唯澪@ ウィキ

無題(13)

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yuimio

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無題(13)


とある雨の日

唯「わぁ、澪ちゃん見て見て! あそこに可愛いネコがいるよ~」

澪「ホントだ、可愛いなぁ」

ニャー テクテク

唯「わっ、駄目だよ~こっち出てきたら濡れちゃうよ~」タッタッタッ

澪「おーいこら唯、走ると危ないぞ」


唯「ほーれー私の傘にお入り~  ふぅ‥これで一安心だね」

ニャー

澪「まったく、ノラ猫の心配もいいけど滑りやすくなってるんだから気をつけろよー」

唯「えへへー 澪ちゃんごめ~ん♪」

澪(ま、こういう何にでも優しく出来るのが唯の良いとこなんだけどな)

ニャー ゴロゴロ

唯「わ~澪ちゃん見て、ネコが私の足をスリスリ~って」

澪「きっと雨に濡れそうなところを助けてくれたからそのお礼か何かじゃないか?」

唯「へへー そんなお礼なんていいのだよネコくん~」ナデナデ

澪「」じ~っ

唯「あはは、喜んでる♪ 澪ちゃんも撫でてみなよ~可愛いよ~」

澪「あぁ、じゃあお言葉に甘えて」

ナデナデ

唯「ひゃっ! ‥み‥澪ちゃん‥な、何で私の頭‥!?」

澪「はは、可愛いな~ 毛並みもふわふわだ」

唯「澪ちゃ‥くすぐったいよぅ‥私じゃな‥ネコぉ‥」

澪「おっ! 耳周りを触ると気持ち良さそうな反応するな どれどれ」

唯「ひゃうっ! も‥み、み‥澪ちゃん!」

澪「ハッ! 私は今まで何を‥!?」

唯「み‥みおちゃーん‥ ど、どうしちゃったのー?」

澪「ゆ‥い‥!?  うわぁあっ! ごご、ごめんな! これはその‥」

澪(どうしよー つい猫と戯れてる唯に見蕩れて我を忘れてたなんて言えない‥!)

唯「もしや! 澪ちゃん湿度が上がるともう一人の人格が出てきて‥!」

澪「そんな漫画みたいな設定あるかっ!」ビシッ

唯「あうっ!」

澪「これはつまりだな‥その‥ ただの冗談だよ!」

唯「へ、冗談‥?」

澪「そ、そうだ その猫のように唯を弄ったらどんな反応するかを見たかったんだ、それだけ!」

唯「何だ冗談か~ でも澪ちゃん目が本気だったから少し怖かったよ~」ニコニコ

澪「あはは‥は」(私そんなに変だったのか‥ショボーン)

唯「ほら澪ちゃん、今度こそネコ触ってみなよぉ」

澪「あ‥あぁそうだな じゃあ」スッ

ニャー タッタッタッ

唯「あーっ!」
澪「逃げちゃった‥」


唯「し‥仕方ないよ! あのネコにも外せない用事があったんだよ! それに‥」

澪「‥いや、私はいいんだよ」
澪(私はそれよりも‥唯を‥)スッ


唯「わー澪ちゃん見て~虹だよ虹!」シュタッ

澪「えっ!?」スカッ

唯「いつの間に雨止んでたんだぁ うわ~綺麗だねぇ」


澪(はぁ‥やれやれ)
澪「そうだなぁ」ポム

唯「えへへ~」


今月号のきらら表紙の唯澪可愛いよね。そんなお話

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  • 買い忘れた。死にたい -- (名無しさん) 2010-08-26 21:08:15
  • 確かにかわいい -- (名無しさん) 2011-08-03 22:27:28
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