ウィルデン・ライトフット
名前:Wilden Lightfoot
デビュー:『
2分の1の魔法』(2020年)
概要
若い頃はあまり自信がなかったが、成長するにつれて大胆で気さくな性格になった。
ウィロウデール大学の友人
ガクストンからは紫色の派手な靴下が印象的だったと語られている。卒業後は会計士として働く。
その後ローレルと出会い、交際を経て結婚。最初の息子バーリーが生まれた。その数年後、ローレルが二人目の息子イアンを妊娠している間に、ウィルは突然の病に倒れる。結局ウィルはイアンに会うことなくこの世を去ってしまうが、生前に復活の呪文を見つけ出し、二人の息子が16歳を過ぎたときに、自分を一日だけ蘇らせることができるようにと、ローレルに
魔法の杖を託した。
劇中では呪文は途中で途切れてしまい、下半身のみの姿で
不死鳥の石を探す冒険に同行する。
エピソード
ウィロウデール大学を卒業し会計士と働くウィルデン・ライトフット(ウィル)は
ローレルと結婚し、長男
バーリー*をもうけた。ローレルが第二子の
イアン・ライトフットを妊娠中、ウィルは重い病にかかってしまい生まれてくるイアンに会えることなく亡くなってしまう。ウィルは生前、ローレルに二人の息子への手紙と
魔法の杖と
不死鳥の石を託し、イアンが16歳になったら二人に渡すように頼んでいた。
イアンが16歳になり手紙と杖と石は兄弟に渡された。バーリーはウィルの手紙を読み、彼を一日だけ蘇らせる復活の呪文に挑戦するがうまくいかなかった。イアンがダメ元で試してみるとウィルの下半身のみが復活した。呪文が解けるまでの間にもう一度呪文に挑戦するため、イアンとバーリーは代わりの不死鳥の石を探すためにウィルの下半身とともに、
グウィネヴィアに乗って石の在処を求めて
マンティコアの酒場へと旅に出た。
冒険者たちが集う酒場は時代の変遷により、マンティコアの
コーリーが経営するファミリーレストランとなっていた。コーリーは冒険よりも生活のためにレストランの経営を優先させていたが、イアンの口車に乗せられて炎を吐いて大暴れする。地図は燃えてしまったが、混乱に乗じて脱出したイアンたちは子供向けメニューの地図に記された「
カラス岳」が次の目的地であることを察する。
グウィネヴィアがガス欠を起こし、イアンがガソリンタンクを中身ごと巨大化させようとするが、バーリーがしゃしゃり出たために失敗しバーリーが縮小してしまう。
イアン、バーリー、ウィルは山へ向かう途中、警察や
ピクシー・ダスターズから辛くも逃れる。
スペクターに尋問され、バーリーを厄介者だと思っていることがバレる。ブロンコに追いつかれて帰宅するよう命じられるが、イアンは従うふりをして突然車を発進させ、激しいカーチェイスが繰り広げられる。バーリーはグウィネヴィアを犠牲にして土砂崩れを引き起こし、追っ手を振り払う。
カラスの像を辿り洞窟へ到着した二人。バーリーはかつてウィルの死に際に怖くて最後の別れを言えなかったことを告白する。彼らは次々と現れる危険な罠を回避しながら進み洞窟を抜けるが、たどり着いたのはイアンの高校の前だった。バーリーの提案した冒険が無駄だったことに激怒したイアンはバーリーをダメな兄貴と罵倒し、ウィルとともに去ってしまう。制限時間が迫る中、イアンは「父と一緒にやりたかったことリスト」を見返し、父を亡くしてからこれまでずっと自分を支えてくれたのはバーリーだったことに気づく。
諦めきれないバーリーは町の歴史的な噴水から不死鳥の石を発見するが、同時に呪いを解き放ってしまう。高校の建物や周囲の岩石が集まって形成された
呪いのドラゴンが出現し、不死鳥の石を奪おうとする。そこへローレルとコーリーが到着し、ドラゴンの呪いを妨害する。イアンはウィルの上半身を復活させると、父と再会するわずかな機会をバーリーに譲り、ローレルと協力してドラゴンを撃破。バーリーは父との最後の時間を過ごし、ウィルはイアンに「父さんはお前を誇りに思っていた」と伝えて二人は抱き合う。そして時間になり、完成した呪文によって束の間の復活を果たしたウィルは消滅した。
登場作品
2020年代
声
最終更新:2025年03月20日 00:41