このページは?
ここではWoTの始め方について説明していきます。
とはいえ、アカウントの作成やクライアントのダウンロードは他所でも説明されているので触れません。
「ゲームを起動した後」のことについてのページとなります。
ゲームを起動した
はい、目の前にログイン画面が広がっているはずです。
基本的には他のゲームと同じく、登録したアドレスとパスワードを打ち込むだけです。
USサーバーの場合は、ここでUS WestとUS Eastを選択することになります。
ゲーム内容やイベントに関する違いはありません。
人口的にはEast>>>Westとなるので、Eastのほうがマッチングに困ることはないでしょう。
Westでも試合は組まれますが、同じような面子になったり、低Tierだと稀に定員割れの状態になったりします。
Ping的にはWest>>>Eastです。Westは西海岸に設置されているので、距離が近くPingは100~150程度です。
Eastの場合はPingが200前後となります。とはいえこのゲームはさほどPingの違いを感じません。
ログインした後でも一度ログアウトすれば変更できるので、極論ではどちらでもいいです。
友達と一緒にプレイする場合は各々で合わせておきましょう。
ログインした
はい、目の前にオンボロの車庫とちんまい戦車が広がっているはずです。
※ちなみにこれは管理人の愛国精神に溢れるガレージ。内装が違うのはスタンダートアカウントかプレミアムアカウントかの違いです。
画面の下のほうに戦車のリストがありますが、それが貴方が今所有している戦車のリストです。
初めてログインした際に、ソ連・ドイツ・アメリカ・フランス・中国の5台の軽戦車と、イギリスの1台の中戦車が貰えます。
これらの戦車は修理費がかからず、一部弾薬も無料となります。ハマリ防止のためです。
どの戦車が強いか、どの国が強いかに関しては
日本語wikiへどうぞ。
もし自分の好きな戦車や好きな国があれば、その国のルートを進めるのがいいでしょう。
とはいえ、戦車の知識がまったくのゼロの方もいるはずなので、大まかな国籍毎の説明を。
車両別、車種別にある程度の違いはあるため、大まかな説明です。
取り回しが悪いが高威力の砲と、近代的な傾斜装甲に重きを置いた国です。
車体性能は軽重の差がハッキリとわかれており、傾斜装甲を使った弾きが強力です。
また、初心者のうちは違いがわかりにくいですが、隠蔽率や車両の投影面積でも他国の追随を許しません。
全体的に扱いやすく、強力な車両が多いため初心者から上級者全てにオススメできます。第二TDルート以外。
【代表的車両】T-34(Tier5MT)
KV-1(Tier5HT) IS-3(Tier8HT) ISU-152(Tier8TD) T-54(Tier9MT)...
精度に優れた長距離戦向けな砲と、実装甲圧に重きを置いた国です。
ですがver8.6以降、収束しきった状態の射撃がレティクル中央に寄るようになったため、いまいち長所がありません。
車体性能は中Tierを越えたあたりから全体的に大型化しはじめ、他国に比べると装甲厚で勝るものの貧弱な傾斜のため防御力を発揮できる場面が難しいです。
加えて、中Tierは車体前面下部に大型のエンジントランスミッションを備え、そこを撃たれることで炎上しやすいです。
また、隠蔽率や投影面積、砲の可動範囲や旋回速度の点で取り回しは悪い方です。
とはいえ、低~中Tierまではバランスが良く、扱いやすい車両が多いです。
この国は兎角人気がありますが、中~上級者向けの難しい国、誤解を招く言い方をすれば他国に劣る部分が多いです。
どうしてもこのツリーを進める場合は、辛くなった時に他国の戦車を触ってみましょう。
【代表的車両】Hetzer(Tier4TD) Pz.IV(Tier5MT) StuG III(Tier5TD) Tiger II(Tier8HT) E-75(Tier9HT)...
極めて平凡な性能ですが、可動範囲や視界に重きを置いた国です。
この国の戦車の大半が優秀な俯角(砲の下方向稼働範囲)をもっており、地形適応能力が高いです。
中Tierからは、砲塔の正面装甲厚と防盾を活かした「ハルダウン」というテクニックが必須となっていきます。
その分、車体の防御力は他国に比べると今ひとつと言わざるをえません。
そのため、マップ理解力=防御力=攻撃力となります。
こう見ると中級者以上向けな気がしてきますが、逆に地形を利用した戦い方を覚えることができます。
とにかく扱いやすさに長けた国なので初心者にこそ進めて欲しい国です。
【代表的車両】M4(Tier5MT) Hellcat(Tier6TD) T29(Tier7HT) T69(Tier8MT) T57HT(Tier10HT)...
