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デルバート・ドップラー博士

名前:Delbert Doppler
デビュー:『トレジャー・プラネット』(2002年)

概要

モントレッサに住む宇宙物理学者で、犬型のエイリアン。サラ・ホーキンスの旧友で、彼女の切り盛りするベンボウ亭によく出入りしている。

物理や生物などにも詳しく知識は豊富だが天然なところがあり、しばしばドジを踏んでいる。若い頃から宇宙での冒険を夢見ていたという。サラの一人息子ジム・ホーキンスがたまたまトレジャー・プラネットの地図を手に入れたことで、非行に走るジムを変えるチャンスだとサラを説得してR.L.S.レガシーと乗組員を調達する。

気の弱いところもあり、ジムや女性のアメリア船長から呆れられていたが、旅を通して男らしさを発揮してアメリアと良い雰囲気になる。

映画の終盤ではアメリアとの間にメイティ・ドップラージブ・ドップラーティリー・ドップラーサニー・ドップラーをもうける。

エピソード

トレジャー・プラネット

惑星モントレッサに住むドップラー博士は、サラ・ホーキンスの営むベンボウ亭に出入りしていた。ドップラーは、父が家を出てから非行に走る息子のジム・ホーキンスに手を焼くサラを励ましていた。ある晩、ジムのもとにビリー・ボーンズという海賊が不時着する。ビリーはジムに球体を託すと「サイボーグに気をつけろ」とだけ言い残して絶命する。その直後、ベンボウ亭は襲撃を受けて全焼し、ジムとサラはドップラーの馬車で逃げ出す。やがて球体がトレジャー・プラネットの地図だと分かると、ドップラーはジムにトレジャー・プラネットへの宝探しを薦め、ドップラーも自身の夢である冒険の旅に同行する。

ジムとドップラー博士はモントレッサのクレセンティアアメリア船長率いる宇宙船R.L.S.レガシーと乗組員を調達する。ジムとドップラーはアメリア船長からこの船の乗組員は信用ならないと忠告される。ジムは厨房係に回され、コックのジョン・シルバーに弟子入りする。ドップラーは男勝りなアメリアに振り回される。

航海の途中、ジムの結んだ命綱がほどけて副船長アローが船外へ投げ飛ばされてしまう事故が起きる。程なくしてシルバー率いる乗組員たちが反乱を起こし、応戦したドップラーはたまたまロングボーンフェイヴーンハンズを撃退する。ジム、ドップラー博士、アメリア船長は船から脱出する。

トレジャー・プラネットに不時着したジムは地図をR.L.S.レガシーに忘れていたことに気付く。ドップラー博士と負傷したアメリア船長を隠れ家に残して偵察に向かったジムは記憶回路を失ったフリント船長のロボット、ベンと出会う。ベンの隠れ家に避難したジムたちはシルバー一味に包囲される。その晩、ドップラーとアメリアはグルーンジの人質となり、ジムが地図を持って海賊たちと財宝の山を探しに行くことになった。

ドップラーは縄抜けに成功し、グルーンジから主導権を奪い返す。しばらくするとトレジャー・プラネットは爆破とともに崩壊を始める。ドップラーとアメリアは逃げてきたベンとともに海賊たちを捕らえる。爆発から逃げるためのエネルギーが足りないことに気付いたジムはトレジャー・プラネットのどこでも行ける扉に向かい、行き先を変える事を提案する。シルバーの協力もあり、一行は無事に爆発から逃げることに成功する。

ジムはアメリアから宇宙アカデミーへ推薦され、ドップラーはアメリアと結婚し、1男3女をもうけた。二人はベンボウ亭の再建セレモニーに参加し、楽しくダンスをするのであった。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

登場作品

2000年代


2020年代




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キャラクター
最終更新:2023年12月30日 01:45