には有効です。
ただし、同じPMDファイルを開いて編集するなどした場合には、ファイルが壊れる可能性もありますので、使用の際には十分にご注意ください。
PMDエディタを起動したのですが、終了のメニューがなく閉じられません
PMDエディタには「終了」や「閉じる」のメニューは存在しません。PMDエディタのウィンドウタイトルの左側のウィンドウメニューまたは右端の「×」ボタンより終了してください。終了の際には編集中のデータは破棄されますのでご注意ください。なお、PMDエディタを利用中に表示される各ウィンドウ(PMDViewや形状変化ウィンドウなど)およびダイアログにつきましても、特に「閉じる」などのメニューはありませんので同様となります。
PMDデータの読み込み/保存について
MMDのモデルデータなら全て対応していますか?
PMDエディタは「MikuMikuDance ver.3.x」以降の「PMDデータ」と呼ばれるモデルデータにのみ対応しています。それ以前のバージョンのMMD (またはRRD) には対応していません。また、ナクアダ氏他の有志による「PMDデータのフォーマット解析」の結果として制作されておりますが、MMDの内部的な仕様と異なっている可能性があるため、全てのPMDデータの編集の対応を保障するものではありません。
作成したPMDモデルがMMDで使用できません
PMDエディタ上での編集内容によっては、MMDで使用不可能なデータの生成も可能です。また、MMDの動作が不安定になったり、強制的に終了する可能性もあります。ご使用には十分注意してください。
3DCGモデリングソフト「Poser」と拡張子が同じですが互換性はありますか?
残念ながらありません。なお、拡張子が一緒になってしまったのはたまたまの様で、樋口M氏が気付かなかっただけのようです。
- MMDスレ Part 14-284
284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 23:41:38 ID:0TPkbgpq0 (アクセス規制終わったかな?) 拡張子がposerと一緒だったとは思いませんでした…。 互換性はありません。しまったなぁ…。今から変えても影響はないよね?
- MMDスレ Part 14-287
287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 23:43:09 ID:0TPkbgpq0 駄目か…。セーブファイルが読めなくなる…orz アク禁おわた~ヽ( ´ー`)ノ
PMDデータを変更したら、以前作成したダンスデータ(PMMファイル)が読み込めなくなりました
PMMファイル内には、PMDデータの基本的な情報(対象モデルのボーン構造など)が含まれています。PMDデータを変更した際に、PMMファイル上の情報と差異があると、MMDでは読み込みが中断され、PMMファイルが読み込めなくなります。(場合によってはMMD自体が落ちます)PMDデータの上書きには十分ご注意ください。(基本的に別名での保存をオススメします)当然ですが、ファイル名を変更した場合(保存先のパスも同様)にもPMMファイル読み込み時に警告が出ますので、ファイルの削除や移動などにも十分ご注意ください。
PMDエディタ操作全般
使用していたらだんだんと動作が遅くなってきました。
PMDエディタは編集作業を行うツールであり、PCのメモリを比較的多く使用します。また、Undo処理での回数制限を付けていないことから、長時間の編集ではより多くのメモリを消費します。長時間反応がなくなったり、動作が遅くなったりと不安定になる事があります。その場合にはPMDエディタの再起動を行ってください。また、突然PMDエディタが動作不安定になり編集内容を失わないように、小まめな保存を心がけて下さい。
表示されている情報やウィンドウの表示がなんかおかしいです。
PMDエディタを開いたまま別のPMDデータを新規に読み込ませた場合など、新しい情報に初期化されていない場合があります。PMDエディタのメニュー内にある「編集(E)」⇒「リストの表示更新(U)」を実行して情報の更新を行ってください。※ 一々更新すると重くなるだけなのでこのような仕様になっています (readme.txtより)
PMDエディタの編集機能について
頂点の追加や削除を行って、オリジナルモデルを作れますか?
PMDエディタでは、通常のモデリングソフトのような頂点の増減はできません。オリジナルモデルを作成する場合には、他の3DCGモデリングソフトを利用することをオススメします。ただし、.xファイルや他のPMDファイルの「追加インポート」を行うことは出来ますので、「パーツの分割」や「パーツの一部消去」、「PMDモデルの作成」、「PMDモデルの合成」などの機能と組み合わせてモデルのデザインを変更することは可能です。
また、PMDエディタのバージョンアップによりver.0.0.2.4からは、頂点を含めたパーツの削除が材質ごとに可能となりました。
他のモデルで使われている表情をコピーすることは出来ますか?
