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ラノベ・ロワイアル - (2007/04/22 (日) 18:47:42) の編集履歴(バックアップ)


ラノベ・ロワイアルについて


通称ラノロワ、ラノワ。ライトノベル板に存在する、ライトノベルキャラのロワイアル企画。
  • 参加者一覧、ルールなどはこちら

ルールの特徴 キャラクターの特徴 支給品の特徴 現象の特徴 用語事典 リンク


■ルールの特徴

開始前にルールなどの前準備について激しい論議が行われた。
喧々囂々の末にルールを決定しながら少しずつ企画を進行し、
投票により作品、更に間を開けて投票でキャラクターを決定した。
一人5票(1キャラには当然1票)までの投票を行い、3票以上獲得したキャラクターが当選している。
参加者は全117名(出典はシリーズ単位で全39作)となった。

・トリップ&投下宣言制

ラノベロワイアルでは投下時にトリップを付けた投下宣言を行う。
今の所、予約制ではない。

・時間制

ラノベ・ロワイアルは時間表記の形式が他と違い、分単位で管理されている。
もちろん大雑把に4時だとか7時半といった時間である事は多いのだが、
これに加え放送原作と同じ6時間毎と他に比べてかなり小刻みな事も要因となり、
話内における時間の進みが極めて遅く、550話にして作中で1日も経っていない。
その一方で時間に対する話の進み具合は凄まじく、
第三回放送(開始から18時間)に突入した時点で117名居た参加者が半数を切っている。
このギャップは読み手の間に何度か齟齬を生み、
『この話数でこの生存者は多すぎる。もっと殺せ』
『この時間でこの死亡者は多すぎる。少し抑えろ』
といった混乱を招いた事が有る。
一方で時系列順に並べた場合のストーリーは独特の趣を持っている。



■キャラクターの特徴

・参加者の特徴

原作が文章媒体な為か、幾つも独特の特徴が見られた。
まず一つ目に人格の設定が詳細にあるため、精神的強者が多い。
また強者でなくとも人格設定が緻密であり、狂気に走らせる事は色々な意味で難しい。
初期はバトロワに乗ろうとしない参加者も目立ち、強者に釣られてか一般人まで初対面でもチームを組み、ロワの成立自体が疑問視された。
もっとも蓋を開けると時間単位から見ればかなりの勢いで死亡者が出ており、ロワの成立を疑問視する声は杞憂だったと見て良いだろう。

第二に元居た世界観が一定せず、極めて特殊な参加者が多い。
文章媒体であった為、原作に複雑な設定が多い事もその一因だろう。
参加者もユニークな能力者が多く、制限しづらい類の能力も多い。
銃器の類が殆ど通用しないキャラクターまで存在している。
  • 例1:全身が複合装甲に覆われたロボット。ライフルを弾き、飛行能力まで備える。
  • 例2:完全液状生命体である。当然叩き潰しても何ともない。
また例2のキャラの他に首が無いというキャラクターも参加しており、
首輪システムに呪いの刻印という独自の物を採用する大きな要因となった。
だって首輪を填めようがないんだもん。

ちなみに弱者と強者との幅が大きいため、拳銃程度では相手にならない事が多い。
が、騙し討ちや謀略で殺害数上位に食い込んだ一般人も二名くらい居たりする。


主催者(黒幕)の特徴

――心の実在を証明せよ
未知の精霊アマワは夜闇の魔王・神野陰之の助力を得て参加者達に問い掛ける。

未知の精霊アマワ(エンジェル・ハウリング)と神野陰之(Missing)のタッグ主催。
その力は強大とは言い難いが捕らえ所が無い厄介な存在である。
時間と空間の楔に囚われない彼らを力で撃破するのは難しい。
しかし口八丁が有効な相手であるため、一般人キャラでも対抗しうる。