この国の戦車は世代毎、車種毎に大きく特徴が異なります。
強いて特徴を挙げるとすらば、中Tierの巡航戦車ルート以外は基本的に鈍重です。
その分砲性能がよく、威力は低いものの連射力と貫通力に優れた砲が多いです。
アメリカに次ぐ砲の取り回しの良さがあるので、この国も地形適応能力が高めと言えるでしょう。
バランスは良いほうですが、低Tierでの紙装甲や、重戦車・駆逐戦車ルートの劣悪な機動力がネックとなります。
【代表的車両】Churchill(Tier5HT)
AT 2(Tier5TD) Cromwell(Tier6MT) Centurion(Tier8MT)...
この国は他国に比べ、変わった要素が多いのが特徴です。
低Tierの内は鈍重車両や紙装甲車両が多く、強力な砲性能を活かすのが難しい車両が多いです。
主戦力たる中戦車はなんとTier9まで無く、低Tierでは軽戦車という名の鈍重車両ばかり。(その分装甲は優秀ですが…)
ですが、開発が進むにつれ、自動装填装置(Auto Loader、通称リボルバー)を持つようになり、優秀な火力を発揮します。
低Tierの内はなにかと苦しいことが多い大器晩成の国と言えるでしょう。
特別な理由がなければ、はじめの一歩として触るのは正直おすすめできません。
被弾を抑える立ち回りや、防御のテクニックを身につけてから乗ると良さを引き出しやすいでしょう。
【代表的車両】AMX 40(Tier4アイドル) AMX 50 100(Tier8HT) Foch(Tier9TD) B-C 25t(Tier10MT)...
この国は戦車ありません。
全部他国の鹵獲車両かデッドコピーです。
強いて言えば、中Tier以降はソ連車両に更に大型砲を搭載したものになります。コミュニスト仲間ですね。
このツリーを進めるのであれば、軽・中戦車ルートをおすすめします。
最終Tierにおいて、その大型砲主義が極まりすぎて重戦車が同国中戦車に若干喰われているため。
【代表的車両】Chi-ha(Tier3LT) IS-2(Tier7HT)
Type59(Tier8糞野郎)...
最終的にどれを選ぶかは貴方の好みとセンスですが、特に好みがなければソ連かアメリカをオススメします。
代表的な車両を追記しましたが、これは知名度や強さなど選考基準は曖昧です。
戦車とか国とか決めた
はい、では戦闘に出かける……前に準備をしましょう。
まずは基本操作を確認してください。ここでは省きますので、in-gameのヘルプを見るか、日本語Wikiへどうぞ。
意外と重要なのは「Xキーのパーキングブレーキ」と「スペースキーの急停止」(これはSキーちょん押しでも制御可能)
Xキーのパーキングブレーキは砲塔を持たない自走砲や駆逐戦車で、不意な旋回による隠蔽率の低下やカモネットの解除を防ぐために使います。また、砲の向きを固定しながらカメラを動かすときは右ドラッグを行いますが、その際に操作ミスのないように保険として押すのも良いでしょう。
スペースキーの急停止は主に軽戦車や中戦車で機動戦を行う際、敵戦車の側面や背面をとった場合に行進間射撃ではなく、短時間の停止射撃を行う場合に使います。注意点として、スペースキーによる制動は、Wキーの移動やオートランを使っている際に挟むと、射撃終了後にそれまで入力してキーの移動を行います。急な再動で転落死などしないように注意。
では基本操作を覚えたところでガレージ内左上のチュートリアルを選択しましょう。(ここにガレージ内左上の画像)
このチュートリアルは実戦を完璧にサポートするものではありませんが、「戦車を動かす」ということについての理解が深まるはずです。何事も0よりも1の状態から始めたほうが飲み込みはいいものですよ。
