無題(r015)
澪「はいどうぞ、広くはないけど。まぁ同じ寮だから間取りは同じだけどな」
唯「おぉー、みおちゃん部屋にこたつ入れたんだー」
澪「うん、最近は結構冷え込むから」
唯「いいなー、わたしの部屋は置くところがなくてさー」チラッ
澪「ふふ、入ってもいいよ」
唯「やった、それじゃあおじゃまします」ゴソゴソ
澪「はい、蜜柑とお茶」コト
唯「おぉ、おみかん様だー。わたし最近食べてないんだよねー」
澪「おいおい、大学生にもなって風邪なんてひくなよ?」
唯「いやいやみおちゃん、わたしだってさすがにもうかぜなんてひかな、はっくちゅん」
澪「……おい」
唯「い、いや、今のは違うんだよ!?きっとりっちゃんか誰かがわたしの話をしてただけだよ!」アセアセ
澪「……ほんとに風邪じゃない?」ジー
唯「も、もちろんだよ!」
澪「なら、いいけど」ムー
唯「もう、みおちゃんってば心配性だなぁ」
澪「!ねぇゆーい、ちょっとこっち向いてー?」フフフ
唯「どうしたの――ムグッ!?」
澪「ふふふ、あったかい?」ムニ
唯「あ、暖かいけど、どうしたの?///」
澪「今のゆいはさ、おみかん様の力を貰ってないんだろ?だから私の分をおすそ分けしてるんだよ」フフン
唯「な、なるほど、それでほっぺをはさんでるのね」
澪「うん、そうなの」フニフニ
唯「あの~みおちゃんこの手はいつまで?」
澪「も、もうちょっとだけ、ダメ?」フニフニ
唯「ダメじゃ、ないけど……恥ずかしぃよぉ///」
澪「うふふ、うふふふふ」フニフニフニフニ
唯「おぉー、みおちゃん部屋にこたつ入れたんだー」
澪「うん、最近は結構冷え込むから」
唯「いいなー、わたしの部屋は置くところがなくてさー」チラッ
澪「ふふ、入ってもいいよ」
唯「やった、それじゃあおじゃまします」ゴソゴソ
澪「はい、蜜柑とお茶」コト
唯「おぉ、おみかん様だー。わたし最近食べてないんだよねー」
澪「おいおい、大学生にもなって風邪なんてひくなよ?」
唯「いやいやみおちゃん、わたしだってさすがにもうかぜなんてひかな、はっくちゅん」
澪「……おい」
唯「い、いや、今のは違うんだよ!?きっとりっちゃんか誰かがわたしの話をしてただけだよ!」アセアセ
澪「……ほんとに風邪じゃない?」ジー
唯「も、もちろんだよ!」
澪「なら、いいけど」ムー
唯「もう、みおちゃんってば心配性だなぁ」
澪「!ねぇゆーい、ちょっとこっち向いてー?」フフフ
唯「どうしたの――ムグッ!?」
澪「ふふふ、あったかい?」ムニ
唯「あ、暖かいけど、どうしたの?///」
澪「今のゆいはさ、おみかん様の力を貰ってないんだろ?だから私の分をおすそ分けしてるんだよ」フフン
唯「な、なるほど、それでほっぺをはさんでるのね」
澪「うん、そうなの」フニフニ
唯「あの~みおちゃんこの手はいつまで?」
澪「も、もうちょっとだけ、ダメ?」フニフニ
唯「ダメじゃ、ないけど……恥ずかしぃよぉ///」
澪「うふふ、うふふふふ」フニフニフニフニ
マシュマロほっぺ堪能中...
