北極圏
LT重要度 :★★☆☆☆
TD脅威度 :★★★☆☆
SPG重要度:★★★★☆
ver8.7
マップ概要
南東の狭い山沿いの力押しと北西の幅広の道の二つの前線、そして両軍が見張る中央の三つの前線から成るマップ。
余談ですが、数少ない冬季迷彩が適用されるマップです。
大まかな試合展開は、主力の重戦車や重駆逐の半分~七割程度を南東H8・G9・F9に送り込み、ここを抑え込みます。
その間、残りの戦力による北側のC1・B2・B3の攻防があります。
敵の引き込みを予測して、これらの配置を逆転させ、北西を一気に崩すというパターンもあります。
北側や南東に対する回り込みとして、E8-G8の迂回路とD4付近の開けた通りがあります。
ここは移動の自由こそあるものの、遮蔽物や茂みが少なく、両軍がF4・B5・B7あるいはD7から見張っている為、奇策になりがち。
では南東から順に説明していきましょう。
この通りは見ての通り、F9-G9間のただひとつの石ころしかないガチンコ対決レーン……のように見えます。
一見するとただの殴り合いに見えるが……
実はこのレーンには
山沿いと外周側に稜線が点在しており、ハルダウンの名所でもあります。
なので、
実際には車両の数や車種以外にもポジショニングと、それに付き合うor付き合わないの判断で勝敗が決まります。
実はお互いハルダウン気味になり、なかなか抜けない膠着戦場。
東側のチームは外周を通って突出した敵を包囲しやすい。
こんな感じや……
こんな感じで敵の的を逸らす!こっちを向けェーい!
相手が引き篭もった場合はここまで押せる。一見するとボロクソなポジショニングですが……
実はハルダウン成立!オラッ!抜いてみろオラッ!
また、このレーンで注意しないといけないことは、両軍のベースからL字になっており、曲がり角を越えると敵自走砲の支援がきます。
つまり、とにかく待って相手を引き込むこと、敵の引き込みを予測して戦力を遊ばせないことが重要となります。
その際、8ラインからの回り込みには注意しましょう。
奇策気味ですが、自軍の見張り(F4・E8付近)がサボってる場合や、ある程度車両が減ってきた後は決まりやすくなります。
山沿いに展開した場合、西側チームの自走砲のほうが若干ではありますが、広く射線を取ることができます。
しかし、敵を引き込みすぎた場合平地気味の戦闘になり、遮蔽物がG7・H7の岩しかなくなる点には注意。
東側チームは敵を引き込んだ場合、F9のきつい勾配が優秀な盾になります。
普段なら貫通しないきつい傾斜装甲も、斜め上方から打ち下ろすことで容易に貫通させることができます。
西側チームが引き込む場合は自走砲の援護を受けやすいことに加え…
ここの岩場を活用できます。
ここも一見ボロクソですが、ハルダウン成立!
Artyがいない場合、南東の戦場を広く使うことができるので超オススメ!
尾根沿いに展開するとどうしても撃ち込めなくて遊兵になってしまいますからね。
Artyがいる場合は砲撃されて死にます……
余談ではありますが、西側Artyがたまーに隠れているポジションがこちら。
北西は幅広い道と点在する茂みや岩を使った攻防になります。
C2の曲がり角での睨み合いになりことが多いですが、
介入する要素が少なく戦車の性能が全てを決してしまいます。
尾根沿いの展開はシンプルながら抜きにくい。理由は南東のSSを見ればわかるはず!
曲がり角にベタ付きすれば自走砲は当たりにくいですが、両軍のベースの直線上にあることは変わりありません。
敵自走砲の砲撃に注意しつつ、細かいフェイントを忘れないように!
この戦線も敵を引き込むことで動きの幅が広がります。
ここで粘るのも確かに強力ですが……味方が下がった場合は取り残されてそのまま死んでしまいがち。
そこで……
西側チームは曲がり角とC1・D1に点在する岩で粘りがちですが、敵を引き込むことでF2付近のなだらかな稜線からの支援や、E3の崖際からの支援を受けることが出来ます。これらのポイントはE3、D4からの回り込みの影響を受けにくいので有効です。
援護射撃はお任せください!実はハルダウン成立してるんでこのままトーチカになれる。(一部甘めになるんで各員で練習されたし)
こんな感じで結構地面すれすれから撃ち込むことができることに加え、茂みの隠蔽効果も地味に受けることができる。
E3の崖は防御力はクソそのものですが、攻撃範囲は極めて広い。
東側チームのB4・B5からの狙撃にも注意!
東側チームは
敵を引き込むことでB4・B5の丘の上からの支援を受けることができます。
撃ち下ろしのメリットは言わずもがな、このエリアには岩やトーチカが存在しており、身を隠すにも最適です。
かなり防御力が高い抑えの鉄板。
また東側は快速車両で開幕北西に走り込むことで一つの奇策を取ることができます。
茂みの中にあるのでわかりにくいですが、実はここに登れる斜面があって……
小さな丘の上に登れます。
防御力自体はこちらもクソそのものですが……
北西の稜線沿いに展開しようとする相手の気を引けます。機先を制するものが試合を制するのだ!
両者の反応次第では側面に一発叩きこむことも可能。
中央通り付近は基本的には向かわないようにしましょう。
両軍のF4・B4・B5辺りから確実に発見され、集中砲火を受けてしまいます。
ここを通る場合は、戦闘開始からしばらく経って、
両軍の車両数が減ってからのほうがよいでしょう。
死にたいのかオメェ!?
西チームのF4に関しても説明しておきましょう。
ここは遮蔽物こそないものの、小高い丘をいくらかの茂みで守られた強力なポジションです。
視認距離にもよりますが、カニメガネを使うと
東チームのB4・B5・E8辺りの編成を見ながら削りこむこともできます。
兎角強力なポジションですが、
ここに主力の重戦車や中戦車が固まると確実に負けます。
このエリアには駆逐戦車や視界を取れる軽戦車が1~2両程度いれば十分でしょう。
東側チームは開幕マッハで駆け込むことである程度自由を抑えることができます。
この画像ではかなり前目の茂みですが、実際は高隠蔽車両で山沿いのE8の林から監視するぐらいで十分です。
とにかくリスクが高いので、どうしても仕事のない軽戦車で狙ってみるのがいいかも?
主力中戦車で欲をかいてこんなポジションを取らないように!
まとめると、このマップは
基本は北西、南東の主戦場を制圧するマップ。
力押しだけでなく、引き込んで自走砲や後衛の支援を受けることで有利に立ち回りましょう。
敵の車両数と編成から推理し、中央付近の通りから回り込めそうな時を見計らうこと!
完璧ではないものの、かなり車体を隠せる稜線が点在しているので、上手く活用しましょう!
というマップです。
以上を踏まえてマップ画像
赤丸は主戦場の最前線にあたる場所です。無理に押し込むより後述の青丸地点からの支援を受けましょう。
青丸地点は最前線から一歩引いた引き込み地点です。視界取りもここに含まれます。
紫丸はそれぞれ三点の青丸に監視される中央通りです。ここを使うのは試合終盤!
緑丸はArtyが構えている地点です。西側の場合は稀にK5付近から砲撃している場合があります。
最終更新:2013年09月17日 19:38