ダークネス(だーくねす)
遊戯王デュエルモンスターズGXのラスボス。
手下として闇磯野を使役し、人の心の闇に付け込んで虚無の世界に引きずり込んでいた。
宇宙が一枚のカードから生まれた事を語り、その超展開的な発言は多くの視聴者を驚愕させた。
ちなみに本人はその時に裏側の闇から生まれたらしく、だから自分は自然現象のようなものらしい。
手下として闇磯野を使役し、人の心の闇に付け込んで虚無の世界に引きずり込んでいた。
宇宙が一枚のカードから生まれた事を語り、その超展開的な発言は多くの視聴者を驚愕させた。
ちなみに本人はその時に裏側の闇から生まれたらしく、だから自分は自然現象のようなものらしい。
デュエルにおいては自身の名である『ダークネス』をカード名に含む多数の専用カードで構築されたデッキを使用。
フィールド魔法《ダークネス》、及びそこから展開される五種類の永続罠《虚無》《無限》《ダークネス1》《ダークネス2》《ダークネス3》を用い、
十代をデュエル・精神の双方から追い詰めていった。
フィールド魔法《ダークネス》、及びそこから展開される五種類の永続罠《虚無》《無限》《ダークネス1》《ダークネス2》《ダークネス3》を用い、
十代をデュエル・精神の双方から追い詰めていった。
《ダークネス》 フィールド魔法
発動時に自分の魔法&罠カードゾーンのカードを全て破壊する。
手札及びデッキから「虚無」「無限」「ダークネス1」「ダークネス2」「ダークネス3」を
1枚ずつランダムにセットする。この効果でセットされたカードを確認する事はできない。
お互いのターンのエンドフェイズに自分フィールド上の罠カードをセットされた状態に戻し、
セットされた場所をランダムに変更する。自分フィールド上の魔法・罠カードが
フィールド上から離れた時、自分フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
《虚無 》 永続罠
「ダークネス」が発動している場合、以下の効果を発動する。
「無限」が発動していない場合、自分の魔法&罠カードゾーンのカード1枚を発動する。
「無限」が発動している場合、このカードと「無限」の間にあるカードを全て発動する。
《無限 》 永続罠
「ダークネス」が発動している場合、以下の効果を発動する。
「虚無」が発動していない場合、自分の魔法&罠カードゾーンのカード1枚を発動する。
「虚無」が発動している場合、このカードと「虚無」の間にあるカードを全て発動する。
《ダークネス1 》 永続罠
自分フィールド上に「虚無」と「無限」が発動している時にこのカードが最初に発動した場合、以下の効果を得る。
●相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
その後、「ダークネス」と名のついた永続罠カードが発動する毎に、相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
《ダークネス2 》 永続罠
自分フィールド上に「虚無」と「無限」が発動している時にこのカードが最初に発動した場合、以下の効果を得る。
●自分フィールド上のモンスター1体の攻撃力をこのターンのみ1000ポイントアップする。
その後、「ダークネス」と名のついた永続罠カードが発動する毎に、自分フィールド上のモンスター1体の
攻撃力をこのターンのみ1000ポイントアップする。
《ダークネス3 》 永続罠
自分フィールド上に「虚無」と「無限」が発動している時にこのカードが最初に発動した場合、以下の効果を得る。
●相手に1000ポイントのダメージを与える。
その後、「ダークネス」と名のついた永続罠カードが発動する毎に、相手に1000ポイントのダメージを与える。
正直よくわからない、という人の為にこれらのカード効果を要約すると
- 《ダークネス》発動時、《虚無》《無限》及び《ダークネス1》《ダークネス2》《ダークネス3》をデッキから自分の場にセットする。
- 《ダークネス》の効果でこれらのセットカードは確認できないが、その状態で発動した伏せが《虚無》もしくは《無限》だった場合、
もう一枚選んでセットカードを発動。それが《虚無》《無限》のまだ発動されていない方だった場合、この二枚の間に存在する
