>**あらすじ ヨーロッパ出身の主人公Niko Bellicは、リッチでぜいたくな生活しているという従兄弟のRomanから、Liberty Cityに来るように誘われる。 しかし、Liberty Cityに訪れたNikoを出迎えたのは、しがないタクシー業者を営み、多大な借金を抱えた哀れな男の姿だった。 多くの敵を持つRomanが、自分をボディガードのように扱うために呼び寄せたことを悟るNiko。 仲間も家族もいないNikoは、この危険な街Liberty Cityで約束されたはずの夢を掴み取るために、あらゆる手段を尽くして生き延びなければならない。 >**概要 ゲームの歴史を揺さぶったグランド・セフト・オートの四代目、シリーズ第11作目となるフランチャイズ最新作。 ゲームの舞台となるのは、次世代機の処理能力とRockstar Gamesの自社技術であるRAGEエンジンによって再構築されたLiberty City。 過去の作品とは様相の異なるキャラクターが多数登場し、新しく執筆されたオリジナルストーリーが展開する。 >**今作からの特筆すべき特徴 ***&u(){&bold(){物理エンジンによる非常に説得力のあるオブジェクトの挙動}} ・積み上がったオブジェクトが周囲のオブジェクトと干渉しつつくずれ落ちる ・打撃を与えた時の人や物のリアクション ・人間は、ラグドール(身体の関節に基づく範囲内で、物理エンジンによって制御されるオブジェクト)であるため、よりリアルな挙動をする。 ・酔ったり殴られてフラフラしてる時に、段差などにつまずいて転ぶ。近くに他の人がいれば巻き込む。 ・入り組んだ地形(階段など)で相手を殴り、バランスを崩させると転げ落ちるなど、格闘パートでの駆け引きにも使える。 ・車に轢かれた時の挙動がリアルすぎてちょっと怖い。 ***&u(){&bold(){破壊演出の強化}} ・一部の柱や壁は、銃弾を受けた場所が崩れるし遮蔽物としての効果が無くなる。 ・バンプマッピング等を駆使した弾痕の描画。車に付く弾痕がよりリアルに。 ・乗り物の破壊プロセス。爆発エフェクトの大幅な向上。四散する破片の軌道もリアル。エンジン部分のダメージが深刻だと爆発せずにエンジンが止まる…など、破壊バリエーションも追加。 ***&u(){&bold(){カバーアクションによる銃撃戦の楽しさ向上}} ・ボタン1つで遮蔽物に瞬時に隠れる。隠れた状態でロックオンまたはエイミングして射撃を行うと、身体の大部分を遮蔽した状態で撃てるので銃撃戦が有利になる。また、隠れた状態でロックオンせず射撃ボタンだけ押すとブラインドファイアをする。 ***&u(){&bold(){お店などもシームレス}} ・屋外と屋内のマップの継ぎ目が無い。したがって、追跡者である警官などは、容赦なく建物内へ侵入してくる。 ***&u(){&bold(){指名手配システム}} ・従来とは違って、包囲網から脱出しなければ逃げたことにならないという若干リアルな設定になる。最後に目撃された場所が包囲網の中心になるので、逃走中に別の警官(パトカー)に発見されたり、見通しの良い場所で追われたりしてるとなかなか包囲網から抜け出せない。 ***&u(){&bold(){その他}} ・駐車してある車が盗みにくくなった。ドアの窓を割る→エンジン始動(直結作業してる?)と結構時間がかかるので、緊急時には注意が必要。窃盗を市民に目撃されると通報される。。 ・鏡面や水面の表現を強化。車や乱立するビルの窓など、ひとつひとつに環境マッピングが施されていて、非常に美しい視覚効果となっている。水面には背景や太陽光などが写り込んでいる。ヘリコプターで水面ギリギリをホバリングした時の水面の表現は一見の価値アリ! ・また小物から大きな建物までほぼ全てのオブジェクトに影表現が施されており、太陽の位置に応じて刻々と変化していく町の情景も必見! ・フレームレートについては常時30fps程度で安定とはいかず処理落ちは多々起こる。特にかなり大勢の住民を車で轢くと、複雑な物理演算をこなすためか頻繁に処理落ちしカクカクになる。