チュートリアルは完遂すると一度だけ僅かなクレジットとフリー経験値をもらうことができます。
また、WoTではプレイヤー一人の状態でプラクティスやAI戦を行うことができません。そのため、チュートリアルは画質や音量の調整にも使われます。
余談を挟みますが、オプション内のダイナミックカメラと植生画質は切っておきましょう。
前者はカメラの揺れが大きくなり雰囲気がよくなりますが、悪路での機動戦や被弾時射撃時に著しい視界悪化を招きます。
後者は好みの問題ですが、ハルダウンをしながらスコープを覗いた際に、生えている草が邪魔になります。死体に隠れた的や建物の窓から覗きこんでいる敵を狙う際は狙いやすさも重要なので、こだわりがなければオフにしておきましょう。
また植生画質は木々やブッシュの見え方を変更するものではないので、オフにしても茂みに隠れる際に妨げになりません。
基本操作と環境設定を終えたら、次は戦車のセットアップに入ります。
手持ちの戦車を選択し、中央右下の「修理・補給」を選択してください。補給用の画面が表示されます。
ここでは主に「自動補給の設定」「砲弾の搭載」と「消耗品の搭載」を行います。
基本にしてとても重要なことですが、まず最初に自動修理と自動補給の項にチェックを入れてください。
これは以降手に入れる戦車全てに必ず行いましょう。
これにより戦闘終了後にクレジットを使い、戦車の修理と砲弾の補充が行われます。
次に搭載弾薬の配分を行います。
一部例外がありますが、このゲームでは基本的にAP弾・HE弾・APCR弾・HEAT弾・HESH弾の四つを扱います。
この中の後者3つは所謂「課金弾」(通称金弾 金玉)と呼ばれるもので、ゴールドか通常弾と比べ高額のクレジットを使います。それぞれAP弾やHE弾の上位互換とも言える性能で、搭載すればやはり有利にはなりますが、今は気にする必要はありません。
砲弾の解説は別項目で行う予定です。
とりあえずはAP弾10の割合で搭載すればいいでしょう。HE弾は低Tierの小口径砲ではあまり効果がありません。
操作も覚えた 戦車も決めた そろそろ実戦行きたいんですけど
はい、では実戦に向かいましょう。ここからは敵は待ってくれません。
全ての項目に共通しますが「実戦では基本の立ち回りや定石のポジションはあるものの、全ては経験則とアドリブの連続」です。
つまり、教わったことが必ずしも起きるとは限りませんし、教わってない自体にも対応しなくてはいけません。
まぁ、不安を煽るような書き方になりましたが、これから貴方が行く戦場は「基本的にはみんな初心者」のTier1(Tier2)戦場です。敵も味方も、乗員育成や装備開発も終わっておらず、拡張パーツや課金弾が飛ぶことも少ない戦場です。
気負いせずにどんどん参加していきましょう!
画面中央上部にある「戦闘参加」の部分をクリックすると、待ち時間もわずかにすぐに戦場に放り込まれます。
実戦にきたけどなにすればいいの
はい、ではこのゲームの勝ち方をば。
「敵チームを全滅させる」か「敵拠点を占領する」ことだけです。とてもシンプルですね。
では試合開始前の準備時間の内にTabキーを押してみましょう。これにより、敵味方のチーム構成を確認することができます。XVMというmodを入れると、加えて各プレイヤーの勝率やレート等もチェックすることができ大変有用ですが、この項目では触れません。
敵味方のプレイヤー名と乗っている車両が表示されますが、いまいちわからない車両アイコンと知らない車輌名が並んでいるはずです。なんじゃこらわかんねーって思うかもしれません。でもWoTをプレイしている内に車両は覚えられるようになるので大丈夫!
