星界の三極神 - (2012/08/05 (日) 11:42:18) の最新版との変更点
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**星界の三極神(せいかいのさんきょくしん)
[[遊戯王5D's]]に登場した「[[チーム・ラグナロク]]」が使用するモンスター群。
[[三幻神]]・[[三邪神]]と対を成す北欧神話の三神を指す、神属性・幻神獣族のLv.10[[シンクロモンスター]]3体。
このうちハラルドは《極神聖帝オーディン》、ドラガンは《極神皇トール》、ブレイブは《極神皇ロキ》の所有者である。
また、天空に浮かぶ「アーククレイドル」にダイダロスブリッジから《虹の橋 ビフレスト》をかけて文字通り遊星らの橋渡しを担った。
***[[アニメ>遊戯王5D's]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/神属性/幻神獣族
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
エンドフェイズ時に墓地から自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。}
破壊されてもエンドフェイズ時には自己再生するという、ある意味で破格の破壊耐性を持つモンスターである。
さらにそれぞれの神が固有の効果と、自己再生時のもう1つの固有の効果を持つ。
どちらかといえば防御向きな効果が多いのが特徴的である。
このままではあまりにも強力すぎるためか、[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]では素材に縛りが加えられた。
//レベルが違うトリシューラと比べるのはおかしい。
***[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/△属性/×族
「極星○」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する「極星○」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。}
[[三幻神]]と同格であることはマズいのか、[[あれ>ラーの翼神竜]]と同じくOCGのものは神のコピーカードに過ぎないせいか、3体ともそれぞれの神に近しいモチーフの属性・種族が与えられた。
またチューナーは「極星○」と名のついたモンスターでなければならず、
自己再生は「相手によって」「破壊されたターンに」「縛りと同じ条件のチューナーを墓地から除外して」初めて行えるように調整された。
現環境では、強力な除去効果を持ったモンスターがうじゃうじゃいるため、この改変はかなり辛いところである。
***極神聖帝オーディン
「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!!シンクロ召喚!天地神明を統べよ、最高神、《極神聖帝オーディン》!」
#blockquote(){攻4000/守3500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、幻神獣族モンスターへの魔法・罠カードの効果を無効にする事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。}
自身を含めたフィールド上の全ての神に魔法・罠への耐性をつける強力な効果を持つ。
幻神獣族モンスターを対象にするため、あの[[三幻神]]にも耐性が付与できる。
アニメ版の三幻神には無用な効果だが、OCGの弱体化した三幻神ならば、有効に機能し神の名に恥じない強力なモンスターへと変貌したに違いない。
この効果はアニメ版の三幻神とほぼ同じの神特有の強力な耐性効果であり非常に頼もしい。
三幻神との最大の違いは自身だけでなく、他の神にも耐性を付与できる事。その代わりモンスター効果には対応しなくなっている。
また自己再生時の固有能力は1枚ドローであり、最も汎用性が高い。
さらに三極神の中でも攻撃力・守備力が最大であり、まさに最高神と呼ぶにふさわしい。
OCGでは光属性・天使族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星天」と名のついたチューナーを要求するようになった。
耐性効果は自身に対してだけの起動効果となったため、シンクロ召喚成功時に《奈落の落とし穴》や《激流葬》などを撃たれるとやられてしまう。流されてしまう神……。
一方光属性になったことで超強力カード《[[オネスト]]》に対応し、
天使族になったことで《堕天使スペルビア》や《奇跡の光臨》のサポートを受けられるなど、属性・種族が変化したことで取り回しは格段に強化された。
また対応するチューナーのうち、《極星天ヴァルキュリア》はアニメから大幅に弱体化されたもののオーディンをシンクロ召喚できる効果を持ち、
後に登場した《極星天ヴァナディース》はこのカードとの相性が最もよい。
だがオーディンを対象にして&bold(){オーディンが神々しく映る}イラストの《神々の黄昏》を使ってはいけない、&bold(){絶対にだ!!}
&bold(){実際どうなるかというと・・・。}
#region
A「俺のターン、ドロー!俺は極神聖帝オーディンを選択して神々の黄昏を発動!ターンエンド!」
A(フィールドはがら空きだが、手札には速攻のかかしがある…このターンさえしのげば…)
B「俺のターン、ドロー。オーディンの効果発動。相手にダイレクトアタック。」
A「手札から速攻のかかし発動!攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる。」
B「ターンエンド。オーディンは効果によって破壊されない。したがって神々の黄昏の効果も不発となる。よってオーディンのコントロールも俺のまま」
A「なん・・・だと・・・?」
こうなる。
絵に描かれているオーディンは、三極神のなかでこのカードを使われないため一人黄昏ているのだろうか?
