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BNL

名前:BnL
カンパニー:『ウォーリー』(2008年)

概要

BNL(バイ・アンド・ラージ)は製造から銀行まであらゆる業種を展開している超巨大企業。手掛けているのは宇宙、農業、建設、消費財、交通機関、電力、エネルギー、エンジニアリング、金融、食料品、核融合研究、政府、水力発電、インフラ、メディア、医療科学、住宅ローン、ペット、港湾、不動産、修理、小売、倉庫、旅行、水車、ガソリンスタンド、銀行などで、所有する子会社は200万にもおよぶ。

高度な技術力を持っており、高性能なロボットも開発している。

『ウォーリー』の主人公であるゴミ収集ロボットのウォーリーのアイディアは最初からあり、ウォーリーがゴミ集めをするほど地球が汚れた理由として、テディ・ニュートン*が逆算的にBNL社の存在を思いついた。

ディズニーは『ウォーリー』のマーケティングのために、2057年時点でのBNL社の公式ウェブサイトを実際に制作した。架空の製品を紹介するほか、実際にBNL社のロゴが入ったTシャツの通販を行っていた。

開発ロボット


登場作品

エピソード


ゲーム


エピソード

社史

最初はバイ・ヨーグルトという小さなフローズンヨーグルトの会社だった。1960年代に中西部の紳士服企業ラージ・インダストリーズを買収し、バイ・アンド・ラージとなった。

2057年の時点ではコングロマリット企業に成長を遂げており、様々な業界のリーダーシップを取っていた。ただし、2000億人にまで増大した人口に消費主義を推し進めた結果、2105年には地球*のゴミ問題が深刻化した。BNLのシェルビー・フォースライト会長はロボット(ウォーリー)にゴミを集めさせて焼却し、有害物質を回収するクリーンアップ作戦を発表。作業の間は人間を巨大な宇宙船に乗せて5年間の豪華な宇宙クルーズを楽しんでもらうという企画を立案する。地球上で植物が発見されるほど環境が改善すれば、再び地球に戻れるという。

乗客を乗せたアクシオム艦を含む宇宙船のクルーズが始まったが、クリーンアップ作戦の完了を予定していた2110年、フォースライト会長はクリーンアップ作戦の失敗を宣言し、地球に住むことは不可能であると判断。各宇宙船に搭載されたオートに「地球へ戻ってはいけない」というコードA113の指令を出す。オートに頼りきっていた各艦長たちはそんな指令が出ていることとはつゆ知らず、宇宙船クルーズを続けていた。地球に残っていたフォースライト会長らは指令を出した後、地球からの脱出を宣言したが、彼らのその後は不明。

ウォーリー

2805年、宇宙クルーズが始まって700年が経過し、地球を知る人間は誰もいなくなっていた。宇宙クルーズを続けるアクシオム艦では、BNLのハイテクなロボットと製品のおかげで人間たちは自堕落な生活を送っていた。

A113の存在を知らない植物探査ロボットのイヴが地球で植物を発見し、アクシオム艦が地球へと帰還しようとすると、A113を受けているオートがこれを阻止しようとする。アクシオム艦の6代目艦長B・マクリーが人間らしく生きることを渇望してオートのプログラムを停止。アクシオム艦は700年ぶりに地球へ帰還した。

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カンパニー
最終更新:2024年09月09日 09:40