とりあえず今のところは「Tiertopがいくつか」「Tiertopが何台か」「各車種が何台か」をチェックしましょう。
と言っても今はTier1試合なので、Tiertopもクソも全員Tier1で全員LT(英国人だけMT)です。
少しプレイしていく内にTier2以降の戦車が参戦し、車種もLT・MT・HT・TD・SPGと分かれていきます。
もう少し詳しく知りたい、活用したいという方は
各車種の特徴と役割と
マッチングリストの見方へどうぞ
戦闘がはじまったぞ
はい、では奴らを教育してやりましょう。
このゲームは細かいテクニックの連続が生存力は攻撃力を高めていきます。
ですが今のところは
- 茂みや物陰に隠れる
- 敵を発見して、情報を共有する
- 敵を攻撃する
- 攻撃したら物陰に隠れる
これら四つの基本を意識しましょう。
WoTでは他のFPSやTPSのように、カメラを向ければ敵がいるわけではありません。
それぞれの車両に「視界」と「隠蔽率」という数値があり、「視界-隠蔽率」の距離に相手が入るとその車両を発見することができます。
(この計算は実際はもっと複雑なものとなります。ここではあくまでイメージとして覚えてください)
つまりどれだけ貴方が遠くを見れていようと、「自車の視界が短く」「敵車の隠蔽率が高い」場合、敵は透明になってしまいます……
さて、少し脱線しました。
前述の四つの基本をそれぞれ説明します。
・茂みや物陰に隠れる
先に説明した通り、このゲームには隠蔽率という数値があります。
この数値は敵車に対して自車がどれだけ見えにくいか、というものを表す数値です。
軽戦車や駆逐戦車等の、偵察や待伏が得意な車両はこの数値が高い傾向があります。
とはいえ、車両そのものが持っている隠蔽率だけでは、各車に依りますが、敵の視界に対して50~100m程度の減衰効果しかありません。つまり視界350mの車両に対して、300mや250mで発見されてしまいます。
そこで、「茂みを使って隠蔽率をブースト」します。
まず、フィールド上に点在する茂みの中に自車を隠しましょう。やり方は「敵車が向かってくるであろう方向」に対して「自車を全て隠すように茂みを挟む」だけです。当然、茂みからはみ出した自車の砲塔や後部に視線が通った場合はその時点で一切の隠蔽効果を得ることができません。(車両のビューポイントに関しては別項にて)
イメージとしては自車と敵車の間に一本の線を引き、その間に茂みを挟むようにしましょう。
画像では敵車が来るであろう北方面~北西方面に対して、茂みを置くようにしています。
これにより貴方の車両は茂みの隠蔽効果を得て、発見されにくくなりました。先の例で言えば、300mや200mで発見されていた車両が概ね100mぐらいまでは隠れられるでしょう。(詳しい視界と隠蔽のメカニズムは別項にて)
茂みによって視界が薄められているイメージを持つと良いでしょう。
物陰に隠れるのも身を隠すには有効です。
当然ながら、視界は曲がり角の先や稜線の向こうを貫通して見ることはできません。
そういった場所に隠れていれば、隠蔽率に関係なくそもそも視界が通らないので発見されることはありません。
とはいえこちらからの視界も当然通らないので、相手を引き込む時にしか使えませんが……
また、例外的に「50m以内では隠蔽率、遮蔽物に関係なく全ての敵を発見できる」ということを覚えておきましょう。
きっとエンジンの駆動音的なものを聴いて発見しているのでしょう……
・敵を発見して、情報を共有する
一つ前の「隠れる」ということに関しては大体理解できたでしょうか。
さて、隠れているだけでは試合は進みません。次は「隠れながら敵を発見」しましょう。
「茂みが視界を薄める」というイメージを覚えていますか?
先の説明の補足になりますが、茂みは隠れている貴方の視界も薄めてしまいます……
「じゃあ茂みに隠れてたら結局敵は発見できないんじゃない?」という疑問をもった貴方。
実は茂みの隠蔽効果には例外があります。
それは「自車の周囲15m以内の茂み」は「自車に隠蔽効果を与える」が「自車の視界を遮らない」のです。
では、スナイパーモードにしたまま戦車を操作し、茂みの手前にスッポリ入ってみましょう。
今まで濃い色で視界を遮っていた茂みが半透明になり、奥が見えるようになったはずです。
↑の画像では茂みの15m手前に構えています。
隠蔽効果はありますが、視界は通っていません。なんも見えねぇ!
跡部王国!
スケスケになって視界がクリアになりました。でも隠蔽効果は残ってます!
これを活かし、前線付近の茂みに入り込み、最前線にクリアな視界を維持しましょう。
敵の隠蔽率が低い場合や、前線の押し上げ(通称:push)を行うために前に出てきた場場合に発見することができます。
赤く縁取られた敵車が見えましたか?グッド!さぁ攻撃……と言いたいところですがもう一つだけ覚えておいてください。
このゲームには無線範囲というステータスがあります。
この数値は、「味方と通信し、発見した敵車の情報」を受けられる距離です。
つまり、貴方の近くに人がいればその人もまた貴方が発見した車両を見ることができます。
この「隠れながら敵車を発見し、味方の支援を受ける」ことを専門にした役割を「スカウト(Scout)」と言います。
貴方もいずれこなすことになるので覚えておいてください。
ちなみに後々この「敵車の情報を味方に与える」ということが重要になるので、テストに出ますよ……
・敵を攻撃する
オーケイ!それでは発見したor味方が発見してくれた敵車を攻撃しましょう!