#endregion
***&anchor(divine_thol, option=nolink){極神皇トール}
「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚!降臨せよ、《極神皇トール》!」
#blockquote(){攻3500/守2800
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にし、
その効果をこのカードの効果として使用する事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。}
さながら、攻撃力が300ポイント下がり、デッキに戻るデメリットがなくなった、素材縛りなしの《[[セイヴァー・スター・ドラゴン]]》。
劇中では最も攻撃的な神であったといえる。
自己再生時の固有効果は800バーンのお見舞いであり、一見かなり地味な効果だが、最も即効性があり最も堅実であるため侮れない。
特にアニメでは初期ライフが4000なため、非常に凶悪な値と言えた。
OCGでは地属性・獣戦士族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星獣」と名のついたチューナーを要求するようになった。
効果吸収効果は「相手の表側表示モンスターの効果を発動ターン中全て無効化する」効果となった。
モンスター効果によっては吸収してもまったく意味がなかったりする上、味方モンスターにも恩恵を与えやすくなったため、
効果自体は強化されたと言っていいだろう。
獣戦士族のサポートカードは少ないが、《激昂のミノタウルス》を並べるだけで攻撃力3500の貫通モンスターという文字通りの化け物になる。
また事実上の専用チューナーである《極星獣グルファクシ》は自身の特殊召喚効果を持ち、
さらに《極星獣タングリスニ》や《極星獣タングニョースト》の2体とともに強烈なシナジーを形成するため、
驚くほど簡単にシンクロ召喚できる。
グルファクシの代用として使用可能な《極星天ヴァナディース》はグルファクシと元々のレベルが同じため、事実上専用チューナーを6体デッキに入れられることになる。
また、《マシュマロン》などはオーディンでは倒せないため、ヴァナディースからこちらを優先することも十分考えられる。
***極神皇ロキ
「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え!シンクロ召喚!降臨せよ、《極神皇ロキ》!」
#blockquote(){攻3300/守3000
このカードが攻撃を行う時、相手の魔法&罠カードゾーンに存在するカード1枚の発動と効果を無効にし破壊する事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。}
[[アンティーク・ギア>クロノス・デ・メディチ]]とよく似た効果を持つ。
神以外のモンスターを《聖なるバリア-ミラーフォース-》などから守る場合はオーディンの効果を上回るが、
神をシンクロ召喚した時点で味方モンスターは殆どいないため、この効果は殆どの場合オーディンの下位互換である。
しかも神以外の味方モンスターの攻撃に対するミラーフォースなどは止められず、自身もやられてしまうため、なおさら微妙である。
おまけに三極神では最も攻撃力が低い。
自己再生すると罠カードを手札に加えられるが、自己再生はエンドフェイズで行われるため、
回収した罠カードは事実上「(お互いのターンで数えて)自己再生したターンの次の次の次のターン」からようやく使えるようになる。
正直言って神としては一番不遇である。もうちょっとトリックスター的なアクセントがほしかったかもしれない。
事実ブレイブはロキを「自爆させれば相手の除去から逃げて何度でも自己再生できる攻撃力3300のアタッカー」として使用しており、
このカードのトリックスターたる所以は他の神にもついている「自己再生効果」に他ならなかった。
別にロキだからトリックスターというわけではなかったようだ。
OCGでは闇属性・魔法使い族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星霊」と名のついたチューナーを要求するようになった。
闇属性なので《ダーク・クリエイター》や《闇次元の開放》が使えるようになり、
魔法使い族になったことで《ディメンション・マジック》や《マジシャンズ・サークル》の発動条件になれるなど、一応の恩恵は享受している……のだが、
