概要
石版魔物四天王の一体であり、身長の倍ほどの長さの「棍」を武器とする
千年前の魔物。
月の石の部屋までの道に立ち塞がる魔物として、第129話~第133話で
ウォンレイ&
ティオの2ペアを相手に戦った。
パートナーの戦闘能力ばかり注目されがちだが、ツァオロン自身も
ウォンレイと一対一の状況で優勢に立ち振る舞っている。
その上、彼の最大術「ザオウ・ギルエルド」は
ティオの「マ・セシルド」「ギガ・ラ・セウシル」、
ウォンレイの「ラオウ・ディバウレン」をそれぞれ打ち破っており、
ゾフィスの「千年前の魔物、最強の戦士達」という評価が伊達ではない事が窺える。
パートナーの「玄宗」は、強い相手との戦いを求める中国拳法家。
心を操られてはおらず、魔物と戦うために自ら望んで参戦した。
出る漫画を間違えたかのような人間離れした戦闘力を有しており、生身の攻撃で
ウォンレイに二度も吐血させ、素手で
ティオの「セウシル」にヒビを入れている。
武術のために精神も鍛えられているのか、前述の「ザオウ・ギルエルド」を3発も回復なしで放つ心の力も備えている。(なお、4発目は
月の石のカケラで回復を挟んでいる)
ガッシュTCBにおいては
格闘魔本のエース級魔物。
ツァオロン自身が持つ格闘効果のスペックに加え、玄宗の効果による攻撃も性能が高く、格闘戦術を魔本に組み込む事を考えるならまず候補に挙がる。
石版魔物であるため、
石版魔物魔本にアタッカーとして組み込む事もでき、活躍の幅は広い。
一方、
石版魔物である事が禍して
E-080 スカイダイビングによる展開には魔物・パートナー共に非対応なので、その点には注意したい。
なお、
術カードの性能はあまり高くはないので、控えめの採用または不採用としても問題はない。
特に強化術はいずれも【ステイ】効果なので、現在だと解除されやすい事が気になりやすく、採用するかはよく考えて判断したい。
代表的なカード
魔物カード
この魔物の術の使用回数を1ターンに1回に制限する「魔物の
ルール」、MP1で合計魔力7000・2ダメージの攻撃または防御を行う「魔物の効果」を持つ。
MP対ダメージの点でコストパフォーマンスが良く、防御に使える事も長所となる。
能力名が同じで効果の異なる
の
M-257 ツァオロンが存在する事には注意。
MP1で合計魔力6000・1ダメージの攻撃または防御を行う効果を持つ。
ツァオロンの魔物カードの中で唯一術の使用制限がない
のが特徴。
その分、他のツァオロンと比べて魔物自体の効果は劣り、術で補強するにしても他のカードを使った方が効率的な場合が多いので、それ相応に工夫をしない限りは採用は難しい。
この魔物の術の使用回数を1ターンに1回に制限する「魔物のルール」、1ターンに2回まで使用可能なMP1で合計魔力7000・1ダメージの攻撃を行う「魔物の効果」を持つ。
連続攻撃によってダメージを通しやすい事が最大の特徴であり、ダメージを+1できる
石版魔物四天王《四天王》との相性も非常に良い。
攻撃専用の効果となる点は気を付ける必要があるが、攻撃に全霊を注ぐならこのカードを優先したい。
能力名が同じで効果の異なる
の
M-142 ツァオロンが存在する事には注意。
S魔物カード
場にある限り、この魔物による攻撃のダメージを1増やす効果を持つ。
術は勿論、「魔物の効果」による攻撃にも適用されるので、継続的に攻撃を仕掛けられるツァオロンと好相性。
中でも
ツァオロン《棍》(TBB2)なら毎ターン2ダメージ攻撃×2を放てるので抜群に相性が良いと言える。
パートナーカード
捨て札にする事で、合計魔力7000・2ダメージの攻撃が行える。
使い捨てとはいえMPを使わずに2ダメージ攻撃を仕掛ける事ができ、MPを消耗しがちな
格闘魔本では特にMPを節約して攻撃できる点が大きく働く。
捨て札にする事で、合計魔力6000で魔物1体への攻撃が行える。
通常はMP3以上の消費が求められる「魔物への攻撃」を、MP消費無しで行える有力なカード。
事前に
ツァオロン《棍》(TBB2)で攻撃を繰り返すなど、負傷状態を十分に撒いた後のタイミングを見計らって使えば
魔物破壊としての活躍が見込みやすい。
術カード
―第1の術「エルド」
自分のターンにMP1で使う非バトル術で、次のターンのエンドフェイズまで、ツァオロンの「魔物の効果」による攻撃と防御の合計魔力を+1000、ダメージを+1する効果を持つ。
《棍》(TBB2)なら2ダメージ分の増加に繋がり、他のツァオロンならダメージ増加は+1に留まる代わりに防御時の働きやすさに繋がる。
シンプルながらに使いやすいが、効果もそこまで大きくはない。
―第2の術「ゴウ・エルド」
自分のターンにMP3で使う非バトル術で、次のターンのエンドフェイズまで、ツァオロンの「魔物の効果」による攻撃と防御の合計魔力を+2000、ダメージを+2する効果を持つ。
S-239 エルドの各効果を2倍、コストを3倍にした性能を持つ。
こちらを使うのであれば、
《棍》(TBB2)の連続攻撃とコンボさせたいところ。
―第3の術「ガンズ・エルド」
自分のターンにMP3で使う非バトル術で、次のターンのエンドフェイズまで、ツァオロンの「魔物の効果」による攻撃や防御を1ターンに3回まで使用可能にする。
このカードを使うなら
《棍》(第7弾)に使用し、2ダメージ攻撃×3としての使用、及び1ターンに3回までの防御に期待するのが良いだろう。
―第4の術「ザオウ・ギルエルド」
MP6で魔力+7000・3ダメージの攻守両用術で、この術のダメージがかばわれると、相手の場の魔物以外のカードを2枚まで捨て札にする効果を持つ。
効果の条件が「かばわれた」だけなので条件を満たしやすく、終盤以前であればある程度は相手のかばうを牽制する事、あるいは除去によって有利に結び付ける事が見込める。
とはいえ、「3ダメージ」か「除去される」かの選択権が相手にある事に変わりはなく、その場面において相手に有利な選択がされやすいので過信は禁物。
終盤に近付くほど場のカードを厭わない選択も取りやすくなるので、使用する場合は
E-100 新しい熱き何か等で早めに撃つ事を心掛けたい。
MP6で魔力+6000・3ダメージの攻撃術で、魔力勝負の勝敗にかかわらず追加効果としてこのターンに既に使ったツァオロンの「魔物の効果」1つをもう1回使えるようにできる。
上級術として及第点の性能を持っており、「魔物の効果」による駄目押しの追撃が可能になるので終盤における詰めの選択肢になる。
最終ページからの使用は勿論、MPを工面できるなら最終ページ以前の段階から使用していくのも手となるだろう。
相性の良いカード
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最終更新:2024年04月26日 18:22