狙いのつけ方は個人の差があるので、ここではあくまでも管理人のやり方を。
まずは自車を静止させ、TPSモードで敵車両の大まかな位置に狙いをつけましょう。
この時「TPSモードではカメラがやや上方にあるため、実際の砲が見ている視点」とは若干異なることに注意してください。
次に、Shiftキーを押してスナイパーモードに入ります。さっきよりもズームインされて敵車が狙いやすくなったはずです。
野郎!ぶっ殺してやらぁ!
さぁ目標をセンターに入れてクリック!……したいところですがもうちょっとだけ待ちましょう。
このゲームでは砲撃の際に、絞り込みの時間が存在します。
自車を静止させ狙いを定めた後、レティクルの外周円が縮まってくるのがわかるはずです。
砲撃は「レティクルの円の中に飛び、絞り込めば絞り込むほど中央に正規分布になる」のです。
つまり、「絞った弾は中央付近に飛びやすく」「絞らない弾は外周のどっかにすっ飛んでくことが多い」ということです。
落ち着いてやれば勝てたはずだ。
このゲームでは戦車の装甲厚に攻撃が阻まれた場合、跳弾して一切ダメージを与えることができません。
砲弾で敵車両の装甲を貫通して、初めてダメージを与えることができます。
では絞り込んでいる間にもう一つ役に立つ豆知識を。
敵車に狙いをつけた後にレティクルの中心部の見ると、色が変化していることがわかるはずです。
これは「自車の貫徹力」に対して「狙っている部分の装甲厚」がどの程度か、を表す色です。
緑の場合は貫通が見込め、赤みがかかると貫徹力不足となります。
「じゃあ緑のところ撃ちまくってやるぜ!」はい、6割正解です。
この色はあくまでもスペック上での指針であり、「砲撃の距離減衰」や「避弾経始による見せかけの装甲厚」を加味していません。
距離減衰や避弾経始に関してはいつか別項にて説明します。
さぁ、絞り込んで敵車の柔らかそうなところを狙って……情け無用ファイヤー!
……貫通しましたか?敵車両の上に数字がポコッと表示されたら貫通しダメージを与えたということになります。
威力はばらつきがあるものの、貫通さえすればスペック上のダメージを与えられます。これに関しては減衰はありません。
……弾かれてしまいましたか?それは……気の毒に……
貫通しなかった場合は「(HE,HESH以外)完全に0ダメージ」です。経験値のボーナスもありません。
HE弾やHESH弾は非貫通時に爆風が発生し、表記ダメージの一部を与えることができます。(敵の装甲厚により減衰します)
詳しくは日本語WikiやBattle Mechanicsにてどうぞ。
•攻撃したら物陰に隠れる
攻撃結果に一喜一憂している場合ではありませんよ。攻撃し終えたらすぐに近くの物陰に身を隠しましょう。
「茂みの中から攻撃してるんだから、逃げる必要ないんじゃない?」という貴方。勘はいいですが、間違いです。
先ほど隠蔽率の説明をしましたが、隠蔽率には停車時・移動時・発砲補正という三つの段階があります。
詳しい説明は別項にて説明しますが、大雑把にいうと「止まっているときほど隠蔽が高く、発砲すると著しく低くなる」のです。
茂みに戦車隠してる時点で無茶なのに、中から大砲撃ったらそりゃバレますね。
敵チームからの反撃がない場合や、敵車を倒しきりたい場合は下がらずに攻撃を続けるのも手ですが、ケース・バイ・ケースということで……
ということで下がりましょう!
この時、「茂みに隠れるよりも、物陰や稜線に入って敵の反撃の射線を切る」ことが重要です。
茂みの中に入ってジッとしていれば再び隠れることも可能ですが、敵の視界範囲から逃れた瞬間に透明になるわけではないので、短時間ですが敵から撃たれっぱなしになってしまいます。自車が耐えられる場合は有効ですが、今は置いておきましょう。
この「短時間ですが~」の部分については別項にてもう少し詳しく説明する予定です。
物陰に隠れてリロードが終わった場合は「敵を攻撃する」の項目まで戻りましょう。
敵に撃たれた
敵を撃ちにきているのです、そりゃ敵だって撃ってきますよ!
