概要

  • 海軍、空軍が主力になって敵海軍空軍を殲滅する戦い。
  • 日本シナリオ、アメリカシナリオに多い。逆に独逸やソビエト、仮想キャンペーンやスタンダードにはほとんどない。
  • 船舶の増援が多く、その中でも固有ユニットが多い。
  • 戦場が海上になるので、陸上部隊に出番があまりない。
  • 逆に、船舶や空母に艦載可能な航空機が主力となる。
  • キャンペーンのシナリオの関係や空港の数によっては、陸上機も使う事が多い。

一般的な海戦の主な流れは、ユニット配置→敵艦隊索敵→殲滅→司令部破壊となる。
配置順番は以下のようになる。ただし、マップによっては当然前後する事もある。
(例:開始数ターンは敵航空機迎撃のため戦闘機を優先する。)

  • 海軍は潜水艦(移動低い)→軽巡、駆逐艦(対潜水艦)→重巡、軽空母(メイン)
  • 空軍は艦上攻撃機(視界確保、移動低い)→艦上爆撃機(次に低い)→艦上戦闘機

各ユニットの役割

海軍

戦艦
巡洋戦艦
重巡
主に敵艦や敵司令部に攻撃するのが役割となる。
戦艦は他のユニットに比べ足が遅いので全速力で予定戦場に向かう事が多い。
固有ユニットの戦艦も多く、予定戦場に向かうまでもできるだけ航空機や潜水艦からの攻撃は極力避けたい。
だが空母を守るためにやむを得なく壁にする事も一応はできる。
空母
軽空母
耐久数が減ると搭載している艦載機の機数が減ったり、着艦できる部隊数が減ったりするため、絶対に攻撃を受けてはいけない絶対に守りたい船。戦艦等の後方や輪形陣の中心に位置させたい。
空港の代わりが主な役割となる。艦載機は目としても制空にも重要で必須。これを運用できる空母もまた重要である。
着艦はいつでもできるが、離艦は移動前にしかできないので注意したい。

一部の空母は自分から攻撃できるが、装甲が決して厚い訳でないので対艦攻撃力が高いユニットに対して攻撃はしてはいけない。
軽巡
駆逐艦
陸上部隊にそれなりの被害を与えられるが本来の役割は艦隊の壁。
潜水艦を(二式飛行艇を除き)唯一攻撃でき航空機も受け止められるが装甲は薄く、戦艦の主砲で消し飛ぶので索敵範囲に十分注意したい。
戦艦も空母も潜水艦には弱いので、それらは積極的に排除したい。
増援として配置される事もあるが、その数がかなり少ないため、基本的には自分で所持する事になる。

アメリカの軽巡を除いて航空機に対しては自分から攻撃できないでの注意する事。
潜水艦
足が遅く敵駆逐艦や軽巡と一部の航空機が怖いが、戦艦や空母など主力艦を一方的に攻撃できるのが強み。
特に大和等できるだけ航空戦力で叩きたくない戦艦を倒す時に重宝する。
基本的に増援で来ないので、自分で所持しないといけない。
その関係で、移動が早くて2ターン目からなのに足が遅い、中々癖があるユニットである。

空軍

艦上攻撃機
対艦攻撃の主力航空機&対地攻撃の補助。
接敵までは広い索敵範囲を生かして敵艦発見に専念し、引っかかった敵艦に対して魚雷で攻撃を仕掛ける。
足が艦上戦闘機や艦上爆撃機に比べて遅いので、友軍に群がる敵空軍殲滅等の状況を除いて一番最初に配置したい。
魚雷は高対艦攻撃力だが多くのユニットは1発しかないので、攻撃したら次のターンには空母に戻す必要がある。
一応爆弾もつめるので、艦上爆撃機の真似事もできるおかげで小回りが効くのがうれしい。
艦上爆撃機
敵艦へのトドメ役&対地攻撃の主力。
爆弾装備なので、少なくとも2回は攻撃できる。
また陸上ユニットに対しても、急降下爆撃機と遜色ない高い攻撃力を持っているので、それらの排除にも使える。
また弾持ちの良さを活かして、攻撃後も対艦ZOCを維持して、敵艦侵入阻止ラインを張ったり、味方艦を敵駆逐艦・軽巡の近接攻撃から防護する役割もできる。
艦上戦闘機
対艦攻・艦爆の主力。
防衛しないといけない状況以外なら一番最後に出撃させる。
敵航空機を見つけ次第叩き落としておきたい。
また艦上攻撃機の護衛も行いつつ、自らも索敵に出せる。その時は必ず爆弾装備にして、敵艦が引っかかるようにしておく事。
敵艦殲滅後は持ち前の優先度を使って、陸上側からの司令部攻撃などもこなせる。
最終更新:2014年09月24日 08:55