frame_decoration

オート

名前:AUTO
デビュー:『ウォーリー』(2008年)

概要

アクシオム艦の情報管理自動操縦機。正式名称はオートパイロットを務めるロボット。操縦桿の形をしている。

アクシオム艦が宇宙へ出発してから700年間もの間、歴代艦長の補佐を務めてきた。アクシオム艦の乗客の人間たちに快適な生活を与える一方で、BNLシェルビー・フォースライト会長からの「地球へ戻ってはいけない」という695年前の指令を頑なに守り続けている。

デュアルカップホルダーも装備している。

中央に赤いランプの目があり、『2001年宇宙の旅』のHAL9000へのオマージュとなっている。

オートの声にはMacintosh*のテキスト読み上げプログラムであるMacInTalkの音声を加工したものが使用されている。

エピソード

ウォーリー

2105年、人間は地球汚染のため、巨大企業BNLの巨大宇宙船アクシオム艦に生活の場を移し、宇宙へと飛び立った。地球*で植物が発見されるほど環境が改善すれば、人間は地球へ戻れるという計画だった。しかし2110年、BNL会長シェルビー・フォースライトから指令A113が発出され、汚染が悪化のため地球に戻ってはいけないという命令をアクシオム艦のオートパイロット(オート)は受信した。そこから2805年までの間、オートはA113の存在を極秘とし、歴代艦長(リアドン艦長フィー艦長トンプソン艦長ブレイス艦長オブライエン艦長B・マクリー艦長)の補佐を続けてきた。

2805年、アクシオム艦のB・マクリー艦長は、地球で植物が発見されたという報告を受ける。オートはA113を守るため、手下ロボットのゴーファーに植物探査ロボットのイヴが回収した植物を奪うように命じる。艦長はイヴに植物が入っていないことを知ると、故障だと思ってイヴを修理室へと回す。イヴに付いてきたウォーリーの地球の汚れを分析した艦長は、地球に興味を持ち始める。

イヴが植物を取り返して艦長へと渡すと、艦長は大喜びしてイヴの録画映像を再生する。しかし、その映像に映し出された地球は艦長が期待したものとは程遠い荒廃したものだった。オートは「地球への帰還は認められない」として艦長を制止する。オートはBNL会長からのA113を明かす。艦長はそのメッセージは695年前のものであり、今は事情が変わっているはずだと主張するが、オートは聞く耳を持たない。艦長は歴代艦長たちがすべてオートに頼っていた事に気づき、今こそ自分自身の意思で動くべきだと決断する。

オートとゴーファーは植物を奪おうとウォーリーとイヴを追いかける。艦長はウォーリーとイヴに植物をホロディテクターへ持ってくるように指示を出す。その一方で艦長は植物を持っているふりしてオートをおびき出す。艦長は「地球に戻らなければ生き残れる」と諭そうとするオートに対し、「私は生き残りたいんじゃない。生きたいんだ。」とオートの電源を切る。

バーニー

ウォーリーとイヴが植物を守ろうとしている頃、アクシオム艦修理ロボットのバーニーは艦外に閉め出される災難に遭っていた。

ゲーム

ディズニー スピードストーム

2023年11月30日に開始したシーズン5から登場した、「ウォーリー」のレーサーが装備できるレアリティ「レア」のクルー。名称は「オート」。

装備したレーサーの最高速度、戦闘と、スキル「ボム」の性能を向上させる。また、戦利品ポイントボーナスも付与する。

登場作品

2000年代


2020年代

2023年
ディズニー スピードストーム(クルー) ※シーズン5(2023年11月)



タグ:

キャラクター
最終更新:2024年05月01日 18:56