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第9章 神羅ビル
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着信音が鳴り、携帯を取り出して、電話に出るヴィンセント。
シェルク:ヴィンセント・ヴァレンタイン
シエラ号・メディカルルーム、椅子の背もたれによりかかり機械を頭に被っているシェルクは
地上部隊は苦戦中、守備隊の抵抗が激しくてまだ魔晄炉を出来ていないと話す。
地上部隊は苦戦中、守備隊の抵抗が激しくてまだ魔晄炉を出来ていないと話す。
ヴィンセント:そのようだな
歩きながら言うヴィンセント
シェルク:今どこに?
ヴィンセント:神羅ビルだ
ヴィンセント:今は見る影もないがな
シェルク:3年前に壊れたままですから
シェルク:もっとも、今のミッドガルに破壊を受けていない場所はありません
シェルク:ディープグラウンドを除き……ですが
シェルク:現存している、ディープグランドへの道は、その神羅ビルにあります
シェルク:以前、プレシデントが使用していたものです
ヴィンセント:分かった
ヴィンセント:神羅ビルだ
ヴィンセント:今は見る影もないがな
シェルク:3年前に壊れたままですから
シェルク:もっとも、今のミッドガルに破壊を受けていない場所はありません
シェルク:ディープグラウンドを除き……ですが
シェルク:現存している、ディープグランドへの道は、その神羅ビルにあります
シェルク:以前、プレシデントが使用していたものです
ヴィンセント:分かった
うっと、しゃがむヴィンセント。画面は真っ暗になり、獣に似た声。
携帯を落とし、しゃがんだままのヴィンセント。
携帯を落とし、しゃがんだままのヴィンセント。
シェルク:どうしました?
ヴィンセントの背後、襲いかかろうとするビーストを軽く、素手で吹っ飛ばし
立ち上がり、目が輝かせ、獣に似た声を出し全身が赤き輝き……とその時
立ち上がり、目が輝かせ、獣に似た声を出し全身が赤き輝き……とその時
ルクレツィア:ヴィンセント!
ルクレツィアの声に正気に戻るヴィンセント。
息を荒くし、自分の身に何が起こったか分からないヴィンセント
息を荒くし、自分の身に何が起こったか分からないヴィンセント
ヴィンセント:カオスなのか? なぜ……今になって……
シェルク:本当に何も知らないのですね……
シェルク:今のあなたは、カオスを制御していたエンシェントマテリアを失い
シェルク:とても不安定な状態にあります
ヴィンセント:カオスの制御……? エンシェントマテリア……?
シェルク:はい、ロッソにより、あなたの身体から取り出されたものです
ルクレツィア:カオスはあなたの内にある他のものとは、まったく異なる存在
シェルク:本当に何も知らないのですね……
シェルク:今のあなたは、カオスを制御していたエンシェントマテリアを失い
シェルク:とても不安定な状態にあります
ヴィンセント:カオスの制御……? エンシェントマテリア……?
シェルク:はい、ロッソにより、あなたの身体から取り出されたものです
ルクレツィア:カオスはあなたの内にある他のものとは、まったく異なる存在
シェルクの喋る声が、ルクレツィアに変わる。
ヴィンセント:シェルク?
シェルク:カオス……混沌をもたらすもの……
シェルク:カオス……混沌をもたらすもの……
声は元に戻るシェルク
ヴィンセント:ルクレツィア……
ヴィンセントは、気配に気づいて振り返ると半透明なルクレツィアが立っているのを見つける
半透明なルクレツィアは、ヴィンセントに向かって歩いてくる
半透明なルクレツィアは、ヴィンセントに向かって歩いてくる
ルクレツィア(シェルク):それはこの星が終わるときに現れ、命を集めるオメガのために、すべての生命を狩り取るもの
ルクレツィアの声とシェルクの声が同時に聞こえてくる
ルクレツィア(シェルク):それが、カオス……あなたの中に、宿ってしまったもの
ルクレツィア(シェルク):ごめんなさい
ルクレツィア(シェルク):でも……カオスに負けないで……私はあなたに……生きて……
ルクレツィア(シェルク):ごめんなさい
ルクレツィア(シェルク):でも……カオスに負けないで……私はあなたに……生きて……
消えるルクレツィア。
ヴィンセント:ルクレツィア?!
場面は移り、シエラ号・メディカルルーム。
シェルク:でも……カオスに負けないで……
シェルク:私はあなたに……
シェルク:私はあなたに……
シェルクが頭に被っている機械から火花が散り、シエラ号で警報が鳴る。
シェルクは何かを持ち、しまう。
シエラ号・コクピット、舵をとるシド
シェルクは何かを持ち、しまう。
シエラ号・コクピット、舵をとるシド
シド:おい! エンジンルーム! いったい、何がおこってるんだ!
