日本の川
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- 川の長さは国土交通省 一級河川の河川延長等調、水系別・指定年度別・地方整備局等別延長等調(平成31年4月30日現在)の幹川流路延長(km)参照。
- 一級河川以外の川の長さについては現在不明のため保留。
- 一級河川は109あり、81位まである。
- ほとんど日本語版wikipediaのコピペであるが、ある程度見やすいように編集を行う。
- 川の長さについての注意事項は世界の川参照。
1位 信濃川 367km
- 信濃川(しなのがわ)は、新潟県および長野県を流れる一級河川で信濃川水系の本流である。新潟市で日本海に注ぐ。このうち信濃川と呼ばれているのは新潟県域で、長野県に遡ると千曲川(ちくまがわ)と呼称が変わる。全長367 kmのうち、信濃川と呼ばれている部分が153 kmで、千曲川と呼ばれている部分は214 kmと、60 kmほど千曲川の方が長い。
- ただし、河川法上は千曲川を含めた信濃川水系の本流を信濃川と規定しているため、信濃川は日本で一番長い川となっている。日本三大河川のうちの1つである。
- 流域面積11,900km2は日本で第3位、新潟と長野の2県でほとんどを占めるが、信濃川水系の一次支川(いちじしせん)である中津川の源流部が群馬県の野反湖付近にあるため、信濃川水系の流域は群馬を含む3県に及ぶ
2位 利根川 322km
- 利根川(とねがわ)は、大水上山を水源として関東地方を北から東へ流れ、太平洋に注ぐ一級河川。一級水系であり、利根川水系の本流である。
流路延長は約322kmで信濃川に次いで日本第2位、流域面積は約1万6840km2で日本第1位であり、日本屈指の大河川である。
- 河川の規模は日本最大級であり、日本三大河川の一つ。日本の首都圏の水源として国内の経済活動上重要な役割を果たしている。
- 「坂東太郎(ばんどうたろう。“東国にある日本一の大河”)」の異名を持つ日本三大暴れ川の一つで、江戸時代初期に行われた河川改修である利根川東遷事業により流れを変えられた歴史を持つ。
3位 石狩川 268km
- 石狩川(いしかりがわ)は、北海道中西部を流れ日本海へ注ぐ石狩川水系本流の一級河川である。流域面積は 14,330km2 で利根川に次いで全国2位、長さ268km は信濃川、利根川に次いで3位で、日本三大河川のうちの1つに数えられている。北海道遺産に選定されている。
- 本来のアイヌ語の意味が不明になって由来が特定できていないものの、「イシカリ」(塞がる)、「イシカラペツ」(美しく・作る・川)、「イシカラアペツ」(回流川・非常に曲がりくねった川)のいずれかと考えられる。
4位 天塩川 256km
- 天塩川(てしおがわ)は、北海道北部の上川総合振興局・留萌振興局・宗谷総合振興局の各管内を流れ日本海に注ぐ一級河川。天塩川水系の本流である。 北海道遺産。
- 北海道士別市南東の紋別郡滝上町との境界に位置する北見山地天塩岳付近に源を発する。
- 河口付近ではシジミ漁、サケ漁、同養殖業が営まれる。
5位 北上川 249km
- 北上川(きたかみがわ)は、岩手県中央部を北から南に流れ宮城県東部の石巻市で追波湾に注ぐ一級河川。北上川水系の本流であり、流路延長249 km、流域面積10,150 km2は、東北地方の河川の中では最大で、日本全国では4番目の規模である。日本の河川としては勾配がかなり緩いことが特徴である。
- 川の名前は『日本書紀』に出た、「日高見国」に由来すると言われる。「日高見国の母なる川」という意味での「ひたかみ」がのちに転訛して「きたかみ」となり、やがて「北上」と当て字をするようになった。
6位 阿武隈川 239km
- 阿武隈川(あぶくまがわ)は、福島県および宮城県を流れる阿武隈川水系の本流で、一級河川である。水系としての流路延長239kmは、東北地方で北上川に次ぐ長さの川である。
- 古くは大隈川と呼ばれていた。「阿武隈」や「大隈」の語源は定かではないが、今の福島県西白河郡の西甲子岳の山中に住んでいた大熊(青熊)に由来するという説や、阿武隈川の下流部が阿武隈山脈の突端に阻まれて「大きな隈(曲がり)」をなして流れることに由来するという説がある。
7位 最上川 229km
- 最上川(もがみがわ)は、山形県を流れる一級河川最上川水系の本川。流路延長229kmは、一つの都道府県のみを流域とする河川としては、国内最長。流域面積は7,040km2で、山形県の面積の約75%にあたる。日本三大急流の一つである。
- 山形県米沢市の福島県との境にある吾妻山付近に源を発し、山形県中央部を北に流れる。新庄市付近で西に向きを変え酒田市で日本海に注ぐ。
