人と自然



内包

人は自然の一部である。あくまで自然という場に人間が間借りしている状態であり、人間が住む世界はアウェイの地である。人が知らない自然はたくさんあり、アンコントローラブルである。

共存

自然と人とは共存している。自然と交流しあいながら人は生きている。社会や文明は自然があって成り立つものであり、その土地の形状や気候が大きく影響してい。

人にとって自然が環境であると同時に、自然にとって人は環境の一部である。自然と人との境界線は本来的にはない。人は自然と調和することによって生き抜いていくことができる。

未知な部分が多いため、自然は神の様な存在でもある。陰と陽があり、決して人が全てを制御できるものではない。

人間中心

人が自然と断絶している姿もある。人間優位にものごとを考え、近代化が自然に対する謙虚さを失わせている。ご都合主義であり、自然に感謝しない。そして、自然に対しては様々なことを望みすぎている。

天罰といわれるようなことも起きるが、人間が求めるような事柄はかならずしも起きない。自然からすると、「ポッとでの人間」は何をしているんだ、と思っているかもしれない。

望まない自然

人は勝手なもので、望まない自然がある。地震や津波、雷雨、台風、竜巻。そういったものがもたらす洪水や浸水、破壊に対して人は悲劇と捉える。火山は自然界の怒りとして受け取られることもある。

一方で程よい雨や火山によって生まれた温泉は心地よさを覚える。つまり、人間が生きる上で都合のよい自然は受け入れ、そうではない自然は災害として、受け入れ難いものとされる。

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最終更新:2011年06月30日 14:17