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ファルーク

名前:Farouk
デビュー:『アラジン』(1992年)

概要

アグラバーで果物屋を営む大柄の男。

悪人ではないが、リンゴを売り物と知らずに盗ってしまったジャスミンの腕を切り落とそうとするなど、野蛮なところがある。結果として、アラジンとジャスミンの出会いのきっかけとなった人物でもある。

彼の性格は「野蛮なアラブ人」というステレオタイプを助長するものとして人種差別問題の批判の対象として挙がりやすい。そのため、後述する実写版の同シーンでは設定に変更が加えられている。

エピソード

アラジン

王宮を抜け出したジャスミンはファルークの売っていたリンゴを売り物と知らずに取ってしまい、ファルークは激昂する。そこへ兄を名乗るアラジンが現れ、ジャスミンを逃がそうとする。その時、アラジンの相棒アブーが他のリンゴを盗もうとしていたためファルークが怒鳴り、アラジンたちはその場から逃げ出す。

アリ王子のお通り」では、パレードを指揮するジーニーがファルークの立派な腹をパーカッション代わりにする。

ゲーム

アラジン*

スーパーファミコン*版『アラジン』では、ステージ4のボスとして登場している。

登場作品

1990年代

1992年
アラジン






実写

アラジン』では、彼の役割はジャマルというパン屋のキャラクターに置き換えられている。ジャマルはパンを盗んだジャスミンの腕をつかむが、アラジンが彼女の腕輪を対価として支払うことを提案し、その場は収まる。この変更は前述の人種差別問題に配慮したものであると考えられる。

タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月08日 21:28