- かつては舟運の道として利用され、内陸部の紅花や米が、酒田を経て主に関西地方に運ばれた。また上方から運ばれたと見られる雛人形が流域の旧家に多く残されている。なお、最上川舟運の難所は、村山市にある。これを「最上川三難所」と呼ばれている。
7位 木曾川 229km
- 木曽川(きそがわ)は、長野県から岐阜県、愛知県、三重県を経て伊勢湾に注ぐ木曽川水系の本流で一級河川、いわゆる木曽三川の一つ。源流部では、「味噌川」(みそがわ)とも呼ばれる。
- 揖斐川及び長良川は、河川法上では木曽川水系に包括されている。木曽川水系全体の流域面積は全国5位の広さで、長野、岐阜、愛知、三重、滋賀の5県にまたがっている。なお、揖斐川と長良川は河口直前で合流するが、木曽川とは別に伊勢湾に注いでいる。
8位 天竜川 213km
- 天竜川(てんりゅうがわ、天龍川)は、長野県から愛知県、静岡県を経て太平洋へ注ぐ天竜川水系の本流で、一級河川のひとつ。幹川流路延長は213km(日本全国8位)、流域面積は5,090km2(日本全国12位)。]
- 「天竜」はもともと、天から降った雨が諏訪湖へ流れ出て天竜川の流れとなることから、「あめのながれ」と読まれたが、のちに音読みとなったという説がある。
- 中流部の山地帯は直線で約65キロメートルだが、谷間を曲がりくねっていくため、流路の長さは約100キロメートルにもなる。深い峡谷が続く地形で、多くのダムが造られている。河川勾配は上流部とあまり変わらない。
9位 阿賀野川 210km
- 阿賀野川(あがのがわ)は福島県・群馬県に源流を持ち、新潟県を流れ日本海に注ぐ日本の河川。国が指定した一級水系阿賀野川水系の本流であり一級河川に指定されている。阿賀野川水系としての本流指定部分は一級河川阿賀野川と一級河川阿賀川(あががわ)であり、その全長は 210キロメートル(日本第9位)、流域面積 7,710平方キロメートル(日本第8位)。また、下流部の河川水流量は日本最大級の一級水系である。
- 阿賀野川本流は、福島県の荒海川を源流とし、会津地方で阿賀川(大川)、新潟県に入ると阿賀野川と、幾度も名を変える大きな川である。
10位 四万十川 196km
- 四万十川(しまんとがわ)は、高知県の西部を流れる一級河川で渡川水系の本流である。全長196km、流域面積2186km2。四国内で最長の川である。
- 本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、また柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。名水百選、日本の秘境100選にも選ばれている。ただし、政府による科学的な水質調査では、全国の調査対象河川の中で際立って水質が良いわけではない。
- 四万十川には支流も含めて47の沈下橋があり、高知県では生活文化遺産として保存する方針を1993年に決定している。
- 高知県高岡郡津野町の不入山(いらずやま)を源流とし、高知県中西部を逆S字を描くように蛇行しながら多くの支流を集め、四万十市で太平洋に注ぎこむ。河口附近では「渡川」という名前であるため、水系名は「渡川水系」となっている。
- 「日本最後の清流」といえば、「四万十川」を想起するほどに有名になっているが、河川法上では1928年から1994年まで「渡川(わたりがわ)」が正式名称だった。1896年(明治29年)の旧河川法により、1928年(昭和3年)11月1日に「渡川」を法律上の公式名称に採用。1964年(昭和39年)の新河川法でも「渡川」だったが、1994年(平成6年)7月25日に「四万十川」と改名された。河川法の一級河川名称変更はこれが初めてで、これは「四万十川」が「日本最後の清流」として、全国的に有名となり認知されているという実情によるところが大きい。しかし高知県内では、知名度では劣るものの仁淀川の方に水質では軍配が上がる
11位 吉野川 194km
- 吉野川(よしのがわ)は、高知県と徳島県を流れる一級水系で吉野川水系の本流である。流路延長194 km、流域面積3,750 km2。徳島市で紀伊水道に注ぐ。川幅最長部は2,380 m。
- 日本三大暴れ川の1つとして数えられ、利根川(坂東太郎)・筑後川(筑紫次郎)と並び四国三郎(しこくさぶろう)の異名を持つ。
- 愛媛県西条市と高知県本川村(現:いの町)に頂を有する瓶ヶ森(標高1896.2 m)より湧き出で、高知県吾川郡いの町の白猪谷を最源流とし、四国山地の南側を東流、その後高知県長岡郡大豊町で向きを北に変え、四国山地を横断する。