澪「ふぅ、満足満足」ニコニコ
唯「うぅ……みおちゃんってば……激しいんだから///」
澪「ごめんね、つい夢中になっちゃって。お詫びに私特製クッキーを持ってきてあげるからさ、それで許してくれない?」
唯「ほんと?みおちゃんのクッキーおいしいからわたし大好きなんだよね!」パァ
澪「ありがと、それじゃあ持ってくるね」スク
唯「お願いします!」ピシッ
唯「うぅ……みおちゃんってば……激しいんだから///」
澪「ごめんね、つい夢中になっちゃって。お詫びに私特製クッキーを持ってきてあげるからさ、それで許してくれない?」
唯「ほんと?みおちゃんのクッキーおいしいからわたし大好きなんだよね!」パァ
澪「ありがと、それじゃあ持ってくるね」スク
唯「お願いします!」ピシッ
*
唯「おいしい!」テーレッテレー
澪「それはよかった。ゆいのために作ったかいがあるよ」ニコ
唯「も、もうみおちゃんのその攻撃にはなれたもんね///」
澪「そーお?それじゃあ次はどうしようかなー?」ニヤニヤ
唯「うぅ……そ、そういえば、どうしてみおちゃんはこたつ入れたの?」アセアセ
澪「ん?どうしてって、最近寒くなったから」
唯「そうじゃなくてね、こたつ以外にも暖房器具ってあるじゃない?」
澪「あぁ、ハロゲンヒーターとかね」
唯「うん、なのにどうしてこたつを選んだのかなぁって」
澪「それは私も思ったけどさ、みんな私の部屋に集まることが多いだろ?」
唯「そういえばそうかもね、りっちゃんの部屋ってあんまり片付いてない時が多いもんねー」アハハ
澪「ゆいの部屋も同じような状況だと思うけど?」ジー
唯「みおちゃんにはお世話になってます」ハハー
澪「別にいいよ、好きでやってるからさ」クスッ
唯「みおちゃん……///」キュン
澪「は、話を戻そう!」アセアセ
澪「みんなで集まった時にさ、他の暖房より炬燵の方がみんなもゆっくりできると思って」
唯「たしかにこたつに入ってると気持ちもゆったりするよねぇ」グテー
澪「とまぁそんな建前があって、ほんとは」ススス
唯「ほぇ?」
澪「となり、入ってもいいかな?」
唯「へ!?あ、うん!もちろんだよ!」
澪「ありがと、こうやってゆいと並んで炬燵に入ることが目的だったり」
唯「へ、へぇ///みみみみおちゃんってそんなこと考えてたんだぁ///」
澪「ふふふ、顔がまっかだよ、ゆーい」
唯「そ、それはみおちゃんがあんなこと言うから///」
澪「ごめんごめん、ゆいがあまりにもかわいくてつい」ナデナデ
唯「もーそういうこと言うからだよ!///」
澪「ごめんね、ぎゅーってしてあげるから許して?」ネ?
唯「う……こ、今回は許してあげません!」プン
澪「えー、それじゃあどうしたら許してくれる?」
唯「……せてくれたら」ボソ
澪「え?」
唯「み、みかんを……食べさせてくれたら……許してあげる///」
澪「!それくらいなら、喜んで」
澪「それじゃあ、ゆーい、あーんして?」
唯「あ、あーん///」パク
澪「おいしい?」
唯「み、みおちゃんが食べさせてくれたから///普通のよりずっとお、おいしいよ///」フルフル
澪「へ///は、や、その///あ、ありがとう///」プシュー
唯「みおちゃん顔まっかだね///」
澪「……まさかこれが狙いだったとは///」プルプル
唯「ふ、ふふ、今回はわたしの勝ちだね///」
澪「どっちかというと痛み分けな気もするけどね///」アハハ
唯「うぅ///自分でやったことだけど、すごく恥ずかしぃ///」
澪「でも、とってもかわいかったし、うれしかったよ。ありがとう、ゆーい」チュ
唯「――っ!?」プルプル
澪「ゆ、ゆい?」
唯「――~~///」ギュー
澪「ふわぁ!?きゅ、急にどうしたんだ!?///」
唯「……みおちゃん」
澪「ど、どうかした?」