シド:おい! ちっ!
シェルク:どうしました?
シド:おい! ちっ!
シェルク:どうしました?
シェルクが現れる
シド:分からねぇ! 出力がどんどん落ちてやがる! 後ろとも、連絡が取れねぇ!
シド:おかしい、デケェのは食らってねぇはずだ。いったい、何が起こってんだ?!
シェルク:私が見てきます
シド:すまねぇ、頼む!
シド:おかしい、デケェのは食らってねぇはずだ。いったい、何が起こってんだ?!
シェルク:私が見てきます
シド:すまねぇ、頼む!
少し、何か思いエンジンルームに向かって走り出すシェルクは、目をオレンジ色に輝かせ、凄い速さでエンジンルームに到着する。
エンジンルームは燃え、所々に邪悪な物体が……(シェルクの目の色は元の色に戻っている)
エンジンルームは燃え、所々に邪悪な物体が……(シェルクの目の色は元の色に戻っている)
シェルク:まさか
ネロ:こんなところで会うなんて
ネロ:こんなところで会うなんて
シェルクの背後に、ネロ。
シェルク:ネロ……
ネロ:奇遇ですね
シェルク:何をしに、ここへ?
ネロ:あと幾ばくかの命が必要でしたので、少しばかり、調達にきたんですよ
シェルク:ここの人たちは?
ネロ:はは、おかしなことをいいますね。見てのとおり、既に回収は終わりました
シェルク:そう……
ネロ:奇遇ですね
シェルク:何をしに、ここへ?
ネロ:あと幾ばくかの命が必要でしたので、少しばかり、調達にきたんですよ
シェルク:ここの人たちは?
ネロ:はは、おかしなことをいいますね。見てのとおり、既に回収は終わりました
シェルク:そう……
あお向けに倒れているケット・シー
シェルク:……
2本のスピアを手に取るシェルク
ネロ:何をするんですか?
シェルク:さぁ、私もよく分かりません
シェルク:ただ、一度、受けてしまった頼みを、《反故にするのは、気持ちが悪い》
シェルク:ということは分かりました
ネロ:ますます分かりませんね
シェルク:そうですね、私もです
シェルク:さぁ、私もよく分かりません
シェルク:ただ、一度、受けてしまった頼みを、《反故にするのは、気持ちが悪い》
シェルク:ということは分かりました
ネロ:ますます分かりませんね
シェルク:そうですね、私もです
スピアをネロに向けるシェルク
目をオレンジ色に輝かせて、ネロに攻撃するシェルク。
2人は戦い、シェルクが優勢かと思われたがネロが両手を縛るっているのを外し、ネロは自分の背後に強大な闇が出現させ……
ヴィンセントは、DGソルジャー達と戦いながら神羅ビル跡から地下に進んで行きブラック・ウィドーTWと戦い倒し、エレベーターに乗り、更に地下へと進む。
神羅ビル地下施設・資材エリアを進んでいき、シェルクに電話をかけるが、電話はつながらず、携帯をしまおうとすると電話がかかってくる。
電話に出ると――
目をオレンジ色に輝かせて、ネロに攻撃するシェルク。
2人は戦い、シェルクが優勢かと思われたがネロが両手を縛るっているのを外し、ネロは自分の背後に強大な闇が出現させ……
ヴィンセントは、DGソルジャー達と戦いながら神羅ビル跡から地下に進んで行きブラック・ウィドーTWと戦い倒し、エレベーターに乗り、更に地下へと進む。
神羅ビル地下施設・資材エリアを進んでいき、シェルクに電話をかけるが、電話はつながらず、携帯をしまおうとすると電話がかかってくる。
電話に出ると――
ティファ:あ、繋がった!
ヴィンセント:……ティファ?
バレット:なに! 繋がった!?
バレット:うおぉーー!! ヴィンセント! 生きてっか!?
ティファ:生きてるから、電話でてるんでしょ? 耳元で、大きな声ださないでよ
バレット:だはははは! すまねぇ
ティファ:ごめんね、クラウドに代わるわ
クラウド:ヴィンセントか?
ヴィンセント:あぁ、クラウド、久しぶりだな
ヴィンセント:……ティファ?
バレット:なに! 繋がった!?
バレット:うおぉーー!! ヴィンセント! 生きてっか!?