- 三好市山城町で愛媛県新居浜市の冠山を源とする最長の支流、銅山川が合流し、三好市池田町の池田ダムで香川用水により香川県に分流、三好市池田町で再び東流し、徳島市で紀伊水道に注いでいる。
- 高知、愛媛、徳島が関係するため、かつて、この付近では三土地川(みどちがわ)とも呼ばれていた。 讃岐山脈と四国山地に挟まれた下流域では徳島平野を形成している。
- 吉野川の流域面積は約3750 km2であり、これは四国の面積の約2割に当たる。唯一水流が四国4県に及ぶ水系である。ただし各県内で一番長い川は高知県では四万十川(四国最長)、徳島県では那賀川である。
11位 江の川 194km
- 江の川(ごうのかわ)は、島根県および広島県を流れる一級水系の本流。流路延長194km、流域面積3,900km2。全国ランキングでは、延長で11位、面積で16位。中国地方においては最大の河川であり、中国地方の一級河川の中で唯一中国山地を貫流する先行河川。日本百景。
- 名の由来は定かになっていない、広島、特に三次市中心部より上流は可愛川(えのかわ)と言われていた。これは養老4年(720年)『日本書紀』に出てくる名である。この可愛に大和仮名の江を用いて江の川としたとする話もある。
- 広島県山県郡北広島町阿佐山(標高1,217m)に源を発し、北東に進み、三次市中心部で3つの支流が3方から合流する。そこから西進して島根県に入り中国山地内を北に進み、美郷町で大きく西南に進路を変え江津市で日本海に注ぐ。
- 江の川の河川形状は上流と中・下流で全く異なる。源流は中国山地内、上流域が中国山地南の瀬戸内海側にある台地・盆地内、中流域が中国山地内、下流域が中国山地北の日本海側にある台地・平野となる。その流路は中国山地の造山活動前に形成された。
12位 熊野川 183km
- 熊野川(くまのがわ)は、奈良県、和歌山県および三重県を流れる新宮川水系の本流で一級河川。下流の熊野本宮大社と熊野速玉大社間の流域は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている。
- なお、1970年に一級河川の指定を受けた当初は新宮川(しんぐうがわ)であったが、地元では熊野川の呼称が定着しており、変更の要望が多かったため1998年4月9日に法定名称が熊野川と変更された。水系名は新宮川水系のままである。
- 熊野川の名前は下流域の「熊野」という地名から来た。江戸時代の『熊野参詣記』によると「岩田川、畿田川、音無川の三流落合を巴ケ淵と云う、夫より下を熊野川という九里八丁也」とし、本宮より下流を「熊野川」と言うことが分かる。
- 天川村、五條市内では天ノ川(てんのかわ)と呼ばれ、「高天原」に由来すると言われる。十津川村内では十津川(とつかわ)と呼ばれ、都や津(港)から遠い川、つまり「遠つ川」という意味である。
- 河口付近の新宮川は和歌山県側の熊野速玉大社のある「新宮」という地名に由来する。一方、三重県側の旧鵜殿村付近では明治初期から昭和前期頃まで音無川と呼ばれる。
13位 荒川 173km
- 荒川(あらかわ)は、埼玉県および東京都を流れ東京湾に注ぐ河川である。一級水系である荒川水系の本流で一級河川に指定されている。水系として、流路延長173 km、流域面積2,940 km2。川幅(両岸の堤防間の距離)は御成橋付近で2,537 mになり、日本最大である。江戸時代に行われた河川改修である荒川西遷事業により流れを変えられた歴史を持つ。
- 埼玉県、山梨県、長野県の三県が境を接する甲武信ヶ岳(こぶしがたけ、奥秩父)に源を発し、秩父山地の水を集めながら秩父盆地まで東に流れる。秩父盆地から長瀞渓谷まで北に、その後東に流れて大里郡寄居町で関東平野に出る。熊谷市で南南東に向きを変え、川越市で入間川を併せる。戸田市から再び東流、埼玉・東京の都県境を流れ、北区の新岩淵水門で隅田川を分ける。その後足立区で向きを変えて再び南流し、江東区と江戸川区の区境で東京湾に注ぐ。
- 国土交通省道路局ではArakawa riverとしており二重表現となっている。これは「地名などの固有名詞はヘボン式ローマ字で、山や川などの普通名詞は英語で表示する。ただし、慣用上固有名詞の一部として切り離せないものについては個別に検討する。」という表記法による。
- 荒川は古くから利根川の支流で、関東平野に出た後、現在の熊谷市近辺で利根川と合流していた。利根川の中下流(荒川との合流後)は5000年前頃までは現在の荒川の流路を通ったが、3000年前頃からは現在の加須市方向へ向った後、南流して東京湾(江戸湾)へ注ぐようになった。利根川と荒川は河道が安定せず、また次第に並行した流路となり両者の合流点は下流へ移動した。荒川の名も暴れ川を意味し、有史以来、下流域の開発も遅れていた。
