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ch1-4

ウィッシュルーム 天使の記憶 Chapter1 “December 28th, 1979, 5:00~5:10 P.M.” ④
登場キャラクター

カイル

130

アイリス

26

ルイス

13

サマー

42

レイチェル

16

シーン①アイリス登場 (0:00~6:43)

カイル       001「・・・ん?」

          002“右奥のドアが開いて誰かが出てきた”

アイリス      003「あなた、もしかして215号室の人?」

カイル       004「ああ」

          005「・・・あんたは?」

アイリス      006「私、216号室に泊まっているの」

カイル       007「・・・で?」

アイリス      008「アイリスよ」

カイル       009“・・・アイリスか”

アイリス      010「あら、私にだけ名乗らせる気?」

カイル       011「・・・ん?」

アイリス      012「あなたの名前は?」

カイル       013「俺は、カイル・ハイド」

アイリス      014「・・・カイル・ハイド ハイドさんね」

          015「覚えておくわ」

カイル       016“・・・覚えておく?”

          017“ずいぶんな言い方だな”

          018「俺に何か用か?」

アイリス      019「いえ、別に ただ、確かめたかっただけ」

カイル       020“確かめたかった?どういう意味だ?”

(選択肢「確かめたかったってどういう意味だ?」)

カイル       021「確かめたかったってどういう意味だ?」

アイリス      022「確かめたかったのよ 215号室にどんな人が泊まっているかってこと」

カイル       023「・・・どうして?」

アイリス      024「だって 変な人だと困るでしょ?」

          025「私、ホテルに予約したときフロントに頼んでいたの」

          026「私の部屋の隣と前には誰も泊めないでってね」

          027「でも、あのマスターったら私に黙って、215号室にあなたを泊めてたのよ」

          028「ね、ひどいでしょ?」

カイル       029“・・・はあ?”

          030“・・・何を言ってる?”

アイリス      031「あなた、お仕事は?」

(選択肢「セールスマンだ」)

カイル       032「俺はセールスマンだ レッドクラウン商会の」

アイリス      033「そう」

          034「だったら、安心だわ」

カイル       035“・・・安心だと?”

          036「何が安心なんだ?」

アイリス      037「あなたが私の写真を撮りたがる人じゃなくてよかったってことよ」

カイル       038「あたりまえだ」

          039「どうして、俺があんたの写真を撮らなきゃいけない?」

          040「俺にそんな趣味はない」

アイリス      041『なによ、そこまで言わなくたって・・・(小声でぼそりと)』

          042「ハイドさん」

          043「じゃあ、私これで・・・」

ルイス       044「ハイドの旦那」

カイル       045「・・・ん?」

ルイス       046「さっそくこちらの美人相手にセールスか?」

アイリス      047「何よ、あなた」

カイル       048「こいつは、ボーイだ」

アイリス      049「わかってるわ チェックインのとき荷物を運んでもらったわ」

          050「ルイス・フランコって名前もね」

ルイス       051「光栄だぜ 覚えてくれてたなんてさ」

アイリス      052「あれだけ何度も言われたら誰だって覚えるわ」

カイル       053「で、ルイス 俺に何か用か?」

ルイス       054「ああ、実は・・・」

アイリス      055「じゃあ、私は失礼するわ」

カイル       056“アイリスは、部屋に戻った”

カイル       057“向かいの部屋にあんな女が泊まってるなんて”

          058“・・・最悪だ”

          059“あの女、何様だ?どうしてここに泊まっている?”

ルイス       060「じゃましちまったかい?」

カイル       061「別に」

          062「ちょうどよかった」

ルイス       063「ふうん、そうか」

カイル       064「何か用か?」

ルイス       065「そういうわけじゃなかったけど」

          066「あんたが若い女と話してるのを見て」

          067「ちょっと横から声かけてみたくなっただけさ」

カイル       068「なんだ、それ」

          069「それより、さっきおまえが届けてきた荷物違ってたぞ」

          070「あの荷物俺宛ての荷物じゃなかった」

ルイス       071「・・・えっ、何だって?」

カイル       072「フロントに知らせに行ったら俺の荷物を受け取った客からちょうど電話があって」

          073「その客が、俺の部屋まで間違った荷物を届けてくれることになったんだぞ」

ルイス       074「なんだ、だったらよかったじゃないか」

カイル       075「なんだじゃないだろう!」

ルイス       076「そんなにカリカリするなよ」

          077「じゃあな、俺はこれで」

カイル       078“ルイスは、立ち去った”

