frame_decoration

ターラン

名前:Taran
デビュー:『コルドロン』(1985年)

概要

プリデインに住む少年。ドルベンの弟子で、ブタのヘン・ウェンの世話をしている。ブタの世話をするだけの毎日に嫌気がさしており、冒険や戦いをしたがっている無鉄砲な若者として描かれている。

ターランは冒険の途中でエロウィー姫やフルーダーガーギらと出会い、成長していく。

エピソード

コルドロン

プリデインドルベンの弟子として働くターランは騎士を夢見る少年だが、豚のヘン・ウェンの世話しかさせてもらえないことに不満を抱いていた。ある日、ケアー・ドルベンでヘン・ウェンが取り乱し始め、異変を察知したドルベンがヘン・ウェンを小屋に入れる。ヘン・ウェンは未来を予知して水面に映し出す力を持っていた。ヘン・ウェンの力によって、邪悪な王ホーンド・キングが死者を操る力を持つブラック・コルドロンを手にするためヘン・ウェンを悪用しようとしていることを突き止めたドルベンは、ターランにヘン・ウェンを守るために彼女を連れて森の奥深くの小屋へ逃げるように命じる。

冒険が始まり調子に乗っていたターランはさっそくヘン・ウェンとはぐれ、毛むくじゃらの生き物ガーギと出会う。ヘン・ウェンの悲鳴を聞きつけたターランは急いで駆けつけるも、ドラゴンにヘン・ウェンを連れ去られてしまう。ターランはガーギを置いて一人ホーンド・キングの城へと向かう。城へ忍び込んだターランは、ヘン・ウェンの命を守るために彼女の魔力でコルドロンの居場所を教えることにする。催促するホーンド・キングに驚いたターランは一瞬の隙を突いてヘン・ウェンを逃がすが、ターランは地下牢に捕まってしまう。

地下牢でターランは同じく捕まったエロウィーに導かれて抜け道を進む。ターランは道中で剣を見つける。同じく牢に捕まった吟遊詩人のフルーダーと出会ったターランは 魔法の剣のおかげでホーンド・キングの部下の足止めに成功する。城から脱出したターラン、エロウィー、フルーダー。そこへ現れたガーギとヘン・ウェンの足跡を追っていった一行は、妖精の住む湖に迷い込む。ターランらはヘン・ウェンを妖精の王アイデルリグに預け、気難しい妖精のドーリの案内で一行はコルドロンのあるモーバを目指す。

ターランは魔法の剣と引き換えにモーバの魔女(オルドゥーオルウェンオルゴ)からコルドロンを受け取る。ターランはコルドロンを破壊してホーンド・キングの悪用を阻止しようとするが、オルドゥーによるとコルドロンは破壊できないという。コルドロンの機能を停止するには、勇気ある者が自らの命と引換えにコルドロンに飛び込まなければならないという。

再びホーンド・キングの部下に捕まったターラン、エロウィー、フルーダーはコルドロンを奪われてしまう。ホーンド・キングは不死身の軍隊を呼び出し、ガーギに助け出されたターランは自分の命と引き換えにコルドロンを封じ込めようとする。ガーギはターランを守るために自らコルドロンへ飛び込み、不死身の軍隊とホーンド・キングをコルドロンに閉じ込める。

ガーギの死を悼むターラン、エロウィー、フルーダーのもとにモーバの魔女が現れる。コルドロンを返してほしいと話すオルドゥーに対し、フルーダーとターランはコルドロンの中のガーギと交換しようと取引を持ちかける。ターランに抱かれたガーギは息を吹き返し、一行は大喜びする。ケアー・ドルベンへと向かう四名の姿を見たドルベン、ドーリ、ヘン・ウェンは彼らの活躍を称えるのであった。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、「星に願いを」を白雪姫ムーランアーシャが歌唱する様子を見守り、新旧ヒロインの共演に立ち会った。

登場作品

1980年代

1985年
コルドロン

1986年
シンデレラ城ミステリーツアー*(カメオ出演) ※東京ディズニーランド
The Black Cauldron*

2020年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月08日 19:00