- 荒川本流が今の綾瀬川を流れていた時代もあるが、戦国時代に水路が掘られて東の星川に繋がれ、綾瀬川と分流した。江戸時代初期頃は荒川は現在の元荒川の川筋を通り、現在の越谷市・吉川市付近で利根川と合流した。
14位 大井川 168km
- 大井川(おおいがわ)は、静岡県を流れる河川。一級水系大井川の本流。
- 古くは湧水のことを「井」と、用水路や流れのことを「井水」と呼ぶから、大井川は「偉大な水」「大きな水の流れ」という意味を持つ瑞祥地名であると考えられる。大井川の名は『日本書紀』に既にあり、江戸時代には全国に知れ渡っていた。
- 大井川は南アルプスの険しい山岳地帯を流下する。流域の平均年降水量は3,100 mmと多雨地域に当たるため、古くから水量の豊富な河川であった。加えてフォッサマグナの崩落地帯が上流にあるため土砂流出量も多く、広大な河原を形成してきた。
- 特に中流部は大蛇行地帯であり、「鵜山の七曲り」と呼ばれる蛇行地帯も形成されている。また、大井川は国境としても利用され、古くは駿河国と遠江国の境界線とされていた。奈良時代頃までの大井川の本流は現在より北に蛇行しており、現在の栃山川の流路を流れていた。後に大井川の流路変更に従って、駿河国の領域は少し広がることになった。
15位 十勝川 156km
- 十勝川(とかちがわ)は、北海道東部の十勝総合振興局管内を流れ太平洋に注ぐ一級河川。十勝川水系の本流である。名称は浦幌十勝川河口にあった十勝太(とかちぶと)集落に由来する。
- 流域面積は十勝総合振興局管内の約9割にあたる9,010km2を占め、全国6位、北海道2位の広さを持つ。上流より十勝ダム、岩松ダム、屈足ダムの3つのダムがある。
- 十勝平野は石狩平野に比べると台地状の地形が多く、河川の周辺の低地は石狩川ほど広くはない。そのため周辺には石狩川に見られるような三日月湖がほとんどなく、治水・河川改修工事が盛んに行われるようになってからも石狩川のように極端に川の長さが短くなるような流路変更はない。
- 昔は魚種も豊富で、サケの大群での遡上が見られたほか、2m以上のイトウが釣れたという記録がある。十勝川温泉より少し下流に千代田堰堤があり、現在でも川幅いっぱいに作られた大きな堰堤で秋にはサケの捕獲が行われ、地元の名物となっている。しかし近年の複数のダムの完成や水質の汚染などで魚の種類・量ともかなり減っている。
16位 釧路川 154km
- 釧路川(くしろがわ)は、北海道東部を流れ太平洋に注ぐ一級河川。釧路川水系の本流である。下流部の両岸には日本最大の湿原である釧路湿原を形成している。
- アイヌ語の「クスリ」(薬・温泉)に由来する。水源の屈斜路湖はアイヌ語で「クスリ・トゥ」(薬・温泉の湖)と呼ばれるため、そこから流出する河川を意味するという説や、上流に温泉が数多いところから、その流出水を入れる川であるとする説がある。
- 高低差が少ないため一級河川には珍しく釧路川本流にはダムが設置されていない。
17位 斐伊川 153km
- 斐伊川(ひいかわ)は、島根県東部および鳥取県西部を流れる一級水系斐伊川の本流。古事記にも肥河(ひのかわ)として記述が見られる。
- 島根県仁多郡奥出雲町の船通山を源流とし、出雲平野から宍道湖へと流れ(河川整備計画等では宍道湖合流点より上流側の区間を斐伊川本川と称する)、宍道湖から大橋川・中海・境水道を経て、鳥取県境港市と島根県松江市の境界から日本海に注ぐ。斐伊川は上流部、中流部、下流部、湖部に分けられる。
- 斐伊川本川は天井川であり、日本における代表的な天井川として知られる。斐伊川本川河口部から境水道までは河床勾配も小さくなり水位差もほとんどない。斐伊川は水防警報河川であり、斐伊川本川は洪水予報河川、湖部は水位周知河川に指定されている。
- なお、島根県飯石郡飯南町の女亀山を源流とする神戸川も斐伊川水系に属する。斐伊川と神戸川とは出雲平野に建設された斐伊川放水路(全長4.1km)で結ばれている。
- 古くから度々洪水が起こっており、これが八岐大蛇(やまたのおろち)伝説の元になったという説もある。
18位 那賀川 150km
- 那賀川(なかがわ)は、徳島県を流れる那賀川水系の本流で、一級河川。幹川流路延長125kmと徳島県内で最も長い河川である。「最も良好な水質」として清流四国一(四国地方整備局2006年河川水質調査)に選ばれた。
- 徳島県那賀郡那賀町木頭北川の剣山山系ジロウギュウに源を発し、高の瀬峡を経て南流ののち東流。北東流に転じる中流域では著しく蛇行する。平野に出る下流域で再び東に向きを変え、阿南市辰己町と阿南市那賀川町中島の境界から紀伊水道に注ぐ。
