No.11 ビッグ・アイ

遊戯王ZEXALに登場したエクシーズモンスター。
第1期にて、自称カイトに仕える身のジンが使用した。


エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/ATK2600/DEF2000
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのコントロールを得る。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

素材1つで相手フィールドのモンスターを1体パクれる非常に強力な効果を持つ。
「ジンvs遊馬」戦ではジンが《レインボー・シャーマン》と魔法カード《エクシーズ・プラント》を素材にエクシーズ召喚。遊馬の希望皇ホープを奪って戦況を有利に持ち込んだ。
…が、遊馬の罠カード攻勢により大きなダメージは与えられず、終いには突然覚醒した《CNo.39 希望皇ホープレイ》によってバラバラに戦闘破壊されてしまった。

その後は他のナンバーズ同様、アストラルに吸収された模様。


以降はこれも他のホープ以外のナンバーズ同様全く登場機会に恵まれずにいたのだが、放送終盤の「遊馬vsナッシュ」戦にて久々に再登場。
遊馬が使用し、《ブンブンセブン》*1と効果で★7になった《ガガガマジシャン》を素材にエクシーズ召喚された。

この時のナッシュのフィールドは2体《CNo.39 S・H・Dark Knight》が並んでおり、2体とも戦闘や効果で破壊・除外されずに毎ターンダイレクトアタックできるという先攻1ターンにして超鉄壁すぎる布陣だった。
その布陣を遊馬はビッグ・アイの効果でDark Knightを奪取し、そのモンスター効果でもう片方をオーバーレイ・ユニットに吸収することで全て突破した。

「戦闘破壊や効果による破壊、除外もできない」→「じゃあパクればいいじゃん!」というあまりにリアリストすぎる戦法を主人公がいきなりかまし、ホープ召喚という視聴者の予想を覆して楽しませたと共に「やっぱり主人公が使うガチカードじゃねぇ…」と震撼させた。
コントロール奪取系カードがいかにデュエルにおいて強力かが窺い知れる一幕である。

OCGにおいて

アニメ効果そのままで書籍「ザ・ヴァリュアブル・ブック14」の付録としてOCG化。
その優秀な効果ながらランク7という出しにくさで不遇の半ばネタカード扱いされていたが、★7を扱う【征竜】【魔導】デッキが流行してからは評価が著しく一変。
出しにくさが解決されたことによりあまりに容易のコントロール奪取ができるようになってしまい、2013年9月の改訂で制限カードになった。

OCGにて、初めてにして唯一制限・禁止カードに指定されたナンバーズである。

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最終更新:2023年12月01日 09:59

*1 相手フィールドにエクシーズがいると特殊召喚できる★7。実際にOCG化されたら征竜暴走不可避