魔法・罠の無効化効果は「バトルフェイズ毎に1度ずつ」発動できるようになったものの、やはり大抵の場合オーディンの下位互換であることに変化はなかった。
しかも事実上の専用チューナーである《極星霊デックアールヴ》はレベル5の上級モンスターであり、シンクロ素材を並べること自体が非常に難しい。
かといってシンクロ召喚のチャンスや自己再生の回数を増やすためにデックアールヴの枚数を増やすと手札事故が頻発してしまう。
さらに極星獣モンスターと違い極星霊モンスターは手札に加えないとまるで意味がなく、極星としてのサポートは最も貧弱である。
代用として使える《極星天ヴァナディース》であれば比較的楽にシンクロ召喚できるが、同じ条件であればオーディンが優先される。
海外では救済策なのか新たな極星霊チューナーとして下級モンスターの《Mara, the Nordic Alfar(極星霊マーラ)》が登場しているが、
こちらも《極星天ヴァルキュリア》と比べるとイマイチな効果であり、かえってロキの不遇さを際立たせてしまっている。
もちろん前述の「トリックスター的な神」は再生条件が厳しく制限されたことで実現が難しくなってしまい、
そもそも他の神の自己再生効果の方がはるかに強力であるため、あえてこのカードを使う意味は殆どない。
''どうしてこうなった。''
…ただ、《魔法族の里》と並べれば、自己再生効果・バトルフェイズの魔法・罠の無効化効果とあいまって、強力なロックをかけることはできる。&strike(){そんなことしなくてもディフェンダーや、お触れでおk^^}
**星界の三極神(せいかいのさんきょくしん)
[[遊戯王5D's]]に登場した「[[チーム・ラグナロク]]」が使用するモンスター群。
前々作・前作の[[三幻神]]・[[三邪神]]に対応する存在で、北欧神話の三神を指す神属性・幻神獣族のLv.10[[シンクロモンスター]]3体。
このうちハラルドは《極神聖帝オーディン》、ドラガンは《極神皇トール》、ブレイブは《極神皇ロキ》の所有者である。
また、天空に浮かぶ「アーククレイドル」にダイダロスブリッジから《虹の橋 ビフレスト》をかけて文字通り遊星らの橋渡しを担った。
***[[アニメ>遊戯王5D's]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/神属性/幻神獣族
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
エンドフェイズ時に墓地から自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。}
破壊されてもエンドフェイズ時には自己再生するという、ある意味で破格の破壊耐性を持つモンスターである。
さらにそれぞれの神が固有の効果と、自己再生時のもう1つの固有の効果を持つ。
どちらかといえば防御向きな効果が多いのが特徴的である。
このままではあまりにも強力すぎるためか、[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]では素材に縛りが加えられた。
//レベルが違うトリシューラと比べるのはおかしい。
***[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/△属性/×族
「極星○」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する「極星○」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。}
[[三幻神]]と同格であることはマズいのか、[[あれ>ラーの翼神竜]]と同じくOCGのものは神のコピーカードに過ぎないせいか、3体ともそれぞれの神に近しいモチーフの属性・種族が与えられた。
またチューナーは「極星○(極星獣・極星霊・極星天のどれか)」と名のついたモンスターでなければならず、
自己再生は「相手によって」「破壊されたターンに」「縛りと同じ条件のチューナーを墓地から除外して」初めて行えるように調整された。
自己再生効果は非常に使いにくくなってしまったが、いずれの神も凄まじい攻撃力を持つため、実際のデュエルでは1回も使わないことも多い。
***極神聖帝オーディン
「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!!シンクロ召喚!天地神明を統べよ、最高神、《極神聖帝オーディン》!」