唯「わたし、みおちゃんと一緒にいると、幸せすぎて死んでしましそうだよ///」ギュー
澪「ゆい……私も、ゆいといると幸せだよ」ギュー
澪「でも、ゆいが死んじゃうと……私は悲しいなぁ」
唯「わかってる、いつまでも一緒だよ、みおちゃん」
澪「うん、ありがと。大好きだよ、ゆい」チュ
唯「わたしも、大好きだよ、みおちゃん」チュ
澪「それはよかった。ゆいのために作ったかいがあるよ」ニコ
唯「も、もうみおちゃんのその攻撃にはなれたもんね///」
澪「そーお?それじゃあ次はどうしようかなー?」ニヤニヤ
唯「うぅ……そ、そういえば、どうしてみおちゃんはこたつ入れたの?」アセアセ
澪「ん?どうしてって、最近寒くなったから」
唯「そうじゃなくてね、こたつ以外にも暖房器具ってあるじゃない?」
澪「あぁ、ハロゲンヒーターとかね」
唯「うん、なのにどうしてこたつを選んだのかなぁって」
澪「それは私も思ったけどさ、みんな私の部屋に集まることが多いだろ?」
唯「そういえばそうかもね、りっちゃんの部屋ってあんまり片付いてない時が多いもんねー」アハハ
澪「ゆいの部屋も同じような状況だと思うけど?」ジー
唯「みおちゃんにはお世話になってます」ハハー
澪「別にいいよ、好きでやってるからさ」クスッ
唯「みおちゃん……///」キュン
澪「は、話を戻そう!」アセアセ
澪「みんなで集まった時にさ、他の暖房より炬燵の方がみんなもゆっくりできると思って」
唯「たしかにこたつに入ってると気持ちもゆったりするよねぇ」グテー
澪「とまぁそんな建前があって、ほんとは」ススス
唯「ほぇ?」
澪「となり、入ってもいいかな?」
唯「へ!?あ、うん!もちろんだよ!」
澪「ありがと、こうやってゆいと並んで炬燵に入ることが目的だったり」
唯「へ、へぇ///みみみみおちゃんってそんなこと考えてたんだぁ///」
澪「ふふふ、顔がまっかだよ、ゆーい」
唯「そ、それはみおちゃんがあんなこと言うから///」
澪「ごめんごめん、ゆいがあまりにもかわいくてつい」ナデナデ
唯「もーそういうこと言うからだよ!///」
澪「ごめんね、ぎゅーってしてあげるから許して?」ネ?
唯「う……こ、今回は許してあげません!」プン
澪「えー、それじゃあどうしたら許してくれる?」
唯「……せてくれたら」ボソ
澪「え?」
唯「み、みかんを……食べさせてくれたら……許してあげる///」
澪「!それくらいなら、喜んで」
澪「それじゃあ、ゆーい、あーんして?」
唯「あ、あーん///」パク
澪「おいしい?」
唯「み、みおちゃんが食べさせてくれたから///普通のよりずっとお、おいしいよ///」フルフル
澪「へ///は、や、その///あ、ありがとう///」プシュー
唯「みおちゃん顔まっかだね///」
澪「……まさかこれが狙いだったとは///」プルプル
唯「ふ、ふふ、今回はわたしの勝ちだね///」
澪「どっちかというと痛み分けな気もするけどね///」アハハ
唯「うぅ///自分でやったことだけど、すごく恥ずかしぃ///」
澪「でも、とってもかわいかったし、うれしかったよ。ありがとう、ゆーい」チュ
唯「――っ!?」プルプル
澪「ゆ、ゆい?」
唯「――~~///」ギュー
澪「ふわぁ!?きゅ、急にどうしたんだ!?///」
唯「……みおちゃん」
澪「ど、どうかした?」
唯「わたし、みおちゃんと一緒にいると、幸せすぎて死んでしましそうだよ///」ギュー
澪「ゆい……私も、ゆいといると幸せだよ」ギュー
澪「でも、ゆいが死んじゃうと……私は悲しいなぁ」
唯「わかってる、いつまでも一緒だよ、みおちゃん」
澪「うん、ありがと。大好きだよ、ゆい」チュ
唯「わたしも、大好きだよ、みおちゃん」チュ
END
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