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白雪姫

名前:Snow White
デビュー:『白雪姫』(1937年)

概要

美しい歌声を持つ心優しいプリンセス。素直な性格で、炭のように黒い髪、血のように赤い唇、雪のように白い肌をもって生まれる。その純粋さから七人のこびとや森の動物たちともすぐに仲良くなる。継母の王妃の召使のような仕事を任されていたこともあり、料理が得意で、仏頂面のおこりんぼを満足させるほど。また、掃除もお手のものである。年齢には最有力の14歳説から12歳説までがある。

ディズニー最初のプリンセスで、ハミルトン・ラスクが作画を担当。後のヒロインであるシンデレラオーロラ姫にも大きな影響を与えている。デザインにはベティ・ブープを担当したことのあるグリム・ナットウィックも関わっており、初期の構想では、おとぎ話のお姫様とハリウッド女優のイメージを共存させたようなものであったため、金髪でデザインされていた。

最終的には女優のマージ・チャンピオン*に演技をしてもらい、それをスケッチしてアニメーションキャラクターへの落としこみが行われた。白雪姫の頭を大きめに設定しようとした時、マージは大きなヘルメットを被って演技をしてもらったが、メットが重すぎて5分と持たなかったという。

1987年6月28日、ハリウッド名声の歩道*にディズニーキャラクター史上2人目となる殿堂入りを果たした。1人目はもちろんミッキーマウスであり、白雪姫の後にはドナルドダックプーティンカー・ベルが続いている。

エピソード

白雪姫

その美貌ゆえに、両親が死んだ時、継母の王妃から恨まれ、命を狙われてしまう。王妃の命令を受けた狩人に彼女を殺すことはできず、森の奥へ逃がされる。そこで七人のこびとと出会い、楽しく暮らし始めるが、魔女に変身した王妃に毒リンゴを食べさせられ、眠ってしまう。そこへ王子が現れ、愛のキスによって目覚めると、城へ向かい、幸せに暮らす。

その他

白雪姫のダンスシーンは、『ロビン・フッド』のヒロイン、マリアンのダンスシーンにリサイクルされている。

ロジャー・ラビット』では、カメオとして魔女を家に迎え入れるシーンが流用されている。クライマックスシーンでも姿を見せている。

アラジン完結編 盗賊王の伝説』のジャスミンや『ガミー・ベアーの冒険*』のカーラなど、オマージュとして白雪姫のドレスを着る女性キャラクターも存在する。

実写映画『フラバー』のウィーボのモニターに白雪姫が映るシーンがある。

ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*』では、ピートの悪巧みによってプルート以外の全員が眠らされてしまった時に現れ、眠りの呪いを解く方法がキスであることを教えてクラブを救う。

ミッキーマウス・ワークス*』では、エイプリルフールの回にドナルドダックの妄想で登場。

ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』では七人のこびとと映画館へやってくる。「あら、失礼」と一言だけしゃべる。

Prep & Landing: Naughty vs. Nice』では、グレース・グッドウィンが白雪姫、シンデレラオーロラ姫の描かれたシャツを着ている。

Electric Holiday*』では、ミニーマウスのファッションショーのモデルの一人として登場。

ちいさなプリンセス ソフィア*』では、「まほうのおもてなし」のゲストとして出演。

ミッキーマウス!』の「まほうのコイン」にもこびとたちと登場。

ディセンダント キケンな世界』では彼女の肖像画がマルのテント内で確認できる。

実写版『ピノキオ』では、からくり時計のモチーフとして登場している。

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、「星に願いを」をムーランアーシャと一緒に歌唱し、新旧ヒロインの共演が実現した。

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。

ゲーム

Villains' Revenge

王妃によって物語が改変され、七人のこびとと王子が助けに来られない状態で、白雪姫が倒されてしまう。プレイヤーとジミニー・クリケットは王妃の魔法の釜を使って、王子を召喚しなければならない。

Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ

ファンタジーランドの「白雪姫のグロット*」を再現したエリアにグリーティングキャラクターとして姿を見せている。こびとにスグリのパイをごちそうするために、主人公にスグリの実を探すようにお願いする。また、「ミッキーのサウンドセーショナル・パレード*」にも登場。

ディズニー マジックキングダムズ

期間限定の『白雪姫』のイベントに登場した。

他にもディズニープリンセス*系のゲームに多く登場している。

ディズニー ツイステッドワンダーランド

5章のユウの夢の中に登場。王妃に世界一美しい人として命を狙われた白雪姫が、狩人に同情心から見逃される様子が映し出されていた。

また、白雪姫をモチーフにしたと思われるキャラクター「ネージュ・リュバンシェ」が登場する。七人のドワーフの友達がいることや、人気を妬まれ呪いをかけられそうになること、「私の願い」を彷彿とさせる台詞などが共通している。

白雪姫は下記エピソードに登場する。

  • EPISODE5 美貌の圧制者
    • 5-1 学祭スタンバイ!
    • 5-31 隠密スナック!

