日の出を見てみたいと早くに就寝しても、目が覚めるのは決まって七時過ぎだった。思えば、子供のころから朝が苦手であった。特に夜更かししたことはないのだが、朝寝坊して朝食を抜かすのは日常茶飯事だった。食べたとしてもほとんど無意識の状態で、味などまったく知覚できていなかっただろう。その体質を改善しようと決起したことは幾度となくあったが、いずれも具体的な案を思いつかずに頓挫していた。
私は目覚めると、まずカーテンを開けた。それが習慣だったのだ。窓の向こうにはこの世の終わりがあった。私は驚き、慌てて外に出た。薄赤く染められた空が目に入ってきた。それはまさに、終末にふさわしい情景だった。いつの間にか日が出ていたが、私の胸はそれに感動するほどの余裕を残していなかった。
その朝焼けは、私の眼の奥に今でも焼きついている。
私は目覚めると、まずカーテンを開けた。それが習慣だったのだ。窓の向こうにはこの世の終わりがあった。私は驚き、慌てて外に出た。薄赤く染められた空が目に入ってきた。それはまさに、終末にふさわしい情景だった。いつの間にか日が出ていたが、私の胸はそれに感動するほどの余裕を残していなかった。
その朝焼けは、私の眼の奥に今でも焼きついている。