- 徳島県内に源流があり流域が県内のみで県内だけを流れる一級河川である。
- 那賀川の紹介として「吉野川に次いで県下第二の大河」といった類の河川紹介がしばしば見られるが、吉野川は高知県分85kmを除くと幹川流路延長は109kmであり、県内の長さの順位としては125kmの那賀川が第一である。
19位 由良川 146km
- 由良川(ゆらがわ)は、京都府北部を流れる一級水系の本流。アユの漁場としても知られている。
- 川の名前の由来は不明であるが、「由良」という地名は風が砂をゆり上げてできた地の意であるという。
- 京都府、滋賀県、福井県の府県境にあたる丹波高地の三国岳(標高775.9m)の西に所在する杉尾峠に源を発し、京都大学芦生研究林から南丹市を西流。途中綾部市などを流れ、福知山市で徐々に北東へと流れを転じ、舞鶴市と宮津市の境界をなして若狭湾に注ぐ。
20位 筑後川 143km
- 筑後川(ちくごがわ)は、阿蘇山を水源として九州地方北部を東から西に熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れ有明海に注ぐ川である。
- 河川法に基づき国土交通省政令によって1965年(昭和40年)に指定された一級水系・筑後川水系の本流で、一級河川に指定されている。流路延長143.0キロメートル、流域面積約2,860平方キロメートルの河川で、規模としては九州地方最大の河川である。
- 筑紫次(二)郎(つくしじろう。“西国にある日本第2の大河”の意)の別名で呼ばれることもあり、利根川・吉野川とともに日本三大暴れ川のひとつと言われる。また、上流部では田の原川・杖立川・大山川・三隈川とも呼ばれる。
21位 馬淵川 142km
- 馬淵川(まべちがわ)は、岩手県北部および青森県南部を流れる一級河川。馬淵川水系の本流である。馬渕川と表記する場合もある。
- 岩手県葛巻町東部の北上高地袖山付近に源を発し南へ流れたのち北西に転じる。青森県に入り北東に向きを変え、八戸市街地を流れ八戸市大字河原木で太平洋に注ぐ。最下流部に八太郎大橋が架かり、河口付近に八戸港が位置する。かつての河口は八戸大橋付近にあり、河口直前で新井田川と合流していたが、洪水対策のため工事によって両河川の河口は分けられ、かつての馬淵川最下流の流域だった場所は現在、八戸工業港となっている。
21位 旭川 142km
- 旭川(あさひがわ)は、岡山県を流れる一級河川で、旭川水系の本流である。県の中央部を流域とし、吉井川・高梁川と並び岡山三大河川の一つに数えられる。支流は146、それらを含めた河川総延長は821.9kmにのぼる。流域内人口は約34万人。
- 岡山県真庭市蒜山上徳山の朝鍋鷲ヶ山付近(蒜山高原)に源を発し、途中で新庄川、備中川、誕生寺川、宇甘川など146の支川を合わせながら、岡山県中央部を概ね南流している。岡山市北区三野付近で百間川を分派した後に岡山市の中心市街地を貫流して児島湾に注ぐ。途中に、湯原ダム、旭川ダム、旭川第二ダムが設けられている。
22位 多摩川 138km
- 多摩川(たまがわ)は、山梨県・東京都・神奈川県を流れる多摩川水系の本流で東京湾に注ぐ一級河川。下流は東京都と神奈川県の都県境となっている。全長138km、流域面積1,240km2。堤防はあるものの、東京圏の一級河川でありながら護岸化されていない部分が多く、川辺の野草や野鳥が数多く見られる自然豊かな河川である。
- 名称の由来は諸説あり、よくわかっていない。また、「多摩郡」の名前はこの川から来たと見られる。
- 山梨県・埼玉県の県境にある笠取山(かさとりやま)(標高1953m)山頂の南斜面下「水干」(みずひ)を源とする。上流部では柳沢峠から流れ込んでくる柳沢川と合流するまで一之瀬川(いちのせがわ)と、そこから下流は丹波川(たばがわ)と呼ばれ、奥多摩湖に注ぐ。
23位 川内川 137km
- 川内川(せんだいがわ)は、熊本県最南部、宮崎県南西部および鹿児島県北西部を流れ東シナ海に注ぐ川内川水系の本流で、一級河川である。
- 九州では筑後川に次ぎ第二の規模を誇る河川で、最上流部は熊本県、上流部は宮崎県に属する。
- 九州山地の白髪岳(標高1417m)南麓に発し南流、程なく宮崎県に入る。加久藤盆地を西流して鹿児島県に入り一旦南流、湧水町栗野で再び西流して大口盆地を潤す。伊佐市からは概ね南西流、薩摩川内市西方で東シナ海に注ぐ。河口両岸には九州電力の川内発電所および川内原子力発電所が立地する。
- 鹿児島県での流域は県下有数の米作地で、また伊佐市菱刈の菱刈鉱山では金も産出する。
