弱体化

遊戯王アニメシリーズ、OCGにとって避けられない宿命。

原則このアニメシリーズは実在のOCGの販促企画として制作されているが、アニメではデュエルを派手に盛り上げるようなオリジナル壊れカードを量産する事が多い。
しかし、それらのカードがそのままOCG化されると実際の環境を大いにぶっ壊す危険性が高く*1、される際には効果が弱めに調整され…という現象の事である。

その幅は召喚のための素材に縛りを付ける、発動回数に制限をかける等の緩い規制からアニメでのぶっ壊れ→凄まじいほど使い物にならない効果に変更というハードなものまで。
中にはアニメとOCGで一緒なのは名前と見た目だけで全く別物の効果にさせられたカードもある(例:《天よりの宝札》《地縛神Wiraqocha Rasca》《ビッグ・ジョーズ》)。

なお現在その煽りを最も受けているのは神代凌牙。彼が使用する水属性モンスターは印象的に使われるものに限って弱体化させられるという悲劇に遭っている。
《ビッグ・ジョーズ》は特に「通常魔法を使用したターンに特殊召喚できる」「攻撃を行うと除外」という全然別の効果にされ、《戦艦空母エアロ・シャーク》も「手札枚数×400のダメージ」「除外した自分モンスター数×100」という何ともしょぼい効果に変更させられた。
まあ言い換えればそれほど凌牙が強力なカードを操っている、という事なのだが…。

また《リビングデッドの呼び声》のように全然違う効果にされながら、貴重な蘇生系カードとしてOCGプレイヤー達に幅広く愛用され長く定着というケースも稀にある。


そのため、アニメでチート級の壊れカードが登場した際には「どれだけ調整されるんだろう?」と真っ先に議論にされる。
弱体化を嫌がる反面《ダーク・ダイブ・ボンバー》のようなトラウマも有り、どちらを取るかアニメファン決闘者をジレンマに悩ませている。

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最終更新:2013年11月10日 22:36

*1 カード単体の強さのみならず、他のOCGカードとのシナジーで強力な壊れコンボが発見される可能性も