#blockquote(){攻4000/守3500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、幻神獣族モンスターへの魔法・罠カードの効果を無効にする事ができる。
「自己再生効果」で特殊召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。}
自身を含めたフィールド上の全ての神に魔法・罠への耐性をつける強力な効果を持つ。
幻神獣族モンスターを対象にするため、あの[[三幻神]]にも耐性が付与できる。
//アニメ版の三幻神には無用な効果だが、OCGの弱体化した三幻神ならば、有効に機能し神の名に恥じない強力なモンスターへと変貌したに違いない。
この効果はアニメ版の三幻神とほぼ同じの神特有の強力な耐性効果であり非常に頼もしい。
三幻神との最大の違いは自身だけでなく、他の神にも耐性を付与できる事。その代わりモンスター効果には対応しなくなっている。
また自己再生時の固有能力は1枚ドローであり、最も汎用性が高い。
さらに三極神の中でも攻撃力・守備力が最大であり、まさに最高神と呼ぶにふさわしい。
OCGでは光属性・天使族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星天」と名のついたチューナーを要求するようになった。
耐性効果は自身に対してだけの起動効果となったため、シンクロ召喚成功時に《奈落の落とし穴》や《激流葬》などを撃たれるとやられてしまう。流されてしまう神……。
一方光属性になったことで《[[オネスト]]》に、天使族になったことで《堕天使スペルビア》《奇跡の光臨》などに対応するようになり、取り回しは格段に強化された。
また対応するチューナーのうち、《極星天ヴァルキュリア》はアニメから大幅に弱体化されたもののオーディンを楽にシンクロ召喚できる効果を持ち、
後に登場した《極星天ヴァナディース》はこのカードとの相性が最もよい。
#co(){だがオーディンを対象にして&bold(){オーディンが神々しく映る}イラストの《神々の黄昏》を使ってはいけない、&bold(){絶対にだ!!}
&bold(){実際どうなるかというと・・・。}
#region
%%A「俺のターン、ドロー!俺は極神聖帝オーディンを選択して神々の黄昏を発動!ターンエンド!」%%
%%A(フィールドはがら空きだが、手札には速攻のかかしがある…このターンさえしのげば…)%%
%%B「俺のターン、ドロー。オーディンの効果発動。相手にダイレクトアタック。」%%
%%A「手札から速攻のかかし発動!攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる。」%%
%%B「ターンエンド。オーディンは効果によって破壊されない。したがって神々の黄昏の効果も不発となる。よってオーディンのコントロールも俺のまま」%%
%%A「なん・・・だと・・・?」%%
%%こうなる。%%
その後、相手のオーディンの効果適用が終了した後に自分の《神々の黄昏》の効果が発動するように処理が変わったために、このようなことは起こらなくなった。
と言ってもせっかくシンクロ召喚したオーディンをわざわざ相手の場に渡のはかなりのディスアドバンテージを負ってしまうため、この効果を使う事はあまりないと思うが。
#endregion
}
***&anchor(divine_thol, option=nolink){極神皇トール}
「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚!降臨せよ、《極神皇トール》!」
#blockquote(){攻3500/守2800
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にし、
その効果をこのカードの効果として使用する事ができる。
「自己再生効果」で特殊召喚に成功した時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。}
さながら、攻撃力が300ポイント下がり、デッキに戻るデメリットがなくなった、素材縛りなしの《[[セイヴァー・スター・ドラゴン]]》。
劇中では最も攻撃的な神であったといえる。
自己再生時の固有効果は800バーンのお見舞いであり、一見かなり地味な効果だが、最も即効性があり最も堅実であるため侮れない。
特にアニメでは初期ライフが4000なため、非常に凶悪な値と言えた。