24位 米代川 136km
- 米代川(よねしろがわ)は、主に秋田県の北部を流れ日本海に注ぐ米代川水系本流の一級河川である。東北地方第5の大河で、秋田県内では流域面積が雄物川に次ぐ。
- 米代川の語源は「米のとぎ汁のような白い川」と言われている。上流部に住んでいた人たちが川で米をとぐと、川が真っ白になるほどだったという説のほかに、米代川源流地区(現在の岩手県八幡平市田山)にいた、だんぶり長者の米のとぎ汁だとする伝説もある。
- また、915年、十和田湖火山が大噴火を起こした際の火砕流や火山灰で白く濁った川の色を表現したとも言われている。なお、現在の米代川の色は緑色をしている。
24位 紀の川 136km
- 紀の川(きのかわ)は、奈良県から和歌山県へと流れ紀伊水道に注ぐ一級水系の本流。河川名は「紀伊国」に由来する。
- 奈良県内では奈良県南部の地名「吉野」に因み「吉野川(よしのがわ)」と呼ばれるが、河川名を案内する標識などには水系名である「紀の川(きのかわ)」が併記される(例:「よしのがわ(きのかわ)」)。地図や橋の銘板には吉野川と記される。
25位 鵡川 135km
- 鵡川(むかわ)は、北海道上川総合振興局管内および胆振総合振興局管内を流れ太平洋に注ぐ一級河川。鵡川水系の本流である。
- 北海道勇払郡占冠村東部の空知郡南富良野町との境界にある日高山脈北部の狩振岳に源を発し南西に流れ、切り立った渓谷を抜け、むかわ町洋光付近で太平洋に注ぐ。
- ラフティングの名所である赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)や、紅葉の名所である福山渓谷が有名である。ただし、上流部の川沿いにある道道はその大部分が悪路であり、悪天候の場合には通行止めとなることが多い。
26位 吉井川 133km
- 吉井川(よしいがわ)は、岡山県東部を流れる吉井川水系の本流で、一級河川である。旭川、高梁川と並び、岡山三大河川の一つとされている。
- 岡山県苫田郡鏡野町上齋原の三国山に源を発し南流。津山市市街地を東へ流れた後再び南流。和気郡和気町で南西流へと転じ、岡山市東部で児島湾に注ぐ。
- かつては備前国・美作国において、吉井川にて郡の境界が設けられていた。
26位 雄物川 133km
- 雄物川(おものがわ)は、秋田県を流れている一級河川。雄物川水系の本流。秋田県の南半分が流域である。
- 秋田県湯沢市と山形県最上郡真室川町の県境付近にある大仙山が源であり、十分一沢川と南沢川が合流して雄物川になる。穀倉地帯である横手盆地を北へ流れ、大仙市大曲で玉川が合流する付近から流路を西寄りに変える。出羽丘陵のやや狭搾した場所を蛇行しながら北西に向かい、秋田市に入り平野部に出ると秋田市街の南部を流れ、秋田市新屋町で日本海に注ぐ。
- 本流筋にはダムが無いため、大雨が降ると水嵩が急増するが夏季の渇水期にはかなり減る。堰などの河川施設が少ないのでカヌーが利用できる。船着き場なども整備されている。
27位 富士川 128km
- 富士川(ふじかわ)は、長野県・山梨県及び静岡県を流れる河川。一級水系富士川の本流であり日本三大急流の一つに数えられている。
- 甲斐と駿河を結ぶ水運としての要路であり、古くから人々の暮らしに密着してきた。
- 釜無川本谷として、南アルプス北部、山梨県と長野県の県境に位置する鋸岳(のこぎりだけ)に源を発し、長野県富士見町にて八ヶ岳などを源流とする立場川と合流しながら、山梨県北杜市まで長野・山梨両県の県境を成す。北杜市にて山梨県域に入ってから尾白川、塩川、御勅使川などと合流しながら甲府盆地を南流し、西八代郡市川三郷町と南巨摩郡富士川町の町境で笛吹川と合流する。ここまでを釜無川と呼ぶ。
- 富士川の語源については、富士山から流れ出た水が集まって川となる説や藤川の変化だという説がある。
28位 尻別川 126km
- 尻別川(しりべつがわ)は、北海道胆振総合振興局管内および後志総合振興局管内を流れ日本海に注ぐ一級河川。尻別川水系の本流である。
- 国土交通省が公表している一級河川の水質現況において、1999年から2016年まで通算16回水質ランキング日本一となっている(2003年と2008年には選ばれていないものの、2009年以降は選ばれ続けている)。
- 北海道千歳市の伊達市との境界付近にあるフレ岳に源を発し西に流れる。羊蹄山麓の北側を回りこむように流れ磯谷郡蘭越町港町で日本海へ注ぐ。
- 羊蹄山を廻り、後志管内を貫流して日本海に注ぐ大河。内陸深くあるいは山から来る川の意で、アイヌ語ではシㇼ・ペッ((Shir-pet)意味:山の・川)と呼ぶ。
29位 那賀川 125km