残念ながら、表情データのコピー機能のようなものはありません。PMDView (モデル表示用ウィンドウ) について
MMDとモデルの見た目が違います。
PMDエディタはMMDとモデルの描画方法が異なるため、表示結果は一致しません。モデルデータの編集を行った場合、必ずMMD上でモデルの表示を行い結果を確認するようにしてください。
モデルの表示がおかしかったり、ボーンの位置がズレています。
PMDエディタで編集中のデータについては、以前の編集情報が残ったままになっていることがあります。PMDエディタ上で「リストの表示更新」を行ったり、PMDView上のメニュー「編集(E)」⇒「更新(P)」などをして表示情報の更新を行ってください。なお、モデルの変形確認時も同様ですが、「リセット」ボタンを使用してボーンの情報を1つ1つ更新することも可能です。
3DCGモデルデータからの取り込み上の制限について
頂点数の上限について
MMDの仕様上、他の3DCGモデリングツールで作成したデータをそのまま利用する場合には頂点数の減少などを試みる必要があります。(PMDデータの頂点数上限は65000くらいです)実用レベルで1万前後、多くても2万程度にしておくのが無難だと思います。
※ 参考情報 ⇒ モデル情報比較
材質数の上限について
DirectXの仕様上、材質(マテリアル)が多くなると劇的に描画速度が遅くなるため、MMDで使用する際に「動きが遅くなる」「カクカクする」などの現象が発生する可能性があります。PMDデータを作成する際には出来るだけ材質を減らすなどの調整が必要です。
ボーン影響度の設定について
通常のモデリングツールだと2~4程度のボーン影響度を設定できるようですが、MMDでは2つまでしか使えませんので、それらのツールでスキニングを行う場合は、影響ボーンを2つまでに制限する必要があります。これらのスキニングデータは、スキンメッシュ形式のXファイルでPMDエディタにインポートが可能ですが、残念ながらこのフォーマットはあまり共通性があるわけではありませんので、うまくインポートできない、またはインポートしても不正なモデルになる、ということがよくあります。(readme.txtより)
設定するボーン名について
MMDのモーションデータは、設定されている「ボーン名」が一致している場合に、共有可能となっています。半角/全角の区別がありますので、他のモデルデータとモーションを共有したい場合には、ボーン名の設定には十分に注意してください。
なお、一般的なモデルデータで利用されている代表的(かつ間違えやすい)ボーン名は以下の通りです。
+ | MMD標準モデルボーン名一覧【抜粋】 |
その他の注意点について
PMDエディタだけでオリジナルモデルが作れますか?
PMDエディタは「PMDデータの編集」を目的としているため、3DCGモデルデータの作成を行うことは出来ません。オリジナルのモデルデータを作成したい場合には、BlenderやToyStudio、Lightwave3D、六角大王などの各種3DCGモデリングソフトをご利用下さい。もちろん、ボーン入れやスキニングを行うことが出来ますので、取り込める形式であるxファイルになっていれば、あとはPMDエディタでオリジナルモデルを作成することは出来ます。その場合の方法については、「PMDモデルの作成」をご覧下さい。
また、各種3DCGモデリングソフトとPMDエディタとの関連をまとめた別ページ「モデルデータ作成までの流れ」もありますので、あわせてご確認下さい。
3DCGモデルの知識がありませんが、PMDエディタは使えますか?
使えます。ただし、PMDエディタの機能を十二分に利用するためには、ある程度の3DCGモデル、データについての知識は必要となります。
PMDエディタに付属している "readme.txt" には、代表的な操作の動作手順をまとめた「TIPS」もありますので、ご利用の前には必ず読むことをオススメします。始めは既存モデルのパーツの色替えやパーツの分割などから始めるのが比較的簡単です。
ボーン設定の無い3DCGモデルデータがありますが、PMDデータにできますか?
