遊戯王アニメシリーズのデュエルにおいてよく発生するチートルール。
OCGの販促番組であるにもかかわらず実際のデュエルのルールから逸脱、カードテキストに無い効果を発動、勝負前に自分に有利な条件を提示…といった無軌道な戦いが繰り広げられた時に使われる。
決闘者の王国編が最も顕著に俺ルールが発動されているが、これは明確なルールが定まっていなかった時期の原作漫画をアニメ化していたから…という理由もある。
しかしその後の
BC編でも初っ端からアニメオリジナル要素で謎効果(後述)が発生したり、
ドーマ編の終盤は殆どデュエルという形態の召喚戦争であった。
というのも「遊戯王」という作品自体が原作者・高橋和希曰く「ゲームを使ったバトル作品」であり、あくまでカードゲームはバトルを描く題材だということが大きい理由だと思われる。
この傾向はアニメオリジナルの後続作品にも受け継がれていったが、ファンタスティックなデュエルを描くためにはしばし必要な演出なのかもしれない。
また、
「発動していた」やカードの効果を相手に先に説明しないのも俺ルールに加えられる。
実際には劇中での殆どの俺ルールはこれが一番多い。OCGでは明らかなルール違反なので注意されたし。
劇中で使われた主なシリーズ毎固有の俺ルールは以下の通り。
遊戯王デュエルモンスターズ
- 岩石の巨兵で破壊するのは…月だ!(岩石の巨兵で自分の魔法カードを攻撃して海を枯らせた)
- ハーピィの幻惑の眼は女には効かないぜ!(幻惑の眼の効果は女性モンスターであるホーリー・エルフには及ばない)
- クリボーでサウザンド・アイズ・サクリファイスの効果無効(カードに眠るイマジネーションがなんたら)
- デーモンの召喚+磁石の戦士βの合体攻撃で攻撃力200アップ!(レアハンターにワンキルするための辻褄合わせ)
- 無限を越える力を得よ!(最早デュエルの体裁では倒せなかったダーツさん…)
遊戯王デュエルモンスターズGX
遊戯王5D's
遊戯王ZEXAL
最終更新:2023年12月01日 10:02