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Ⅲ - (2013/12/16 (月) 18:39:55) のソース
**Ⅲ(すりー) [[遊戯王ZEXAL]]に登場するキャラクター。 [[トロン]]一家の三男で、カールした赤髪の少年である。''少年である。'' 本名はミハエル・アークライト。 15歳。[[Ⅳ]]と[[Ⅴ]]を兄様と呼ぶ。 左手の甲に緑色の紋章がある。なぜか内股。 前作のオマージュなのか、彼のデュエルディスクのデザインはどことなく[[エンシェント・フェアリー・ドラゴン]]に似ている。 赤やピンクを基調とした妙にヒラヒラのついた衣装で、初見だと女性にしか見えない中性的な容姿をしている。というか声と名前以外女。 見た目で女性と思い込み、三男というキャラ紹介に絶望した人%%と逆に喜んだ人%%が続出した。 [[Dr.フェイカー]]を憎みつつも、家族の行く末を案ずる家族想いで優しい性格。 「喧嘩はよくありません」と言って[[Ⅳ]]と[[Ⅴ]]を宥める一方、[[シャーク>神代凌牙]]とのデュエルでは負けず嫌いな一面も見せた。&strike(){死亡フラグを立てる腕前もなかなか。} とはいえ目的を取り違えることはなく、基本的にはトロンの指示や立てた作戦通りに動く堅実なデュエルをする。 またハルトが儀式で苦しんでいる時、Ⅳが笑みを浮かべⅤが無表情だったのに対しⅢだけ辛そうに顔を背けていた事から、トロン一家では一番常識に近い人物だと思われる。 ……が、常識人過ぎてⅣに喋る機会を奪われている。 本編では「&ruby(オーパーツ){先史遺産}」と名のついたモンスターを基軸とするデッキを使用。&strike(){見てくれ、僕の先史遺産デッキ!} 因みにオーパーツとは「場違いな工芸品/時代錯誤遺物」を意味する言葉で、古代の文明ではありえない技術で作られたとされる物品諸々の事である。 有名な例を挙げるとモアイや水晶ドクロ、ストーンヘンジ、[[ナスカの地上絵>地縛神]]等。日本にも「聖徳太子の地球儀」なる物が存在する。 &s(){でも最近は遮光器土偶とか、そういう枠に囚われないカードも見かけるのだが。} 46話ではこれらのカードのカテゴリに属する《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》が遺産研究家の父親から直接渡されたモンスターであると判明。 公式で先史遺産が大好きだと言われており、 水を得た魚のごとく&s(){ときどき乙女ポーズもしながら}ものすごく笑顔で熱く語っていた。 この最大の原因は遺産研究をしているという父親の影響が一番有力と思われる。 33・34話にてトロンの指令を受け、《[[No.32 海咬龍シャーク・ドレイク]]》を使用。デュエルを通してシャークに渡した。((余談だがこのナンバーズ・カードは33話でⅣが投げて遊んでいた物である。)) ちなみに大会参加者でシャークに敗戦したが、既にハートピースが完成して予選通過済みであった。 41~43話にて、兄のⅣと共に再登場。遊馬とカイトの前に現れ、ハルトを助けようとする2人の前に立ちふさがり2対2のタッグデュエルを仕掛けた。 この際の切り札は、ナンバーズの一つ《[[No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック>ナンバーズ・カード]]》。見た目は&strike(){どことなく某天空の城ラ○ュタを彷彿とさせるかのような}[[浮遊する城塞>闇晦ましの城]]である。 遊馬が「なんてでかさだ」と発言し、《[[No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー>ナンバーズ・カード]]》が小さく見えるというサイズであった。&strike(){でも攻撃力は[[ホープ>No.39 希望皇ホープ]]に負ける。} こいつの攻撃名は「ヴリルの火」といい、&b(){天に光線が伸びていき、暗雲が晴れて燃え上がる隕石が落下する}という&strike(){[[世紀末>ゾーン]]のごとき}壮大な演出になっている。 