出来ます。ただし、スキニングと呼ばれるボーンと各頂点との関連付けを行う必要があります。その方法については、「PMDモデルの作成」に記載してありますので、ご確認下さい。
ただし、頂点数が多い場合や、モデルの形状が複雑な場合には事前に他の3DCGモデルリングツールでボーンを追加しておく方が楽な場合があります。細かな頂点の修正などを行う必要がある場合にも同様です。
なお、ボーン構造を保有している .xデータ のインポートについては、現在以下の2種類について確認されています。
- RokDeBone2 :ボーン入れ及びスキニング処理後のXファイル(テストで優先的に使用しました)
- ToyStudio :スキンメッシュ形式のXファイル出力(別途登録しないとXファイルでは出力できません)
尚、ボーン名などはXファイルのフレーム構造のままになるので別途修正が必要になる場合があります。
また、直接PMDデータが作成可能なPluginなどが開発されているものとして、以下のようなものがあります。
- Blender2PMD : Blender上で動作するPMD Importer/Exporter。
- AS PMD Helper : Lightwave 3Dで利用可能な PMD Importer/Exporter。
ボーン構造だけのPMDデータを作成することは可能ですか?
可能です。MMDに付属している「ダミーボーン.pmd」も、「頂点」「面」「材質」を一切持たないボーン構造のみのPMDデータとなります。付属のダミーボーンではなく、別なボーン構造を持つアクセサリ専用のPMDデータを作成したい場合などに利用できます。主要の記事ではありませんが、「PMDモデルの作成」に関連する内容があります。そちらをご覧下さい。
既存のモデルのボーン構造のみを取り出して他に利用することは可能ですか?
(強制取り込み機能を使えば)可能です。「強制取り込み機能」は、PMDエディタの「追加インポート機能」の一部です。この機能は本来「既存のPMDモデルから、指定のデータ範囲(ボーン構造やIK、表示枠情報など)を部分的に取り出し、強制的に書き換える」機能です。
この機能を用い、新規の何もPMDデータを読み込んでいない状態で、既存のPMDデータから「ボーン」と「IK」を指定して取り込むことで、ボーン構造のみのPMDデータを作成することが可能です。
※ 取り出したボーン構造を他のモデルに適用することも可能ですが、各頂点とボーンの関連付けを行う為のスキニングなどの作業は別途必要となります。
※ 手順等の詳細については「PMDモデルの作成」をご覧下さい。
別々のPMDデータを1つのPMDデータにまとめることは可能ですか?
可能です。PMDエディタの「追加インポート」機能を利用します。この機能を利用すれば、乗り物として作成されたPMDデータと結合させて1つのPMDデータとして同時に操作させたりすることが可能です。また、オリジナルモデルを作成する際にパーツごとにボーン構造も含めた形でPMDファイルとして作成しておき、最終的に1つのモデルとして結合させるなどの利用も考えられます。例えば、背中につける羽や動物の尻尾などのPMDファイルを作成しておき、他のモデルに結合させたり、肩車や二人三脚モデルなども作成可能です。合成のやり方については、「PMDモデルの合成」に記載してありますので、ご覧下さい。
※ 別途結合部分のスキニングや材質の結合、ボーン名の変更などの作業が発生するので、一概に有効な手法とは言えません。
PMDエディタとしては1つのモデルデータ内に同一のボーン名の登録も可能ですが、MMDの動作上でのモーションデータやポーズデータの共有に際し、不具合が発生する可能性があるため、ボーン名の重複には注意してください。 |
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コメント
- 起動とかは問題ないのですがいじっていると高確率でXPが前触れなくリブートします、回避策はないんでしょうか -- 名無しさん (2011-06-20 23:07:37)
- SlimDXのEnd User Runtimeってのを入れれば良くなるかも
自分は.NET 4.0を入れたら起動できました -- 名無しさん (2011-05-22 04:37:36) - 起動すると「プラグインの初期化に失敗しました」って出る。
原因不明。ランタイムとか全部入れてあるのに・・・ -- 名無しさん (2011-05-19 21:06:42) - ボーン影響度の設定の設定ですが、 PMDファイル内で、 「影響ボーン1の番号、影響ボーン2の番号、ボーン1の影響度」 の形で記録されるので、
ボーン2本の影響度の合計が100%になっていないと、 おかしな動作をするかもしれません。
-- 名無しさん (2009-03-13 10:01:46)