- 那賀川(なかがわ)は、徳島県を流れる那賀川水系の本流で、一級河川。幹川流路延長125kmと徳島県内で最も長い河川である。「最も良好な水質」として清流四国一(四国地方整備局2006年河川水質調査)に選ばれた。
- 昔は「長川」(ながかわ)と呼ばれ、地域名の「長の国」(ながのくに)に由来すると思われる。「長の国」の名称は、『日本書紀』に「奈我」「長」などと書かれた。奈良時代に阿波国那賀郡と改名されたが、この名が定着したのは平安時代頃だと言われる。河川は江戸時代まで、「長川」「長河」などとも書かれていた。
- 那賀川の紹介として「吉野川に次いで県下第二の大河」といった類の河川紹介がしばしば見られるが、吉野川は高知県分85kmを除くと幹川流路延長は109kmであり、県内の長さの順位としては125kmの那賀川が第一である
30位 久慈川 124km
- 久慈川(くじがわ)は、福島県および茨城県を流れる一級河川。久慈川水系の本流である。流路総延長527km(幹川124km,支川403km)。日本で有数の鮎の釣場として有名である。
- 福島県と茨城県の県境にある八溝山の北側斜面に源を発する。阿武隈川から流路を河川争奪したと考えられている。八溝山地と阿武隈高地の間を南へ流れ、茨城県に入って大子町、常陸大宮市などを経て、日立市と東海村の境界から太平洋に注ぐ。
- 久慈郡を流れることから付いたものである。久慈という地名は、『常陸国風土記』の記述に「古老のいへらく、郡より南近くに小さき丘あり。かたち、鯨鯢に似たり。倭武の天皇、よりて久慈と名づけたまひき」とあるのに由来するといわれている。
30位 仁淀川 124km
- 仁淀川(によどがわ)は、愛媛県・高知県を流れる一級河川で、愛媛県内では面河川(おもごがわ)と呼ばれる[1]。流域面積1,560km2、流路延長124km。吉野川・四万十川に次ぐ四国第三の河川で、流域人口は約11万人。水質は全国1位(2010年)である[2]。
- 中流域には四国で第2の規模である多目的ダム・大渡ダムをはじめとして治水・電源開発のための施設も多く、水辺利用率も全国1位(2002年)であり、ほぼ100%に近い。
- 名前の由来は諸説あり、定かではない。
- 四国の最高峰である石鎚山に源を発する面河川と、分水嶺である三坂峠から流れる久万川が、御三戸(愛媛県久万高原町)で合流して形成される。
- 四国山地に深いV字谷を刻みこみながら南下し、やがて高知県高知市/土佐市付近で太平洋へと注ぎ込む。
31位 常呂川 120km
- 常呂川(ところがわ)は、北海道オホーツク総合振興局管内を流れオホーツク海へ注ぐ一級河川。常呂川水系の本流である。オホーツク海側では最大の河川であり、サケも遡上する。
- 「常呂」の語源は山田秀三によると、「ト・コロ・ペッ」(沼を持つ川)と解されるが、今は湖沼とつながっていない。また、永田地名解によると、昔の常呂川はライトコロと呼ぶ支流が本流で、サロマ湖とつながっていたことに由来するとしている。
- 北海道常呂郡置戸町西部付近にある三国山に源を発し北東に流れる。鹿ノ子ダムを経由し、北見市常呂町字常呂でオホーツク海に注ぐ。
- 上流は森林資源が豊富で、林業や木材加工業が盛んである。中流域の北見盆地には肥沃な土地を生みだし、米・小麦・テンサイ・タマネギなど多様な作物が作られている。下流の平野でも畑作が盛んである。
31位 神通川 120km
- 神通川(じんずうがわ、じんづうがわ、じんつうがわ)は、岐阜県および富山県を流れる一級河川で、神通川水系の本流。上流側の岐阜県内では支流である高原川との合流点より上流を宮川(みやがわ)と称する。
- 岐阜県高山市の川上岳(かおれだけ)に源を発し、飛騨高地の中を北に流れる。富山県境付近の神通峡あたりで高原川を合わせ、富山市笹津付近で富山平野に出る。平野部では直線的に北流し、富山湾に注ぐ。
- 神通川下流に位置する富山市の年降水量は約 2,200mmで、左岸に位置する八尾町では約2,500mmである。いずれも夏季の気温が高く冬季の雨量が多い日本海側気候となっている。
- 神通川流域は、富山、岐阜両県にまたがり、富山市、南砺市、岐阜県の高山市、飛騨市の4市からなる。流域の土地利用は、山地が約87%、水田・畑地が約9%、宅地等が約4%となっている。
- 神通川という名前の由来については大まかに2つの説がある。
- 1つは、川を挟んで鵜坂神社(旧婦中町)の神と多久比禮志神社(塩宮、旧大沢野町)の神が交遊されていたので、「神が通られた川」という意味から神通川と呼ばれた説。
- 2つは、太古の昔、神々が飛騨の船津(旧神岡町)から乗船し、越中の笹津(旧大沢野町)に着船されたことから神通川と呼ばれた説。