この遊馬・カイト戦の決闘で彼は結構活躍したのだが、それらを[[兄>Ⅳ]]が自分の手柄のように言っていたり、その兄と[[相手>天城カイト]]がすさまじい[[顔芸]]合戦を繰り返したり、自身の台詞も[[おまけ>九十九遊馬]]のカイトを守る行為に関してくらいしかなかったので、若干[[空気]]気味だった。 デュエル後にナンバーズを取られそうになるも、紋章の力で奪われず。その際にアストラルを視認、役目を果たしたとして撤退。 何か思うところがあったのか、その後[[家長>トロン]]がホテルの部屋を&strike(){[[ぶっ壊し>Ⅳ]]}破壊し、[[長男>Ⅴ]]がそれを黙って見物していた時、彼は屋上らしき場所で&strike(){十五の夜を満喫しながら}物思いに耽っていた。 自分とⅣが負けた理由は遊馬にあると考えて観察に出かけ、遊馬vsシャークの決闘を観戦。その後遊馬の家に忍び込んだが、あっけなくばーちゃんにみつかってしまう。 遊馬が帰ってきてからは前述の通り。 遊馬とその家族を見て遊馬の強さの源に気付き、遊馬に宣戦布告。その後、トロンから新たな力を手に入れたらしい。 ……そして始まった、47話。&b(){&strike(){ついに}[[奴も、弾けた>「だが奴は…弾けた」]]}。 -お気に入りのカードである《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》の攻撃時、&b(){BGMが[[通称ファンサービスのテーマ>冷酷なデュエル]]に切り替わる。} -そしてお気に入りであるハズの《先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム》を他のカードの効果で悲惨な姿へ傷つけ、あまつさえ[[射出するという行為を平気で行う>アテム]]。 -あれだけ笑顔で熱く語っていた先史遺産を駒呼ばわり。 -眼をウルウルさせながら笑みを浮かべ、[[何か病んでるような雰囲気を纏う。>ユベル]] -&b(){「[[ウザいんだよ、目障りなんだよ…キミのいちいちが!!>エド・フェニックス]]」}&b(){「闇に堕ちろ、遊馬!!」}と&s(){泣き笑い状態のまま}叫ぶ。 -突如として西洋の鎧を纏った姿に&b(){[[コスプレ>ヴァロン]][[チェンジ>ZEXAL]]。} -紋章の力を使い、[[デュエル関係無しに相手を直接攻撃>ファンサービス]]。 -遊馬の記憶から[[大切なもの>「かっとビング」]]を奪い&s(){リア充生活の}記憶を改竄、[[絶望を与えて>アポリア]]&s(){俺たちのように}半廃人化。 -&b(){「絶望の中で、キミには消えてもらう。フフフフ…ハハハハハ!!」} -アストラルを紋章の力で塔に封印し、遊馬と切り離した。&b(){&s(){[[そして伝説のネタバレをリスペクト。>「城之内死す」]]}} &b(){と、[[兄>Ⅳ]]に勝るとも劣らない強烈なネタっぷりを発揮した。} ただしⅢ(とその[[家>トロン]][[族>Ⅳ]][[達>Ⅴ]])の境遇をよく考えてみるとただのネタに収まる台詞とは言えないものであり、アニメ本編をリアルタイムで見ていた人にとっては少々使い辛いものだろう。 余談だが、[[前作>遊戯王5D's]]にいた[[狂ったような笑い声を上げたり>ルチアーノ]][[合体事故で真っ二つになったり>プラシド]][[バイクと同じ速度で走り出したり>ホセ]]した人たちの過去も壮絶であった。 &s(){尚、この調子だとⅤはどのような変化をするのか不安と期待が高まるところであったが、結局たった6枚しかカードを使わずに[[帰って寝た。>「今はまだ私が動く時ではない」]]} 続く48話。マシュ=マックを撃破されたⅢは、トロンから得た新たなる切り札と称し《[[No.6 先史遺産-アトランタル>ナンバーズ・カード]]》を披露。 大陸をそのまま人型にしたような姿であり、やはり巨大。マシュ=マックといい勝負をするレベル。[[遊戯王5D's]]本編の《[[機皇神マシニクル∞]]》と同じくらい、もしくはそれ以上。 さらに言えば自身の効果でマシュ=マックを装備する際、マシュ=マックが縮小するため比例してもっと大きく見える。OCGイラストだけで見比べれば[[ゴッズOP>明日への道~Going my way!!