攻撃の時と同じく、敵の砲弾が自車の装甲を貫通した場合ダメージを受けます。
この時、画面が赤くフラッシュするので、敵車両に撃たれた際に焦らないように……
画面左下の車両画像のHPの部分がモリモリ減っていき、0になったら機能停止……つまりヤラレチャッタということです。
車両画像の左右に部品の画像がありますね。
これらは貴方の車両の部品、モジュールの状態を表わしています。
装甲を貫通され車両がダメージを受けた場合、その貫通弾が車内の部品を傷つけることがあります……
(装甲が貫通し、貫通弾が配置されたモジュールを通過した際に20%の確率でダメージが入ります)
部品が半壊した場合は損傷状態となり、該当部品が黄色く表示され、この状態ではそれらの能力が半減します。
部品が全壊した場合は破壊状態となり、該当部品が赤く表示され、この状態では部品の機能が完全に停止します!
完全に破壊され真っ赤になっても焦らないでください……時間が経てば戦車の妖精さんが勝手に「損傷状態まで」直してくれます。
これらの部品を新品同様に戻す場合、消耗品の修理キットの類が必要になります。
以下各モジュールの損傷・破壊ペナルティ
エンジン:損傷状態では出力が半減し、速度が低下する。破壊状態ではエンジンが作動せず移動不能。
弾薬庫:損傷状態ではリロード速度が低下する。破壊された場合、誘爆し残HPに関係なく即死。
主砲:損傷状態では精度・命中率が低下する。破壊された場合は攻撃不能。
砲塔:損傷状態では砲塔旋回速度が低下する。破壊された場合は砲塔旋回不能。
履帯:損傷状態では履帯性能全体がやや低下。破壊された場合は移動不能。
視認装置:損傷状態では視認距離が半減。破壊された場合は視認距離0。(50m以内の敵や無線を通じて情報を受けた敵は表示)
無線:損傷状態では通信距離が半減。破壊された場合は通信距離0。(自分の視界で発見した敵車両は見える)
燃料槽:損傷状態のペナルティ無し。破壊された場合は車両が炎上し、他モジュールとHPに持続ダメージ。
左下の更に下の方にハンドルやら双眼鏡のマークが並んでいますね。
それらは貴方の車両の乗員の状態を表わしています。
前述のモジュールと同じく、乗員もまた負傷し、能力低下のペナルティがあるので注意!
治す場合は消耗品の医療キットの類が必要になります。
以下乗員の負傷ペナルティ
車長:負傷した場合、全乗員の能力が(プライマリスキルの数値で)5~10%程度低下し、視認距離が低下する。
操縦手:負傷した場合、車両の機動性が大きく低下する。
砲手:負傷した場合、砲の絞り込み・精度が低下する。
装填手:負傷した場合、リロード速度が低下する。
無線手:負傷した場合、通信距離が低下する。
優先度は砲手=装填手=>操縦手>車長>無線手といったところ。
戦況により変わりますが、砲手と装填手の負傷はダメージレースに大きく響いていきます。
撃ち合いが終わった
では味方と協力して敵チームが全滅するまで続けましょう。
隠れている敵が見つけられない場合や、敵の主力が遠くにいる場合は敵拠点を占領するのも手です。(通称cap)
マップ上の「旗のマーク」の場所にある拠点に「白い円」が存在します。
この中に入ると占領ゲージ溜まり始めると同時に、敵味方全員に占領ゲージが見えます。
このゲージが100になると占領完了となり、敵味方の残り車両数に関係なく勝利(敗北)となります。
占領ゲージはダメージやモジュール破壊を受けるか、円の外に出るとそれまで持っていた占領ゲージを失います。
ゲージの進行速度は円の中にいる戦車が増える毎に加速していき、3両で最高速となります。
敵からの妨害もあるので一概には言えませんが「3両以上のcapは基本的に車両数の無駄遣い」です。
死んだ
御冥福を御祈りします。
気を取り直して、Escキーからガレージに戻りましょう。
試合を最後まで観戦して勉強するのも、マッハでガレージに帰るのも経験値やお金に差はありません。
初陣が終わった
お疲れ様でした!
