遊戯王アニメシリーズによくある事の1つ。
どの時代・世界でも
決闘者が必ず背負うものである。
遊戯王デュエルモンスターズGXでは
異世界編以降頻出。
佐藤先生が十代に「君には決闘者が誰しも背負い込む心の闇が無い」とトンデモ設定を説教するに始まり、異世界で仲間を全て失った十代の心の闇が
覇王人格を生み出してしまった。
そして解決後の
ダークネス編でも主要メンバーの就職への不安という子供向けアニメとは思えない苦悩が描かれ、
ダークネスにそれぞれ心の闇を突かれダークネス世界に取り込まれていった。
遊戯王5D'sでは明確に「心の闇」がメインテーマにはなっていないが、
不動遊星が「自分の父親のせいでゼロ・リバースが起きてしまった」と強く背負い込んでいる事を
ルドガーに心の闇と指摘されていた。
遊戯王シリーズでは宿敵が極悪になりきれず自らの欲望や復讐心が一件の引き金になってしまった…というケースが非常に多い。
悪役として登場した人物が心の弱さを克服して改心するという展開は王道とも言え、そんな展開を一言で説明する便利な単語である。
特に脚本家の吉田伸がよく多用するワード群でもある。
「心の闇」という単語が多々登場するようになったらこの方が一枚噛んでいると考えて差し支えない。
最終更新:2013年11月10日 00:54