ぷーれでもできる節税方法
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- ぷーれは「ふるさと納税」をしていることを放送内で話しており、税に対する意識の高さが垣間見える。
- そんなぷーれにとっては釈迦に説法かもしれないが、代表的で簡単で、多くの人に適用できるであろう節税方法を記載する。
ふるさと納税(寄付金控除)
- もはや誰でも知っている節税方法。「納税」とあるが厳密には「寄付」と同じ扱い。
- 任意の地方自治体に寄付を行うことで、所得税や住民税から控除され、しかも返礼品も得られるお得なシステムである。
- 控除額はふるさと納税した金額から2000円引いたものである。
- 2000円は手数料。
- ワンストップ特例制度というものがあり、自営業/フリーランスではない人の5自治体までの寄付なら確定申告無しで利用することができる。
- 上限金額は存在するが、こちらの 控除上限シミュレーション で調べることができる。
- ふるさと納税は近年できたこともあり、最もホットな節税方法である。わかりやすいサイトは山ほどあるので詳細はそちらで調べてみるとよいだろう。
生命/地震保険控除
- 生命保険、地震保険に加入している場合、所得から一定額を控除できる。
- 控除方法は会社に「証明書」を渡すだけ。確定申告は必要ない。
- 「証明書」は年末調整時に保険会社から送られてくる。
- 「一般生命保険料控除」「介護保険料控除」「個人年金保険料控除」によって控除額、控除上限額が変化するため注意が必要である。
- 詳しくはこちら 【知らないと損する!】生命保険料控除のお話し
住宅ローン控除
- 住宅ローン控除は住宅ローンを組んでマイホームを新築したり購入した人が10年間受けられる減税処置である。
- 初年度は確定申告が必要だが、翌年以降は書類提出だけでよい。
- 金額の計算は複雑なのでここには記さない。 国税庁のホームページ の「住宅借入金等特別控除の控除期間及び控除額の計算方法」を参照してほしい。
災害・盗難に遭遇した場合
- 受けられる控除として「雑損控除」と「災害減免法による税金の軽減・免除」がある。
- これらに関してはは確定申告が必須。
- 雑損控除の対象は生活に必要な財産のみである。別荘や骨とう品の損害などは適応されない。
- 雑損控除の計算式は以下のA,Bのうち高いほうが控除額になる。
A:{(損害金額+災害関連の支出−保険金)−総所得金額}×10% B:災害関連の支出 - 5万円
- 住宅や家財の損失が時価で1/2以上の場合災害減免法による税金の軽減・免除が適応される。
- こちらの計算は、やはり複雑なので 災害による損害が発生した時の確定申告 を参照してほしい。
株取引での繰越控除
- 繰越控除とは「前年度に出た損失を次年度に繰り越す」制度である。株取引についてこれを適用することができる。
- 株取引で100万円損したとする。次年度に50万円収益があっても前年度の-100万円があるため、実質-50万円として税金を控除することができる。
- 確定申告は必須
クレジットカード納税
- ポイントが付くのでお得、2017年から国税の納税もクレジットカードで行えるようになった。
ガチのマジの「脱税」
- ここまでは「節税」の話であった。「節税」は合法であり、面倒さえ目を瞑れば有用なシステムである。
- しかし、「脱税」はマジの犯罪である。ROMをサイトからDLしたり飼い猫を焼肉にしたりストレス発散に部下を殴ったり初手青色を吊ったり香川にふるさと納税するのとは異なり、ガチのマジの犯罪である。絶対に実行しないように。
どこからが脱税?
- よく聞く単語の「租税回避」とは税率の低い地域に資産を逃がすことである。これは「合法」である。当然ぷーれも活用している。
- 租税回避地はカリブ海や太平洋の小島が有名である。世界中の富豪や企業の資産を預かることで、その税収を得ているのである。富豪や企業にとっては本国よりも税率が低いためwin-winの関係が構築されている。
- これらの地域は「タックスヘイブン」と呼ばれており富豪や企業の租税回避以外にも犯罪組織のマネーロンダリング(金の出所を隠す行為)の拠点にもなっている。
- タックスヘイブンはイギリス王室所有の小島などが多い。通貨がポンドのため安定で、租税回避の人気スポットである。
- 2018年の日本の対外直接投資は1位イギリス、2位アメリカ、3位ケイマン諸島である。ケイマン諸島はイギリスの海外領土で言うまでもなくタックスヘイブンである。日本からの資金も大量に流出していることが見て取れる。
脱税について
- 脱税は違法な手段で収益を小さく見せることで課税を逃れる行為である。
- 帳簿を改ざんしたり、現金を隠したり、偽の不動産を売買したり、高級車を大量購入して経費で落としたり、ペーパーカンパニーを作って金の流れを隠したり…手法は様々であるがそのあたりはぷーれが詳しいので放送中に聞くと快く答えてくれるだろう。
- 他に脱税に分類されるのは「課税逃れ」「所得隠し」の二つである。これら二つはほぼ同義である。
- 脱税のうち、刑事罰の対象にはならないような小規模な物を指すことが多い。
申告漏れ
- 申告漏れとはミスにより収益を過少報告して税金の支払いが実際より少なく行われることである。刑事事件にはならなくても、罰則金を追加徴収されるので注意されたし。
まとめ
- 以上が主な節税方法、脱税についてである。
- 一言でいうと複雑である。とある人は「法と税が複雑なのは国民に関心を持たせないため」と言った。それほどに複雑である。
- しかし、その恩恵は大きい。「節税が簡単だと国が貧乏になる」と言われるように、節税するだけで年間数万円、一生で数百万の税金を回避できるかもしれない。
- 既に税金対策万全の方はこの記事では物足りなかったかもしれない。しかし、まだ節税に手をかけていない人はこれを機会に1つずつ挑戦してみてはどうだろうか。
- 余談だがぷーれの住んでいるイタリアは脱税の多い国でもあり脱税に厳しい国でもある。カフェやスーパーで買い物した後に警官に呼び止められてレシートの提示を迫られることがある。これは店側が売り上げを隠していないか、客が食い逃げをしていないかの両方をチェックするためである。海外旅行に行ったとき、レシートを確実に受け取り、処分しないように心がけよう。
出典
経理COMPAS サラリーマンが実践できる10の節税術 2020年 11/02 取得
自分で選べる火災保険の特徴 地震保険料控除制度とは? 2020年 11/02 取得
ふるさとチョイス 2020年11/02 取得
保険クリニック 【知らないと損する!】生命保険料控除のお話し 2020年11/15 取得
国税庁 2020年11/15 取得
Money Forward Bizpedia 災害による損害が発生した時の確定申告 2020年11/15 取得
税理士照会センター 脱税とは?節税とどう違う?バレたらどうなる?
脱税についてわかりやすく解説 2020年11/15 取得
livedoor news なぜカリブ海にタックスヘイブンが多いのか 2020年11/15 取得
経理COMPAS サラリーマンが実践できる10の節税術 2020年 11/02 取得
自分で選べる火災保険の特徴 地震保険料控除制度とは? 2020年 11/02 取得
ふるさとチョイス 2020年11/02 取得
保険クリニック 【知らないと損する!】生命保険料控除のお話し 2020年11/15 取得
国税庁 2020年11/15 取得
Money Forward Bizpedia 災害による損害が発生した時の確定申告 2020年11/15 取得
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livedoor news なぜカリブ海にタックスヘイブンが多いのか 2020年11/15 取得