OCGでは地属性・獣戦士族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星獣」と名のついたチューナーを要求するようになった。
効果吸収効果は「相手の表側表示モンスターの効果を発動ターン中全て無効化する」効果となった。
モンスター効果によっては吸収してもまったく意味がなかったりする上、味方モンスターにも恩恵を与えやすくなったため、
効果自体は強化されたと言っていいだろう。
獣戦士族のサポートカードは少ないが、《激昂のミノタウルス》を並べるだけで攻撃力3500の貫通モンスターという文字通りの化け物になる。
また事実上の専用チューナーである《極星獣グルファクシ》は自身の特殊召喚効果を持ち、
さらに《極星獣タングリスニ》や《極星獣タングニョースト》の2体とともに強烈なシナジーを形成するため、
驚くほど簡単にシンクロ召喚できる。
グルファクシの代用として使用可能な《極星天ヴァナディース》はグルファクシと元々のレベルが同じため、事実上専用チューナーを6体デッキに入れられることになる。
また、《[[マシュマロン]]》などはオーディンでは倒せないため、ヴァナディースからこちらを優先することも十分考えられる。
***極神皇ロキ
「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え!シンクロ召喚!降臨せよ、《極神皇ロキ》!」
#blockquote(){攻3300/守3000
このカードが攻撃を行う時、相手の魔法&罠カードゾーンに存在するカード1枚の発動と効果を無効にし破壊する事ができる。
「自己再生効果」で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。}
[[アンティーク・ギア>クロノス・デ・メディチ]]とよく似た効果を持つ。
''殆どオーディンの下位互換''に当たる耐性しか持たない。
//神以外のモンスターを《聖なるバリア-ミラーフォース-》などから守る場合はオーディンの効果を上回るが、
//神をシンクロ召喚した時点で味方モンスターは殆どいないため、この効果は殆どの場合オーディンの下位互換である。
//しかも神以外の味方モンスターの攻撃に対するミラーフォースなどは止められず、自身もやられてしまうため、なおさら微妙である。
しかも三極神では最も攻撃力が低い。
自己再生すると罠カードを手札に加えられるが、自己再生はエンドフェイズで行われるため、
回収した罠カードは事実上「(お互いのターンで数えて)自己再生したターンの''次の次の次''のターン」からようやく使えるようになる。
正直言って神としては一番不遇である。もうちょっとトリックスター的なアクセントがほしかったかもしれない。
事実ブレイブはロキを「自爆させれば相手の除去から逃げて何度でも自己再生できる攻撃力3300のアタッカー」として使用しており、
このカードのトリックスターたる所以は他の神にもついている「自己再生効果」に他ならなかった。
別にロキだからトリックスターというわけではなかったようだ。
OCGでは闇属性・魔法使い族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星霊」と名のついたチューナーを要求するようになった。
闇属性なので《ダーク・クリエイター》や《闇次元の開放》が使えるようになり、
魔法使い族になったことで《ディメンション・マジック》や《マジシャンズ・サークル》の発動条件になれるなど、一応の恩恵は享受している……のだが、
アニメでさえ弱かったのにそこからさらに弱体化し、耐性効果も相変わらずオーディンのほぼ下位互換になった。
//魔法・罠の無効化効果は「バトルフェイズ毎に1度ずつ」発動できるようになったものの、やはり大抵の場合オーディンの下位互換であることに変化はなかった。
さらにシンクロ召喚に必須な《極星霊デックアールヴ》《極星霊スヴァルトアールヴ》の2体はどちらも中途半端に使いづらく、シンクロ召喚そのものが困難を極める。
ブレイブが唯一活かした自己再生効果すら条件が重すぎてまともに使えず、再生したところで罠カードが墓地から1枚戻ってくるだけ。
このカードを使う意義がまるで見出せない。''どうしてこうなった。''
…ただ、《魔法族の里》と並べれば、自己再生効果・バトルフェイズの魔法・罠の無効化効果とあいまって、強力なロックをかけることはできる。
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