自然のイメージ
素
自然が持つイメージとして、ありのままの素の状態がある。人間の意図が感じられなく、ピュアを保っている。壁もなく、放置された状態である。決して手が加えられたり、整えられておらず、不規則な姿を見せている。
気持ちいい
自然と接すると気持ちよさを覚える。癒しを受けたり心が落ち着き、リラックスした状態となる。マイナスイオンを受けると、生命力が回復する感覚となる。自然なものを取り入れると、人の体に良いことが感じ取れる。
自然と接すると笑顔になっていく。温かみや優しさといった感情が芽生えてくる。エコな行動が素直に心地よいと思われ、すがすがしい気分となっていく。
内面的な自然
人間の内面にも自然がある。自然体といったように、無理がなく気持ちに素直な状態を表す。無理に何かをするのではなく、本能の赴くままの行動となっていく。他者から受ける影響で行動したり考えたりせず、内面から湧き出る気持ちが自然な姿である。
厳しさ
自然が持つイメージの中で、厳しいものもある。容赦なく人間をはじめ、生物に襲い掛かってくることがある。それによって緊張感をもたらす。人や生物にとって被害をもたらすこともあり、死の危険を意味することもある。自然はやさしさだけではない。
言葉
自然の一部を用いた言葉が多くある。何かものごとを忘れるときに「水で流す」と言い、大きなもので隠すときには「森で隠す」という。日本ではあまり使われないが、「言葉を風で飛ばす」という概念を持つ国もある。
言葉の中でも自然の懐の深さが表現されている。大きくものごとを捉える例えとして使われることが多い。「崖っぷち」といったように状態を表すケースもある。
最終更新：2011年06月30日 13:46
