磯部ガキ



よく聞け磯部太一郎──哀れな我が末裔よ

いつまで夢を見ているつもりだ 見ているだけでは夢は叶わんぞ



概要

磯部太一郎に宿る数百年前の先祖。ミラカワ地区(現ミラカワ地方?)近辺の無人島でトルトゥーガ(紅丸)と出会った。
強大なオーラを持ち、派遣された先遣隊や巨大猿を殲滅した。

その後はトルトゥーガと友誼を結び当人なりに国に尽くしてきたが、その末期に行ったことは街の破壊や殺戮であったため、トルトゥーガに裏切られ彼の罪もすべて被せられた上で打ち首となった。
死刑を言い渡される直前にトルトゥーガと約束を交わし、国を乗っ取り決着をつけるため大札使い(封印術師)と協力して復活の用意をするように伝えている。

トルトゥーガや他の磯部家によって末裔の太一郎が押さえ付けられることを好まず、ふたたびザオが世界を統べるために契約を持ちかける。
太一郎が魂と肉体をガキに捧げたことで準備が整い、太一郎が狙撃された後に肉体の制御権を乗っ取り復活した。

太一郎が過去への執着を捨てられずガキとの同化を拒んだため、最終的にはアブレウスに自身を捧げたトルトゥーガに敗れてしまう。


トルトゥーガもアブレウスに魂と肉体を捧げたことで復活を果たしており、トルトゥーガ-アブレウスの関係と太一郎-ガキの関係が酷似している。ガキそのものが悪魔なのか、ガキもアブレウスと対になる悪魔と契約した人間なのかは不明である。


ルーキー版における概要

本名は磯部餓鬼(磯部我鬼,蔵王餓鬼,蔵王我鬼,ザオ餓鬼,ザオ我鬼)。
ある時代に世界最強であると言われており、「由来不明な力」を得た十二家の人間だが、他の十二家の人間によって「制限の封印」を受け、1022年に打ち首となった。
この処刑を機に、ザオ家が十二家内の頭から序列最下位へと落とされた。

余談

ルーキー版の通り、名前の由来は仏教の「餓鬼」および「我鬼(我は鬼)」の意だろう。
原語版では鬼が「Iblis(イブリース=悪魔の意)」と呼ばれており、すなわち「我は悪魔である」という本質を表した名である。

また、ルーキー版ではある時代に「由来不明の力」を手に入れて世界最強になったと語られている。上記を踏まえると、ジャンプラ版のトルトゥーガと同様、何かしらの手段を以てして悪魔(磯部ガキ)と契約した可能性が示唆されている。
ちなみに、ここで語られる「制限の封印」は、原語版では「 SEİGEN MÜHRÜ(封印) 」となっている。
最終更新:2025年05月26日 14:29
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