どうでしょう、難しかったですか?それとも楽しかったですか?
ランキングを見て悔しいと思えた貴方は根っからのゲーマーですね。
ともあれ、これで貴方はクレジット(お金)と経験値を貰えました。
これらを使い車両の装備を開発したり、新しい車両を買うことができます。
開発したい
はい、貴方の頑張りがどの程度であったかはわかりませんが、大なり小なり経験値が貯まったはず。
ではガレージ内で車両を選択し、右上の研究ボタンをクリックしてください。
ツリー上の画面が表示され、上から順に主砲・砲塔・無線・エンジン・履帯となっております。
画面左側の貴方の車両の右上の方にある数字が、その車両で稼いだ経験値の量です。
(
画面右上の☆マークの数値はフリー経験値、稼いだ経験値の約5%が加算され、好きな車両で使うことが出来ます)
未研究のモジュールのアイコンの下の方に☆がついた数値
(画像では緑丸)があるはずです。
それが「そのモジュールを開発するために必要な経験値」です。なにか研究してみましょう。
次に経験値の部分がオレンジ枠の数字になったはず、これは「開発したモジュールを買うために必要なお金
(画像では橙丸)」です。
モジュールをそれぞれマウスオーバーして必要なものを開発・購入し、戦車を強化していきましょう!
モジュールから線が続いているものは、前提条件として開発しないと、発展形が開発できないものです。(画像では1から2の流れ)
ひとしきり開発したら次のTier2の車両へ行きましょう!
ここで一つ注意点……車両の積載量です。
各車両には最大積載量が設定されており、初期装備の履帯では開発した砲が装備できない、ということもあります。
その場合は履帯を開発し積載量を上げるか、強化パーツのトーションバーを装備する必要があります。
ガレージ内右側のステータスをよく見ながら開発していきましょう!
新しい戦車を買いたい
目的の戦車の研究は終わりましたか?
ではモジュールと同じくオレンジ枠の数字の部分をクリックして車両を購入しましょう。
ショップから車両を選択して買うこともできますが、機能の違いはありません。
新しい車両を買おうとすると色々と胡散臭いオプションがズラっと表示されるはず。
基本的にこれらのサービスはあまり必要ありません、ここまで読んでくれた貴方なら戦闘開始前の準備のとこも読んでくれているはず!
オプション画面の下半分、100%/75%/50%の数字が目立っていますね。
これは「新たに購入した車両の乗員を買うかどうか」のオプションです。
乗員はそれぞれ対応した車両があるため、新しく車両を買った場合は当然、新しい乗員が必要となります。
今はお金がないので無料でついてくる50%の乗員に頼らざるを得ませんが、ゆくゆくは最低でも75%を買えるようになりたいですね!
「前の車両がいらないんだけど、その車両の乗員はもうお別れなの?」
そう思った貴方、大変賢いです!
前の車両の乗員でも、対応した車両(適正)を再訓練することによって変更することができます!
これで新たに購入した車両に変更すれば、乗員をそのまま使いまわすこともできます。
では再訓練のやり方をお教えします。
ガレージで前の車両を選択してください。
(前の車両を既に売った場合、解雇していなければ兵舎にいるはず)
左半分に並んでいるおっさんズの顔を右クリックし、詳細を表示しましょう。
この状態で左から二番目のタブ、訓練を選択してください。
車両タイプは特に弄る必要はありませんが、
軽戦車から中戦車・重戦車等のルートに変更したりする場合はここから選択します。
次に車両のところを選択し「乗せ替えたいおニューの戦車の名前」に合わせます。
最後に下半分のところにあるどっかで見たことあるような100%/90%/80%のところを選択します。
この数値は、
現在の乗員の能力の100%/90%/80%の能力で次の車両に変更するということです!
ちなみに、クレジットを払うことで75%の乗員を雇うことができるため、90%コースを選んだ場合、最低でも75%能力の乗員になります。
まとめ
戦闘の始め方と終わった後の開発までを説明しました。
Tier1~3ぐらいまではここのページを見ながら繰り返し、で進めるようには書いたつもりです。
なにかわからないことがありましたら、管理人に念波を送ってください。
僕がインドで修行して、超能力に目覚めたら更新します。
最終更新:2013年09月23日 06:56