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アラジン

原題:Aladdin
公開:2019年5月24日
時間:130分
監督:ガイ・リッチー*



  • 目次

ストーリー

アグラバーに住む青年アラジンは、ある日市場で泥棒として追われている女性を助ける。彼女は王女の侍女ダリアと名乗った。二人は意気投合するがアラジンの相棒の猿アブーが彼女の母の形見の腕輪を盗んでしまう。その夜、アラジンは彼女に腕輪を返そうと王宮へ忍び込む。アラジンはそこで国務大臣ジャファーから彼女の正体が王女ジャスミンであることを聞かされる。ジャファーはジャスミンと釣り合う金持ちにする代わりに、アラジンに魔法の洞窟タイガーヘッドから魔法のランプ*を取ってくるように命令する。

概要

長編アニメーション映画『アラジン』(1992年)をリメイクした実写ミュージカル映画。

オリジナル版のストーリーをベースに、王女ジャスミンの女性としての社会進出などいくつかの設定は現代風にアレンジされている。

楽曲もオリジナル版のものを基調にアレンジしている。音楽はアラン・メンケンが続投している。また、メンケンはジャスミンの新曲「スピーチレス~心の声」を書き下ろし、作詞は『ラ・ラ・ランド』のベンジ・パセック*ジャスティン・ポール*のコンビが担当した。

猿のアブー、トラのラジャー、魔法の洞窟タイガーヘッドの声はオリジナル版同様、フランク・ウェルカー*が演じた。日本語版では、ジーニー役の山寺宏一が続投している。

歴史

2016年10月10日、ディズニーはガイ・リッチー*が実写版『アラジン』の監督を務めると発表。また同時に、脚本をジョン・オーガスト*、プロデューサーをダン・リン*が担当することが明かされた。

2017年7月にはジーニーウィル・スミスが務めることが決まった。しかし、アラジンジャスミンのキャスティングは難航し、ジャスミンは最終候補2名まで絞られたものの、アラジンが決まらないためカメラテストもできず保留となっていた。7月15日のD23 Expoにてメナ・マスードナオミ・スコットの起用が発表された。当初は主役2人に中東系の役者を起用する方針としていたが、スコットは父がウガンダ系、母がインド系のイギリス出身女優であったためディズニーに批判の声が挙げられた。また、新キャラクターである北欧のアンダース王子にビリー・マグヌッセンをキャスティングしたことで、「ディズニーは白人俳優を出演させるために新キャラクターを作った」として批判された。

ディズニーはスコットの起用について、「中東、南アジア、中国を含む幅広い地域での異文化の混合を反映している」と述べた。本作では、ジャスミンの母親はアグラバーではない他の土地の出身であるという要素が追加されている。

2017年9月6日から2018年1月24日にかけて、イギリス*のサリーとヨルダン*のワディ・ラム砂漠にて主要撮影が行われた。

2018年1月には、白人のダンサーを中東系に見せるために化粧させていたことが人種差別問題として取り沙汰されることとなった。ディズニーはダンサーの技能や安全性、スケジュールなどを考慮した結果であると回答した。「アリ王子のお通り」には1,000人ものダンサーやエキストラが参加している。

キャスト

アラジン メナ・マスード 中村倫也
ジャスミン ナオミ・スコット 木下晴香
ジーニー ウィル・スミス 山寺宏一
ジャファー マーワン・ケンザリ 北村一輝
イアーゴ アラン・テュディック(声) 多田野曜平
サルタン ナヴィド・ネガーバン 菅生隆之
ダリア ナシム・ペドラド 沢城みゆき
アンダース王子 ビリー・マグヌッセン 平川大輔
ハキーム ヌーマン・アチャル 宮内敦士
オマール ジョーダン・A・ナッシュ 鈴木柊真
リアン タリア・ブレア 稲葉菜月
ジャマル アミール・ブートゥロス 山本兼平
ズーラ ニナ・ワディア 小宮和枝
アブー フランク・ウェルカー*(声) -
ラジャー フランク・ウェルカー(声) -
タイガーヘッド フランク・ウェルカー(声) 掛川裕彦


スタッフ

情報集計中…

楽曲


タグ:

長編映画
最終更新:2024年09月08日 21:26