          079“なんだ、あいつ”
 

②サマー訪問 (6:55~13:36)

(ドアからノックが聞こえる)

カイル       080「・・・ん?誰だ?」

サマー       081「あの・・・」

          082「カイル・ハイドさん・・・ですか?」

カイル       083「そうだ」

サマー       084「フロントから連絡がありましたか?」

          085「荷物の件で」

カイル       086「ああ」

          087「フロントに電話をしたのはあんたか?」

サマー       088「そうです」

          089「私が電話をした211号室のマーティン・サマーです」

カイル       090“マーティン・サマーか・・・”

          091“マーティン・サマーか、どこかで聞いた名前だ”

サマー       092「それで、荷物の件ですが」

カイル       093「ああ」

サマー       094「私の部屋に届いた荷物なんですが」

          095「実はボーイが、配達先を間違えたようです」

          096「ただ・・・」

カイル       097「・・・ただ?」

サマー       098「すみません、私が気が付いたのも、荷物を開けてしまったあとで」

          099「中に入っていたものを見て それで驚いて・・・」

          100「つまり、箱の中の書類にカイル・ハイドと書いてあるのを見て・・・」

カイル       101「・・・おい」

(選択肢「いい名前だろう?」)

          102「いい名前だろう?」

サマー       103「そうですね」

          104「とても素敵なお名前です」

カイル       105「説明は、もういい 長い話は苦手だ」

サマー       106「・・・そうですか」

カイル       107「荷物の配達が間違ってた」

          108「あんたに届いた荷物は俺の荷物で」

          109「俺に届いた荷物がきっとあんたの荷物で」

          110「そうなんだろう?」

サマー       111「・・・ええ、まあ そういうことですが」

カイル       112「で、荷物はどうした?」

サマー       113「ええ、持ってきています ここに」

カイル       114「・・・それか」

サマー       115「・・・ええ」

(選択肢「あんたの名前、どこかで聞いたことがある」)

カイル       116「マーティン・サマー?」

          117「聞いたことがある名前だ」

サマー       118「そうですか?」

          119「もしかしたら 新聞か雑誌か何かで」

          120「私の名前を見かけられたことがあるのでは?」

カイル       121「・・・ん?」

サマー       122「それとも、私の本を読んだことがあるのかも?」

カイル       123“私の本?この男、作家なのか?”

          124「違いますか?」

カイル       125「・・・かもな」

(選択肢「あんた、作家なのか?」)

          126「あんた、作家なのか?」

サマー       127「ええ、そうです」

          128「小説を書いてます」

カイル       129「小説?どんな?」

サマー       130「推理小説です」

カイル       131「売れてる本か?」

サマー       132「まあ、そこそこは」

          133「大抵の本屋に並んでいるかと」

          134「私の本は、女性の読者もけっこう多いんです」

カイル       135「・・・そうか」

サマー       136「私の本を読まれたことは?」

(選択肢「いや、ない」)

カイル       137「いや、ない」

サマー       138「それは残念ですね」

          139「ぜひ、一度読んでみてください」

カイル       140「暇があればな」

サマー       141「ところで、ハイドさん」

          142「あなたに届いたという私宛ての荷物ですが・・・」

カイル       143「ああ」

          144「俺が受け取った荷物の中に入っていたのはこのノートだ」

          145(俺は持っていた「古いノート」をサマーに見せた)

サマー       146「あっ、そうです!」

          147「これです このノートです」

          148「待っていたんだ このノートだ」

カイル       149「じゃあ あんたが持ってきた荷物 受け取るよ」

サマー       150「ああ、どうぞどうぞ」

カイル       151“・・・ノートから目を離そうとしない”

          152“そんなに見たかったものなのか”

          153“俺はサマーが持ってきたダンボールの箱を持って”

          154“それをベッドの上に置いた”