ティファ:生きてるから、電話でてるんでしょ? 耳元で、大きな声ださないでよ
バレット:だはははは! すまねぇ
ティファ:ごめんね、クラウドに代わるわ
クラウド:ヴィンセントか?
ヴィンセント:あぁ、クラウド、久しぶりだな
一度、画面が暗くなって(この間に、クラウドからユフィやシドについて話された模様)
ヴィンセント:シドの飛空艇が……?
クラウド:あぁ、連絡が取れなくなった
クラウド:まぁ、あの2人の、ことだから、心配はない、と思うけどな
ヴィンセント:……そっちは、大丈夫なのか?
クラウド:問題ない
ティファ:そっ! こっちは、任せといて
バレット:うぉぉぉーーーー! いくらでもきやがれ!!
ヴィンセント:ふっ、分かった……
クラウド:だから、おまえは……
ヴィンセント:あぁ、先に進ませてもらおう
クラウド:!? ちょっと、待ってくれ
クラウド:ティファ
ティファ:はい!
ティファ:ヴィンセント、今から神羅ビルの地図を送るわ
ヴィンセント:ディープグラウンドは下よ。とにかく、エレベーターでどんどん降りるの
ティファ:がんばって……
バレット:頼むぜ! ヴィンセント!
ティファ:もう、何すんのよ!
クラウド:じゃあな、死ぬなよ
クラウド:あぁ、連絡が取れなくなった
クラウド:まぁ、あの2人の、ことだから、心配はない、と思うけどな
ヴィンセント:……そっちは、大丈夫なのか?
クラウド:問題ない
ティファ:そっ! こっちは、任せといて
バレット:うぉぉぉーーーー! いくらでもきやがれ!!
ヴィンセント:ふっ、分かった……
クラウド:だから、おまえは……
ヴィンセント:あぁ、先に進ませてもらおう
クラウド:!? ちょっと、待ってくれ
クラウド:ティファ
ティファ:はい!
ティファ:ヴィンセント、今から神羅ビルの地図を送るわ
ヴィンセント:ディープグラウンドは下よ。とにかく、エレベーターでどんどん降りるの
ティファ:がんばって……
バレット:頼むぜ! ヴィンセント!
ティファ:もう、何すんのよ!
クラウド:じゃあな、死ぬなよ
電話は切れ、ヴィンセントはDG目指してエレベーターで下に降りていく。
研究エリア→封鎖エリアと進んでいき、封鎖エリアの奥、神羅ビル最下層のエレベーターでアスールが待ち構えていた
研究エリア→封鎖エリアと進んでいき、封鎖エリアの奥、神羅ビル最下層のエレベーターでアスールが待ち構えていた
アスール:ロッソは、死んだか……
アスール:ほぉ……
アスール:目覚めようとしておるか?
アスール:ほぉ……
アスール:目覚めようとしておるか?
一瞬だけ、ヴィンセントの体が赤く光る
アスール:あれと同じ臭いがするわ
アスール:くっ!
アスール:ははははははははは!!
アスール:見せてみろ! 貴様の力を!!
アスール:さぁ……
アスール:殺し合おうぞぉぉーー!!
アスール:くっ!
アスール:ははははははははは!!
アスール:見せてみろ! 貴様の力を!!
アスール:さぁ……
アスール:殺し合おうぞぉぉーー!!
アスールと戦闘、動き出すエレベーター。
ヴィンセントは、アスールを倒すが……
ヴィンセントは、アスールを倒すが……
アスール:くははははははははは!
アスール:やはり、戦いは、殺し《合い》であってこそだ!
アスール:そうは、思わぬか?
アスール:やはり、戦いは、殺し《合い》であってこそだ!
アスール:そうは、思わぬか?
胸が痛み出すヴィンセント
アスール:さぁ、死力を尽くせ! これが蒼きアスール、真の力よ!!
巨大な獣と化したアスールと戦闘し、倒す。
ヴィンセントは、先に進もうとすると再び立ち上がり、ヴィンセントに襲いかかる巨大な獣と化したアスール。
アスールの攻撃に吹っ飛び、に背中を打ち倒れるヴィンセント
ヴィンセントは、先に進もうとすると再び立ち上がり、ヴィンセントに襲いかかる巨大な獣と化したアスール。
アスールの攻撃に吹っ飛び、に背中を打ち倒れるヴィンセント
アスール:まだだ! 立て! 立って我と戦え……
立ち上がるヴィンセント
アスール:ふっ、そうだ、そうでなくては……
アスールが喋っている途中で、瞬間移動した様に見えるくらいの速さでアスールに近づき、アスールの体にヴィンセントが右手をぶつけると……アスールの体から、物凄い光が放出されて……
アスール:貴様!?
