ウェストフィールド

ウェストフィールド

LT重要度 :★★★★☆
TD脅威度 :★★★☆☆
SPG重要度:★★★★☆
ver8.7

マップ概要

マップを北西と南東に二分する大きな崖が特徴のマップ。
北西には森林地帯と稜線の合わさったシンプルながらも顔の出しにくい地形が広がっており、隣接するマップ中央には小さい町並みが並ぶ。
南東には障害物が一切無く、南端・東端の森林地帯と稜線だけが身を守る盾となります。
両エリアに挟まれた崖下にはわずかな民家と、中央の町に向けての森林地帯が続く。
崖下からのマップアクセスは最悪なので、とにかく崖上を制圧してから行動の幅を広げましょう。

このマップでは基本的に、重戦車と駆逐戦車は崖上(北西寄り)に配置され、中戦車は両方、軽戦車は崖下(南東寄り)に配置されます。
Jumboや3601H、スパパのような重量級MTは若干初動のポジショニングに手間取ることに留意しておきましょう。

マップの北西の森林・稜線地帯から解説していきます。
このエリアはC1-B4にかけて半月上の大きな小山を挟んでの撃ち合いが展開されます。
外周の1ライン側は稜線が多少なだらかになるものの、あまりにもきつい傾斜の為、どこかしら車体がはみ出がちになります。

このエリアの戦いは味方との相互連携が重要です。(ワイドパークの中央の競り合いが得意な方はそれをイメージしてください。)
両軍のTierも加味して、相手が押してこないであろう場所を予測し、あえてそこに晒しながら他所を撃つのがミソ。
またこのエリアには初期配置の都合、B2・A3とC1・C2の森林地帯に駆逐戦車が潜んでいることが多いです。
不用意に稜線を越えると計算以上のダメージを食らうので、リスクリターンはよく考えましょう。
ここに限ったことではありませんが、きつい稜線を乗り越える場合、車体下部の傾斜を殺して撃ち込まれるのでほぼ確実に貫通されます。
逆に、それらの地点に対して硬い砲塔だけを出して攻撃を誘うことで、カウンタースポットを狙うことも可能です。
北西は両軍共にArtyがよく通る(北側の方が若干稜線裏の相手も撃ちやすい)ので、こまめにスポットすることでかなりの圧を掛けられます。

兎角膠着しやすい戦場なので、常にArtyに気を配りながら、死角を作らないように布陣しましょう。
この前線を無理に動かすぐらいなら、後述の中央の町の戦いにシフトするほうがリスクは少ないでしょう。

ここには俯角がある程度取れる重戦車が向かうのがベター。
あまりここに主力を割きすぎると市街地を抑えきれず、側面攻撃をされるので注意!

という訳で、中央の町の競り合いについて解説しましょう。
ここのエリアには小さい建物が乱立しており、シンプルながらも入り組んだ地形になっています。
性質上Artyは通りにくいので、重戦車や中戦車の上手な顔出しと死角警戒が重要!
町に入るまでの過程は南側のほうが若干早いものの、北側チームはC3・C4付近から、多少の茂みと稜線を使うことができます。
これにより、D3・D4から町に入ろうとする南側チームに先制攻撃をしやすいと言えます。
北側チームの場合は初動の先制攻撃と、稜線の睨み合いを避けて後から町に入る増援を削りこむのが重要です。
南側の場合は初動から一気に町に入り、先制攻撃を回避しつつ敵の侵入を迎撃しましょう。

この町はE6・F6まで続いており、とにかく広く展開することでクロスファイアを狙いやすい環境にすることができます。
崖下に配置された中戦車の一部はF7やG6を経由して、町の競り合いに参加するといいでしょう。

とにかく状況判断力とクロスファイアの読み合いが重要なマップ。
中戦車的な立ち回りが求められるので、練習あるのみ!

町を南北に分けるように通る小道の周辺にある石垣には注意しましょう。
視界は通るもののちょうど車体を隠してしまうぐらいの高さがあり、敵の側面に先制攻撃する際に失敗し、警戒されてしまいます。
自車が連射重視の車両の場合は、先にある程度壊してしまうのもアリ!

もしもこのエリアを完全に制圧された場合、北西は側面攻撃を受け、南にも視界が広がってしまい、確実に負けます。
崖上に配置された主力の戦車の半数か、それ以上を送り込んでもいいでしょう。

南東エリアに目を向けてみましょう。
このエリアはKラインと0ラインにやや広めの森林地帯があるものの、頼れる障害物はなにもありません。
ここでは隠蔽率と視認距離が特に重要となり、被発見=即大破に繋がりがち。
なだらかな稜線と組み合わせて、上手く身を隠しましょう。
ここには無理に戦力を送り込まず、敵の中戦車を止められるぐらいがいればいいでしょう。
北側チームは基本的にE0、機動力次第でG0・H0辺りまで偵察できます。
南側の場合はマップの支配率はやや低く、J6・K6辺りが限界でしょう。

ここではとにかく敵を引き込み、発見することが重要です。
中央の町からはみ出した敵を撃てる場合は積極的に支援していきたいところですが、発砲補正によるカウンタースポットには注意!

G7-8・H7-8の民家や、G6周辺から浸透してくる軽戦車・中戦車を撃ち漏らさないにしましょう。
崖下のエリアもややなだらかな斜面や民家が点在している為、一度撃ち漏らすとそのまま自軍自走砲まで走られてしまいます。

北側チームの高いマップ支配率に対向する為に、南側ではあえて南端を薄くし、早期にG7の茂みを取り0ラインを監視するのも有効。
とはいえ、中央の町に向けて登坂する中戦車に発見されやすいので、ここは駆け引きと第六感が重要!
幸い下り坂を背負う形となるので、発見されても逃げおおせることは多いでしょう。

まとめると、このマップは

とにかく崖上を殲滅し、マップの支配率を高くすることが重要。

北西の稜線は味方との相互支援で心理の壁を上手く構築し、ハルダウンをより強固にしましょう。

中央の市街地を制圧することで、北西にも南東にも展開できます。

南東はあくまでも抑えで、慎重な視界取りを心掛けましょう。

というマップです。

以上を踏まえてマップ画像


赤丸は勝敗を決する主戦場と、そのアクセスです。
青丸は南東抑えの定石です。
紫丸は主に駆逐戦車が潜んでいるポジション、稜線を乗り越えると確実に撃ち込まれます。
緑丸はいつも通りのArtyポジション。北側のほうが斜めに北西を撃てるので、若干範囲が広いです。
最終更新:2013年09月04日 16:41
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