ちなみにストーリー開始時は主催者は未定になっており、開始後しばらくしてから決定された。


管理者の特徴

ロワイアル非参加作品『トリニティ・ブラッド』より薔薇十字騎士団が参戦している。
オープニングがなかなか良かったのでそのまま決定されてしまった。
しかしこの出来事は後にかなりの紛糾を呼び、しまいには試験投下スレに『参加者の一人が管理人を殺害して成り変わる』といった超展開まで投下されたほどである。
(この作品は反対大匙で本投下に至る事なく没になったのだが)
参加作品から主催者が決定された後はあまり表に出て来ていない。
他に比べて嫌われ者、厄介者扱いされた感がある管理者である。


・その他の登場キャラクター

他のロワに比べ意志を持った支給品が多い。
その内容は多用で、ただの猛牛、喋るだけの犬やバイクや精霊などから、
会話能力に加えて特殊能力まで持つラジオや割り箸、
参加者を乗っ取るサークレットまで登場している。
他にも全く意志は無いのに特定キャラに娘扱いされる椅子も存在する混迷ぶりである。
(この椅子の『死』の衝撃は割と重要な参加者の死を隅に追いやり、
 その後、他の椅子の力を借りて『復活』したりしている。
 これだけ書くと意味不明にも程がある)

ゲームの外のキャラクターは(当然)あまり顔を出さないが、
天使&神様から時間移動能力者、その他説明しにくい者達がゲームを破ろうとしている。
しかしこちらは一向に何も出来ず無力な様子である。



支給品の特徴

前述の通り、意志を持った支給品が割と多い。
更に初期は勢い故の過ちかハズレ支給品も多目に登場している。
といってもそれでも平気で戦える強者も存在しているのだが。

銃器の類はライフル程度までで、ミサイルランチャーやマシンガン、対物火器などは出ていない。
ただし拳銃くらいの範囲ならむしろ多く登場している。
また、様々な特殊効果を秘めた魔剣、魔法の増幅装置などが多く登場している。

一方、誰にでも使える強力アイテムも存在しないわけではない。
自動発動する全方位防御装置(銃弾位は弾き攻撃にも使える)や、
銃弾を止めて迷彩効果も有る防護服、危機に陥ると自動的に所有者を転移させる緊急避難装置などが存在し、絶体絶命の危機を凌いだりあまり役に立たなかったりしている。



■現象の特徴

異界化

参加者の一人、十叶詠子によりばらまかれた物語(知ると特殊現象に巻き込まれる情報)。
一日目の24時に『世界が鏡写しの異界に呑まれる』というもので、
これにより物語を知った者達全員を鏡写しの異界に呑み込み、
刻印を反転させる事で魔術的な決まり事に齟齬を発生させ、刻印の発動を無力化しようとした。
しかし世界による制約に加えある特殊な事件が発生した事により効果が半減した結果、『24時までは鏡の向こうに幻を見る。24時は鏡の外に出てくる幻を見る』という物理的には影響が無い、精神的な影響が有るのみの効果となった。

吸血渦

参加者の吸血鬼が女子大生Aを襲い吸血鬼にした事により発生。
その吸血鬼A(匿名)は他に2名の血を吸い、吸血鬼が増加した。
更に吸血鬼Aや悲劇に対抗する力を求め、Bが食鬼人化(※)する。
そうして起きた『吸血鬼ってどんどん増えそうで怖いね』災害の事。
一時期は他にも一名ほど吸血鬼化しかけていた。
といっても一人は重大なトラウマを抱えながらも人間に戻り、
一人は人を襲う事を忌避、Aは性格は変わらずも好き放題と立ち位置はバラバラで、内部対立も発生する。
何故か女の子ばっかり吸血鬼になったりなりかけたりしているが、これは神の采配であろう。
(ネタバレ対策として匿名にしております)

※食鬼人(イーター)
吸血鬼にならずに吸血鬼の身体能力を得た存在。
血を吸う必要は無いが、吸血鬼の血を飲めば強くなる。
女子大生Aの後輩で極普通の女子高生だったBはとある参加者の導きにより、それによるデメリットも覚悟して食鬼人になったのである。
この展開自体は燃え展開として悪くない評価を受けていたのだが……

→関連用語:魔人化騒動


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