爆発し、ヴィンセントはいつの間にかカオスの姿になってしまっている。
元の姿に戻り、立っているアスールはフラッとするが耐える。
元の姿に戻り、立っているアスールはフラッとするが耐える。
アスール:カオス?……か?
アスールの巨大な武器を、片手で軽々と持つカオスはアスールに向かって巨大な武器を投げる。
巨大な武器の先端が、アスールの腹辺りを貫く
巨大な武器の先端が、アスールの腹辺りを貫く
アスール:貴様の方が……我より化け物……だったようだな
:ふん、まぁいい。地獄で再びまみえよう
:ふん、まぁいい。地獄で再びまみえよう
蒼い血を吐き、巨大な武器が突き刺さったまま後ろに下がっていくアスール
カオスの光の攻撃をくらうアスール
カオスの光の攻撃をくらうアスール
アスール:ズィーガー! ヴァイス!!
カオスの攻撃の威力に後ろに吹っ飛び、落下するアスール
アスール:ふは、はははははははははははははは!!
笑いながら、落下していくアスールの姿は確認出来なくなる。
暴れているカオス。
高みの見物しているネロ
暴れているカオス。
高みの見物しているネロ
ネロ:なるほど、あれがカオスですか
ネロ:命の淀みより生まれしウェポン
ネロ:伝承どおり、すべての命を狩り取るならそれもいいでしょう
ネロ:命の淀みより生まれしウェポン
ネロ:伝承どおり、すべての命を狩り取るならそれもいいでしょう
ネロがまとっている闇の中から落ちる携帯
携帯を見るカオス
携帯を見るカオス
ルクレツィア:ごめんなさい……
場面は変わり、カプセルの中で眠っているタークス時代のヴィンセント
それを見ているルクレツィア
それを見ているルクレツィア
ルクレツィア:ヴィンセント……もうすぐ、ここから出られるわ
歩き出すが、急に地面に膝をついてしまうルクレツィア
ルクレツィア:あれ? 最近、多いな……。やっぱり、疲れてるのかな
そこに宝条が現れる
宝条:はっ、何をコソコソしているのかと思えば……
宝条:私の改造にも耐えられなかった男を使い、いったい何をしているんだ?
宝条:私の改造にも耐えられなかった男を使い、いったい何をしているんだ?
立ち上がるルクレツィア
ルクレツィア:?! 出ていって!
宝条:うるさい! 私に指図をするな!
宝条:うるさい! 私に指図をするな!
ルクレツィアの後ろにあるコンピュータのディスプレイに映る文字を見て少し前に歩く宝条
宝条:? オメガにカオス……だと?
宝条:はっ、なるほどな……実験か?
宝条:はっ、なるほどな……実験か?
カプセルの中で眠るヴィンセントを見て言う宝条
ルクレツィア:?!
宝条:お前は、この男の身体を使い、自分の理論を完成させようとしているんだな?
ルクレツィア:ち、違う!
宝条:何が、違うものか? やはり、お前も根っからの科学者だよ
宝条:まぁ、死んでからも惚れた女の役にたっているんだ、その男も、幸せだろう
宝条:くっ、かかかかかかか!
宝条:お前は、この男の身体を使い、自分の理論を完成させようとしているんだな?
ルクレツィア:ち、違う!
宝条:何が、違うものか? やはり、お前も根っからの科学者だよ
宝条:まぁ、死んでからも惚れた女の役にたっているんだ、その男も、幸せだろう
宝条:くっ、かかかかかかか!
去っていく宝条
ルクレツィア:ち……違う……実験なんかじゃ……私は……
元の姿に戻ったヴィンセントは仰向けで大の字に倒れている(まだエレベーターは下を目指して動いている)
ヴィンセント:カオス……。そうか……やはり彼女が……私に……ルクレツィア……
ヴィンセント:なら、この苦痛は……
ヴィンセント:なら、この苦痛は……
立ち上がり、携帯を手にとるヴィンセント
ヴィンセント:シェルク……?
エレベーターは止まり、DGに到着
ヴィンセント:ディープグラウンド……神羅の闇……
ヴィンセント:3年もの間、惨劇が繰り広げられた場所……
ヴィンセント:そして、この扉が開かれ、すべての悲劇が始まった……
ヴィンセント:ディープグランドへ続く……闇の扉……
ヴィンセント:3年もの間、惨劇が繰り広げられた場所……
ヴィンセント:そして、この扉が開かれ、すべての悲劇が始まった……
ヴィンセント:ディープグランドへ続く……闇の扉……
闇の扉が開かれる。