セットカード全てを発動する。 - 《虚無》《無限》に挟まれたカードらを任意の順番で発動。最初に発動したカードによって「効果の内容」が決まり、
計何枚発動できたかで「効果の適用回数」が変わる。当然《虚無》《無限》が隣接していると間にカードが無いので不発。 - 最初に発動したのが《ダークネス1》ならカード1枚の破壊、《ダークネス2》はモンスターの攻撃力1000上昇、
《ダークネス3》は1000のバーンダメージ。三枚まとめて発動しようものならもちろん発動する効果も実質三倍になる。
……強力ではあるのだが、歴代ボスのカードが
- 自分の為だけに製作したカードだの
- 耐性無視で相手の精神ごと破壊するだの
- 破壊無効のフィールド魔法及び攻撃力∞だの
- 常に相手の攻撃力を1上回るだの
- 僕へのダメージは君のものになる上に2回変身を残しているだの
- 相手のライフを1にするだの
- 各時代で集めた歴代最強のモンスター達と対になるだの
- 破壊・戦闘ダメージ無効+全体バウンス/バーン/大量ドローetcだの
- 効果耐性に身代わりにバーンと回復のあげく真の姿が自己再生だの
と色々とブッ飛んだものばかりであり、OCGで言えば「ロック&チェーンバーン」な彼のデッキはインパクト不足と言わざるを得ないだろう。ある意味現実的ではあるが。
そして問題はそこではなく、ダークネスの取った戦術である。
ラスボスであるにもかかわらず、こいつは《ダークネス》の確認阻害効果を無視してセットカードを確認できるモンスター
《ダークネス・アイ》を召喚して《虚無》と《無限》の位置を随時確認していたのである。
因みに、ダークネスはその効果を説明していない。どころか、モンスター効果の発動宣言すら行っていない。
(十代はユベルの指示で速攻魔法《エフェクト・シャット》をチェーンし、《ダークネス・アイ》の効果発動を無効にしたのだが、
その際ダークネスは終始無言であり、申し訳程度に《ダークネス・アイ》の目玉がグリグリ動く映像が表示されたのみ)
ユベルからも「神を名乗る割にはセコい手を使うねぇ」と言われてしまっている。
加えて更に、《ダークネス・アイ》が破壊された状況でダークネスは《虚無》《無限》の発動を試みるのだが……
ラスボスであるにもかかわらず、こいつは《ダークネス》の確認阻害効果を無視してセットカードを確認できるモンスター
《ダークネス・アイ》を召喚して《虚無》と《無限》の位置を随時確認していたのである。
因みに、ダークネスはその効果を説明していない。どころか、モンスター効果の発動宣言すら行っていない。
(十代はユベルの指示で速攻魔法《エフェクト・シャット》をチェーンし、《ダークネス・アイ》の効果発動を無効にしたのだが、
その際ダークネスは終始無言であり、申し訳程度に《ダークネス・アイ》の目玉がグリグリ動く映像が表示されたのみ)
ユベルからも「神を名乗る割にはセコい手を使うねぇ」と言われてしまっている。
加えて更に、《ダークネス・アイ》が破壊された状況でダークネスは《虚無》《無限》の発動を試みるのだが……
「ぐっ……だが、《ダークネス・アイ》の力が無かろうと……罠発動!」
(発動したのは《ダークネス1》)
当てろよ。
その後も切り札である攻撃力4000のモンスター《ダークネス・ネオスフィア》を特殊召喚……したはいいのだが。
召喚して早々に《N・ブラック・パンサー》に効果をコピーされ、しかも十代はネオスフィアが持つ効果を発動。
並べ替えたセットカードを再度シャッフルされた挙句、フィールド魔法《ダークネス》を裏側表示にセットされてしまう。
発動時《ダークネス》は自分フィールド上の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊するので新たに必要なカードを引かないと苦しい展開に持って行かれる。
「だが、我が手中には圧倒的攻撃力を持つ《ダークネス・ネオスフィア》がいる!」と言っていたが、効果を発動し攻撃力を8400まで引き上げた《E・HERO ゴッド・ネオス》には対抗できず、十代に敗れた。
召喚して早々に《N・ブラック・パンサー》に効果をコピーされ、しかも十代はネオスフィアが持つ効果を発動。
並べ替えたセットカードを再度シャッフルされた挙句、フィールド魔法《ダークネス》を裏側表示にセットされてしまう。