Disney ミラー・ウォリアーズ

ミラーバースの魔力の源である星の鏡の守護者として登場。

キャッチフレーズは「忠誠心のあつい森の友」の近接系キャラクター。毒への耐性を持つ。時間経過でイバラチャージを獲得し、近接系か盾系の攻撃にたいしてイバラで反撃する。必殺技は相手をノックバックし、敵の攻撃をおびき寄せる。成長すると、イバラの威力が強化される。

  • アビリティ
コア・アビリティ ローズウッド・アーマー
必殺技 イバラのハンマー・サージ
特殊アビリティ 飽くなき衝突

  • スキル
レベル12 基本級スキル マイティの友
レベル15 基本級スキル スタルワートの友
レベル20 上級スキル ヤマアラシの友
レベル20 上級スキル クモの友
レベル25 上級スキル クマの友
レベル30 エリート級スキル ミツバチの友

KH

キングダム ハーツ

序盤、ダイブ・トゥ・ハートには白雪姫をモチーフとしたステンドグラスのステージがある。

ディープジャングルクリア後、ワンダーランドを未クリアの場合はセブンプリンセスのひとりとして白雪姫がホロウバスティオンに囚われるイベントシーンが挿入される。ワンダーランドをクリア済みの場合はアリスに差し替えとなる。

ホロウバスティオンではセブンプリンセスとして、他の6名とともに大広間に囚われていた。マレフィセントの号令で彼女たちの心が抜き取られ、人の心のキーブレード闇へと通じる鍵穴が出現する。しかし、カイリの心が欠落していたため鍵穴は不完全なままだった。ソラが自分の心に眠るカイリの心を解放し、鍵穴が完成する。闇の力を抑え込むプリンセスたちのもとに、ソラ、ドナルドダックグーフィーが再訪した。プリンセスたちの頼みを聞き入れて鍵穴の封印に成功する。プリンセスたちはエンド・オブ・ザ・ワールドへと逃げ込んだ黒幕アンセムを追うソラに炎の力をプレゼントした。

キングダム ハーツ バース バイ スリープ

ドワーフ・ウッドランド*に登場。彼女の美しさを妬む王妃に命を狙われて森へと逃げていき、七人のこびとと共に暮らすようになる。しかし、こびとの留守の間に老婆に化けた王妃に毒リンゴ*を食べさせられて深い眠りに落ちてしまうが、彼女の元を訪れた王子のキスによって目を覚ます。テラ*は原作の狩人からの差し替え、ヴェントゥス*は森で白雪姫を護衛する少年、アクア*は王妃の秘密を暴く女性として活躍する。

「ヴェントゥス編」の護衛対象キャラクターとして登場。木の攻撃をガードすることで、スタン効果を持つ連続技「ホワイトサイレンス」を使うことができる。

「ヴェントゥス編」と「アクア編」ではディメンションリンクによって白雪姫とリンクすることができる。七人のこびとをモチーフとした攻守バランスの良いコマンドデッキを使用可能になる。フィニッシュ技は光の玉を操る「スイートメモリーズ」と「スイートセブン」。オリジナル版では、Lv1クリアに必須のデジョン効果を持つ「てれすけ」が使える勇猛株。

テーマパーク

1955年のディズニーランドの開園以来、グリーティングキャラクターとして登場している。ディズニー・クルーズライン*にも乗船している。

ソーサラーズ・オブ・ザ・マジック・キングダム*」における白雪姫のカードは「Snow White's House Cleaning」。

アトラクション「白雪姫と七人のこびと」「白雪姫の恐ろしい冒険」に登場。かつては「ミッキーマウス・レビュー」にも登場し、「私の願い」を歌っていた。

NHK紅白歌合戦出場履歴

第45回(1994年) ワンマンズ・ドリーム*
第49回(1998年) ハイ・ホー小さな世界
第71回(2020年) 小さな世界
第73回(2022年) 君の願いが世界を輝かす*

書籍

1986年には『Walt Disney Fun-to-Read Library*』第11弾として、映画の後日談にあたる『Welcome Back, Snow White*』が発売されている。

日本*の漫画『きらら☆プリンセス*』は、主人公きらら・リーノ*が白雪姫の世界に迷い込むところから始まる。

登場作品

1930年代

1937年
白雪姫

1950年代

1955年
白雪姫の恐ろしい冒険 ※ディズニーランド

1970年代

1971年
ミッキーマウス・レビュー ※マジック・キングダム

1972年
The Mouse Factory*

1980年代

1983年
白雪姫と七人のこびと ※東京ディズニーランド

1986年
シンデレラ城ミステリーツアー*(カメオ出演) ※東京ディズニーランド

1988年
ロジャー・ラビット(カメオ出演)

1990年代


1997年
フラバー(ライブラリ出演)


2000年代





2010年代







2017年
ディズニー マジックキングダムズ ※ver2.6.1:2017年12月追加

2018年
シュガー・ラッシュ:オンライン(カメオ出演)

2020年代



2022年
Disney Heroes: Battle Mode ※ver4.0:2022年5月追加
Disney ミラー・ウォリアーズ
ピノキオ(カメオ出演)





実写

TVシリーズ『The Mouse Factory*』には実写キャラクターとして登場。アン・ジリアンが演じた。

Christmas in Disneyland*』ではガイド役のサンディ・ダンカンが白雪姫に扮する。

The Muppets at Walt Disney World*』ではゲストと写真を撮るシーンが写るほか、アニマル*との共演シーンも。

ワンス・アポン・ア・タイム*』にも登場。レオポルド王とエヴァ王妃の娘で、レジーナの義理の娘。ストーリーブルックでは、小学校の先生メアリー・マーガレット・ブランチャードと呼ばれている。演じるのは、ジニファー・グッドウィン / 小林沙苗。幼少期はベイリー・マディソン / 松浦愛弓

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キャラクター
最終更新:2024年03月28日 14:35