~]]の《[[機皇神マシニクル∞]]》が[[絶望>アポリア]]するだろう。((それでも兄の持つナンバーズに比べればだいぶ小さいのだが。)) ちなみにこの決闘はWDC予選編における最終バトルであり、&s(){Ⅲの顔芸と共に}凄まじいラスボス臭を醸し出していた。 効果はエクシーズ召喚時に自分の墓地の[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]1体を装備し、その攻撃力を吸収する能力、 オーバーレイユニットを一つ使い相手のライフを半分にする…って[[どこか>ディマク]]の[[地縛神]]や [[某HERO>エド・フェニックス]]と似たような効果。 更にはオーバーレイユニットがない場合、自ターンのスタンバイフェイズにお互いのライフポイントを半分にし、戦闘では破壊されず戦闘ダメージも受けない…などと[[凄まじいチート性能>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]を誇っていた。 当然ながらOCG版では弱体化されており、装備した[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]の攻撃力の半分しか吸収できないようになっており、効果起動にも装備したモンスターを墓地に送らなければいけなくなっている。 また、OCGのカード名は《No.6 先史遺産アトランタル》となっている。 49話では「僕の本当の力を見せてやる!」などと言いだして視聴者に[[冷や汗をかかせ>プラシド]]、《[[No.6 先史遺産-アトランタル>ナンバーズ・カード]]》の効果により着実に遊馬のライフを削っていく。 《No.6 先史遺産-アトランタル》の闇の力に侵食され、また紋章が全身に及び激痛に苛まれながらもデュエルを続行。 しかし罠カード《アンゴルモア》の効果によって崩壊していく世界の中で正気を取り戻し、紋章の力を遊馬に託し[[アストラル]]を復活させる。そしてアトランタルに''自身を取り込まれながら''も遊馬に攻撃を促し、敗北した。 遊馬に敗北後、家族を救う事を遊馬に託して[[ハートピース]]と[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]を残していった。そして紋章の力で魂を削られてしまった結果、寝たきりの状態になってしまった。 そして第3期のOPとEDに登場。どちらにおいてもまるで美少女のような演出がとられていた。[[だが、男だ。>ラリー・ドーソン]] とある場面では遊馬達と同じ制服を着ていたが、まさか……? 最終的には遊馬とアストラルがトロンを倒したことで二人の兄とともに生還。 カイトと遊馬&アストラルのWDCラストデュエルを途中まで見届けた後、やっと取り戻した父と兄・3人の家族と共に去っていった。 「遊馬…またいつかきっと…」 そして112話、約9ヶ月ぶりに登場。 Dr.フェイカーの一件のあと、家族と共にアストラル世界、バリアン世界について調べていたようで、またそこからアストラルが消えてしまったことを知ったようだ。 アストラルの消失、そして[[Mr.ハートランド]]の言葉に追い詰められながらも、戦おうとする遊馬の前に現れ、共に戦うことを宣言。 先史遺産のナンバーズを%%まるでヒロインのように%%受け取り、遊馬とタッグを組み、Mr.ハートランドの仲間、[[蝉丸>闇デュエル界の四悪人]]に挑む。 声優は池田恭祐。FF7ACのデンゼル役など元々子役だった。 twitter等を見る限り、OCGガチ勢の模様。 2013年12月にはドリアン[[七皇]]なる絵をtwitter場に公開している…が、1人足りない。 最近では 「HDDが壊れて録画したZEXALとその他アニメが全部消え、『LEGACY OF THE VALIANT』を3箱購入したが『励騎士ヴェルズビュート』1枚ぐらいしか出なかった」 と散々な目にあっている。 ちなみに桑原監督にも愛されているキャラのようで、監督のtwitterでは度々おまけの絵コンテや一枚絵が載せられている。 二人の兄様達に特製デュエル飯を食べさせながら「僕はクロワッサンを食べますから!」…と[[本編では見られなかった一面が見られる。>ファンサービス]]