発動時《ダークネス》は自分フィールド上の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊するので新たに必要なカードを引かないと苦しい展開に持って行かれる。
「だが、我が手中には圧倒的攻撃力を持つ《ダークネス・ネオスフィア》がいる!」と言っていたが、効果を発動し攻撃力を8400まで引き上げた《E・HERO ゴッド・ネオス》には対抗できず、十代に敗れた。
設定上は十二次元の神である。もっともGXにはその十二次元をすべて消滅させることのできる人も登場しているのだが。
この決闘では通常は敵の立ち位置であるはずの左側に主人公の十代が立っていたが、それが何を意味するかは不明。
なお、ダークネスが十代に見せた未来のビジョンが5D'sの破滅した未来と同一であるかはいまだに不明である。
もっとも、しれっと《Sp -ジ・エンド・オブ・ストーム》のイラストに描写されていたりもするのだが。
なお、ダークネスが十代に見せた未来のビジョンが5D'sの破滅した未来と同一であるかはいまだに不明である。
もっとも、しれっと《
切り札の《ダークネス・ネオスフィア》と高い攻撃性能でデュエル序盤で十代を苦しめた主力《ダークネス・デストロイヤー》はOCG化されている。
しかし前者はラスボスの切り札とは思えないくらいに守備に向いた性能で、ストラクチャーデッキ「デビルズ・ゲート」でノーマルで収録されており、後者は使えなくは無いが今ではやや力不足である。
しかし前者はラスボスの切り札とは思えないくらいに守備に向いた性能で、ストラクチャーデッキ「デビルズ・ゲート」でノーマルで収録されており、後者は使えなくは無いが今ではやや力不足である。
遊戯王ZEXALでは「世界を作り上げた一枚のカード」であるというヌメロン・コードが登場しており、ダークネスの語った内容と一致している。
視聴者からはこれがどのような関係性を持つのか注目されていたが遊戯王ZEXALの世界はヌメロン・ドラゴンが作ったらしい上に関係性は明らかにされなかった。
視聴者からはこれがどのような関係性を持つのか注目されていたが遊戯王ZEXALの世界はヌメロン・ドラゴンが作ったらしい上に関係性は明らかにされなかった。
遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONSではマルチバース理論が採用され、宇宙は一枚のカードから始まったわけではないともパンフレットで語られており、この説は否定されてしまった。
ただしこの理論は「我々のいる宇宙以外にも無限に宇宙が存在し、別の宇宙には別の自分が存在し~」というものであり、なおかつ原作の延長戦を舞台とした作品のパンフレットに記されているものであって、「一枚のカードを起源とする宇宙」が舞台となったアニメの世界とは無関係。
よって、原作(漫画及びDSOD)の世界線にダークネスは存在せず、DM、GXおよび5D's、ZEXALの世界(アニメ版)には存在するということになるだろう。
そもそも、原作では地球より生まれし心の闇を増幅させるオレイカルコスの技術を用いたドーマが登場せず、アニメDMにおいては海馬瀬戸はオカルト全開のオレイカルコスの力や名もなき竜の力にどっぷり触れており、加えて闘いの儀を観戦していたので、この時点で既に原作とアニメDMの世界はまるで違うものである。
ただしこの理論は「我々のいる宇宙以外にも無限に宇宙が存在し、別の宇宙には別の自分が存在し~」というものであり、なおかつ原作の延長戦を舞台とした作品のパンフレットに記されているものであって、「一枚のカードを起源とする宇宙」が舞台となったアニメの世界とは無関係。
よって、原作(漫画及びDSOD)の世界線にダークネスは存在せず、DM、GXおよび5D's、ZEXALの世界(アニメ版)には存在するということになるだろう。
そもそも、原作では地球より生まれし心の闇を増幅させるオレイカルコスの技術を用いたドーマが登場せず、アニメDMにおいては海馬瀬戸はオカルト全開のオレイカルコスの力や名もなき竜の力にどっぷり触れており、加えて闘いの儀を観戦していたので、この時点で既に原作とアニメDMの世界はまるで違うものである。