「お兄ちゃんも亨さんも、この社にいる限りはわたしが責任を持って護りますからね」
「お兄様、また御神刀を持ち出しましたね? あれほど止めてくださいと言ったはずですよ?」
「和葉はもう少し素直になりなさい。それこそ“ここ”に帰ってきていいの。ここは貴女の家でもあるんだから」
「続けたいからとはいえ……はぁ、お兄ちゃんに任せたらやっぱりそうなるよね。和葉、大丈夫かしら」
| 氏名 |
叢瀬 菜織(むらせ なおり) |
| 性別 |
女性 |
| 年齢 |
23歳 |
| 身長・体重 |
160cm/51kg |
| 戦闘スタイル |
剣術(非常時) |
| 技能 |
剣術SR3・弓術SR1・巫術SR2・結界SR2 |
| ライセンス |
なし |
| 得意/好き |
兄、従妹、亨さん、家、和食、料理 |
| 苦手 |
兄が勝手に物を持ち出すこと、退魔庁 |
| イラストレーター |
八野モトヤ |
| 一人称 |
わたし |
●略歴
叢瀬 翔の実妹で、都内にある叢瀬八幡宮の宮司を務める女性。現・叢瀬家当主。
叢瀬八幡宮は翔と菜織の実家であり、今は菜織が宮司を務めている都内でもそこそこ大きめの八幡宮。
参拝客は都内でも多い方である。ただ、叢瀬八幡宮は都内でも市部にあるため、湾岸区からは程遠い。
そのため、何かあった際に翔が亨を連れてくる場所の一つにもなっている。
なお、
影崎 和葉は菜織にとっても従妹にあたるが、分家である影崎家と本筋家の叢瀬家では家格が違うので、神事などに関しての八幡宮に対しての影響力は限りなく低い。
一見やや冷たそうな印象はあるが、普段は柔和な女性で分け隔てなく笑顔を見せてくれる。
ただ、少しでも鋭い視線を見せたときは、誰しもが気をつけねばならない――
普段は翔のことを「お兄ちゃん」と呼ぶが、菜織さんがお怒りのときは「お兄様」と呼び方が変わる。
主家・分家の違いで和葉が菜織に対して遠慮がちな態度をとっているが、誰よりも和葉を心配しているのは菜織である(というか戸籍上縁組できないが妹扱いしている)。
本来の跡継ぎであった翔がいるにもかかわらず、兄は家を出ている状態のため叢瀬家当主として八幡宮の宮司を務めている。
退魔師としての才能もあるが、退魔師関連の仕事などはやっておらず、神社も結界を張り巡らせている程度。何故なら、菜織本人が「退魔師に対してあまり好意的でない」からである。
ただ、兄、亨の二人、従妹の和葉に対しては、そういう態度を見せることはないが、かつて
朝霧 神奈らが翔と共に来訪した際は、かなり険悪な状態になった。
剣術も弓術もかなり高い水準で修めており、剣術に関しては家系が流派を持ち「叢瀬神当流」の現宗家でもある(翔は師範ではあるが、和葉は師範代ですらない)。
弓術に関しては学生時代に外部で習得し「桜華流」師範家当主でもあり、武術においてはかなりの達人。
剣術に関しては、翔が本気でやっても一度も勝ったことがない。
我流だった従妹の
影崎 和葉を兄である翔と共に短期間で鍛えたが、
容赦ない一撃と達人っぷりを発揮していた模様。さすが現宗家。
前述のとおり退魔師としての資質が高いのは間違いないが、宮司として社を空けることはできないため興味がない。
もちろん、彼女の領域に妖魔が踏み込んできた場合の結果は、推して知るべきである。
叢瀬八幡宮の御神刀は打たれた時代こそ不明だが、御神刀と呼ぶに相応しい存在感を持ち「無銘」で号は「禍津祓(まがつばらい)」と伝わる(代々伝わる書にしか記載されていないため、本来の名称も不明といえば不明のまま)。
当たり前のように翔も菜織も抜刀することができるが、叢瀬家の血統の人間のうちでも白木の鞘から抜くことができるのは歴代でもごく僅かであったと記録されている。
同じ血族である和葉が試した際は、僅かながらに動きはした程度。
菜織が振るうのは敷地を穢すモノが現れたときのみだが、翔は異能の影を用いて振るうことで淫魔への強力な攻撃手段となる。そして、持ち出したことがバレて怒られる。
最終更新:2026年05月11日 06:27