- 流域で神岡鉱山から流出したカドミウムによる公害(イタイイタイ病)が発生した。
32位 矢作川 118km
- 矢作川(やはぎがわ)は、長野県、岐阜県および愛知県を流れ三河湾に注ぐ河川。一級水系矢作川の本流。
- 矢作川の水は明治用水などに使われている。矢矧川とも書く。
- 長野県下伊那郡平谷村の大川入山に源を発して南西に流れる。岐阜県恵那市と愛知県豊田市の奥矢作湖周辺では、矢作川が県境を決めている。
- 矢作の名は、矢作橋の周辺にあった矢を作る部民のいた集落に由来している。矢に羽根を付けることを「矧(は)ぐ」と言ったことから「矢矧(やはぎ)」となり、後に矢作へ書き換えられた。
- 伝承によれば、日本武尊が東夷征伐の際、川の中州にあった竹で矢を作り勝利したことから「矢作川」と呼ばれるようになったとされる。
33位 九頭竜川 116km
- 九頭竜川(くずりゅうがわ)は、日本の福井県嶺北地方を流れる一級河川。九頭竜川水系の本流。流域面積2,930km2は福井県の面積の約70%にあたり、県のシンボルの一つとされている。
- 福井県大野市東市布の岐阜県との県境にある油坂峠(717m,酸素濃度92%)付近に源を発し、九頭竜ダムを経て、岐阜県郡上市から流れる石徹白川を合わせる。大野盆地・勝山盆地を北西に進み、福井平野にて日野川を合わせ北進、坂井市で日本海に注ぐ。
- 語源は諸説あり、定説はない。
- かつての三国競艇場は九頭竜川河口にあった、全国でも数少ない河川水面の競艇場であったが、『九頭竜の三角波』といわれる特有の波が発生する全国屈指の高難度の競走水面として名高く、選手も恐れる競艇場として知られていた。
34位 庄川 115km
- 庄川(しょうがわ)は、岐阜県北部および富山県西部を流れる一級河川。
- 流域には、合掌造りで知られる白川郷や五箇山などがある。古称は雄神川(おがみがわ)で、谷口付近の砺波市庄川町の鉢伏山麓にある雄神神社に因むものとされている。
- 神社付近の地域を「雄神の庄」と呼んでいたことから、そこを流れる河川そのものが「雄神の庄川」と呼ばれ、のち「雄神」がとれて庄川という名前になった。
- 庄川は、岐阜県高山市南西部の山中峠(1,375m)の湿原を水源としている。庄川峡を経て、砺波市庄川地区で平野部に出て北流し、砺波平野・射水平野を潤し、射水市新湊地区の市街地の西側で富山湾に注ぐ。
- 庄川というのは「雄神の庄」あたりの呼び名で、下流では「野尻川」「中村川」「千保川」「中田川」など、それぞれ分流の名で呼ばれていた。
34位 球磨川 115km
- 球磨川(くまがわ)は、熊本県南部の人吉盆地を貫流し、川辺川をはじめとする支流を併せながら、八代平野に至り八代海(不知火海)に注ぐ一級河川で、球磨川水系の本流である。
- 熊本県内最大の川であり、最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもある。
- 八代海に注ぐ河口付近には、1,000haを超す干潟が形成されており、日本の重要湿地500に選ばれている。
- 語源は不明である。明治初期には、求麻・求磨・球磨と様々な字が使われていたが、名前の由来については明確な記録が残っていない。
34位 網走川 115km
- 網走川(あばしりがわ)は、北海道オホーツク総合振興局管内を流れ、オホーツク海に注ぐ一級河川。網走川水系の本流である。
- 北海道網走郡津別町南部の阿幌岳南斜面に源を発し、北に流れる。大空町女満別住吉で網走湖に至り、網走市北1条と南3条の境界からオホーツク海に注ぐ。流域人口は約8万人。
- 「網走」という地名の由来は諸説あり不明であるが、いずれもアイヌ語に漢字にあてたものとされている。
35位 高梁川 111km
- 高梁川(たかはしがわ)は、岡山県西部を流れる一級河川で、高梁川水系の本流である。吉井川、旭川とともに岡山三大河川の一つ。岡山県下で最大の流域面積を誇り、その支流域は広島県にも及ぶ。
- 鳥取県境の明地峠(標高755m)に近い花見山(標高1,188m )の東麓(新見市)を源流とし、吉備高原の間を貫流して瀬戸内海水島灘(倉敷市)に注ぐ。
- 沿岸の河岸段丘上に発達した山間の町「高梁」に由来すると思われるが、「高梁」の由来には諸説があり、定かではない。
- かつては、河島川(川嶋川)・河邊川(川辺川)・総社川・松山川・板倉川・宮瀬川など時代や地域によって様々な名称で呼ばれた。
- 高梁川水系では度々少雨の影響で水不足の恐れがある。特に深刻だった水不足問題は1994年夏頃である。貯水率は0パーセントになり、断水などが相次いだ。