ソーシャルの対比
封建社会
ソーシャルといわれる社交な場に対しては、封建的な社会は逆側に位置づけされる。オープンの反対のクローズ。会員制の集まりで特定の人達だけが集いあう。そこでは通行証が必要であったり、個別チームが独立している。
決められた枠組みがあることも、クローズな場の特徴である。ルールがしっかりしており、囲い込みが激しい。外部には存在すら明かさないこともあり、中でやり取りされていることは漏らさないようにする。
利己主義
自分の欲求を満たすことを求め続ける利己主義。そこでは利益第一であり、他人には教えたりしない。入ってきた情報を話すことなく、GiveよりもTakeを求め続ける。もちろん、利己自体が問題ではなくそれ自身は自然な姿であるが、、利他とのバランスが大切である。
利己主義の中では利権が発生することもあり、場合によっては支配がなされる。競争原理が上手く働く場合、中にいる個や全体組織は強く成長するが、歯車が狂いだすと自己崩壊する可能性がある。
ピラミッド
一般組織に多いピラミッド構造。ここでは、トップが存在し強いリーダーとして立ち振る舞う。向かうべき方向性を明確に指し示す。上役が下役に指示をしてそれに従う構造で、全体の統制をとっていく。
企業社会において、この構造をとるケースが多い。そこでは過去からの積み上げで職位が決められたり、事業方針を決定していく。古くからいる人や文化を尊重し、確実に一歩ずつ歩んでいく。
成果主義
欧米社会を基点に日本にも持ち込まれた成果主義。目的やスケジュールを明確にし、役割定義をしっかりと行う。それに達成したかどうかを細かく数値化してチェックする。デジタル化することで一目で分かり、客観的な判断が可能となる。
成果主義は効率化とも結びつきやすい。計画をしっかりと立て、それに従い実行していくので、無駄な作業が発生しない。やる前に結果イメージを作り共有することに重きを置いており、早く正確に成し遂げることを目指す。
一方向
マスメディアに代表されるような一方向。送り手と受け手が明確に分かれており、それぞれの役割が入れ替わることは無い。知り得た情報を重視し、細かく分析する。集約したり閉じたりするケースが多い。
明確な目的や方向性が示されるため、閉じたグループが形成されやすい。共通のビジョンを持って、一つの方向へ向かっていく。
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最終更新：2012年02月24日 16:41