          155「おい」

サマー       156「あっ、ああ 失礼しました」

カイル       157「荷物は受け取った」

サマー       158「そうですか」

          159「いや、間違いがわかってお互い助かりましたね」

          160「では、失礼します」

カイル       161“サマーはそう言って部屋を出て行った”

 

③レイチェルにお電話♥ (13:40~20:48)

カイル       162『早速荷物を確かめるか・・・』

          163“ベッドの上にはサマーが持ってきたダンボールの箱がある”

          164“箱の中には、1枚の伝票と新商品と顧客ファイルが入っている”

          165“箱の中には顧客ファイルが入っている”

          166“俺は「顧客ファイル」を手に入れた”

          167“忘れないように鞄の中に入れておけか・・・”

          168“レイチェルにそんなことを言われたな”

          169“箱の中にはハンディーミシンが入っている”

          170“箱の中にはシールはがしが入っている”

          171「・・・オーダーシートだ」

          172“俺は箱の中に入っている「オーダーシート」を手に取った”

          173“オーダーシートには特別な探し物のオーダーが書かれている”

          174“「赤い小箱」と「セシル・リーが表紙のグラビア雑誌」か”

          175“よし、レイチェルに電話をするか・・・”

          176“レイチェルに電話をするか・・・”

レイチェル     177「はい レッドクラウン商会です」

カイル       178「ハイドだ 荷物は受け取った」

レイチェル     179「よかった、安心したわ」

カイル       180「赤い小箱にグラビア雑誌か・・・」

          181「クライアントはどんなやつだ?」

レイチェル     182「新規のお客さまでかなり急いでたみたい」

カイル       183「何かの取引きの手違いで受け取りそこねたブツか?」

レイチェル     184「そんなところじゃない」

          185「箱の中身、結構ヤバいものかもね」

カイル       186「かもな・・・」

レイチェル     187「手掛かりはありそう?」

カイル       188「まずは、フロントが保管しているだろう宿泊客の忘れ物を調べて」

          189「それからホテル内の捜索だ」

レイチェル     190「そうね 手掛かりが見つかったらまた電話して」

カイル       191「エドは?」

レイチェル     192「さっき、出て行ったわ 昔の部下に呼び出されて」

          193「すぐに戻ってくるって言ってたけれど、何か用?」

カイル       194「いや、急ぎじゃない」

          195「また、電話する」

レイチェル     196「わかったわ」

カイル       197「ああ」

レイチェル     198「ねえ、カイル」

カイル       199「なんだ?」

レイチェル     200「さっき、電話で言ったこと 気にしないで」

          201「あなたのことわからないって言ったり」

          202「あなたのこと、もっと知りたいって言ったこと」

カイル       203「気にしてやしない」

          204「俺みたいな男にはそう言いたくなって当然だ」

          205「でも、レイチェル これだけは知っておいてくれ」

          206「俺は君の前にいるときが一番素直になれる」

レイチェル     207「・・・そう、ありがとう」

          208「・・・じゃあね、カイル」

カイル       209“レッドクラウン商会の社長のエド・ヴィンセントは”

          210“ロサンゼルス市警を定年まで勤め上げた元刑事で”

          211“俺が10才のときに亡くなった親父の友達だ”

          212“そして、この俺が・・・”

          213“不可解な失そう事件を引き起こした親友のブラッドリーを”

          214“探し続けていることを知る唯一の人間だ”

          215“・・・それにしてもこんなところでルイスと出会うとは・・・”

          216“それに、あのミラという若い女も気になる・・・”

          217“・・・そうだ”

          218“これまでの出来事を少し思い返してみるか・・・”

          219“特別な探し物のオーダーもわかり、ホテルの捜査はこれからだが”

          220“今夜の仕事は出だしからなんだかいつもと様子が違う気がする”

          221“それは、こんなところで3年前に足を洗ったというルイスに再会したせいか”

          222“それとも俺と同じ名前の男の話を聞いたからなのか”

          223“いや、フロントで会ったあの不思議な若い女のせいなのかもしれない”

          224“・・・ブラッドリー 今日はやけにおまえのことを思い出す”

          225“そして、もしかしたら 今夜こそ、ここでおまえの行方の手掛かりが”

          226“何かつかめるようなそんな予感がしている”

          227“今夜は長くなりそうだ・・・”

最終更新:2014年07月03日 18:52