【エルマーナのパワー】
スパーダ
「すげーじゃん、お前の力」
エルマーナ
「あんな力一杯、
人どついたん初めてやわ。
ウチ、強かってんなぁ」
ルカ
「やっぱりヴリトラは
頼りになるね」
エルマーナ
「ホンマ?
ウチ、付いて行っても
邪魔にならへん?」
スパーダ
「ああ、その戦いぶりなら
このルカなんかよりよっぽど
役に立ちそうだ」

→うなずく
ルカ
「まったくだよ。
素手であれだけ強いなんて、
やっぱり龍の力だね
僕なんて足元にも及ばないよ」
エルマーナ
「あー、そんなん言うたらアカン」
ルカ・スパーダ
「…?」
エルマーナ
「アスラはそんなん言わへんかった。
…まあ、兄ちゃんにアスラと同じもん
求めてもしゃあないけどな」
ルカ
「そ、そうだね。
もっと堂々としてなきゃ」
スパーダ
「似合わねェよ。
オドオドしてないお前なんて」
ルカ
「…やっぱそうだよね」

→否定する
ルカ
「そう…かな?
目覚めたばかりの彼女より、
僕の方が少しだけ役に立ちそうだけど」
スパーダ
「お、言うようになったじゃねーか」
エルマーナ
「へえ? そら楽しみやな。
アスラを思い起こさせてくれるような
アツいバトル、見せたってな」


【抱っこの感触】
スパーダ
「エル!
お前と見込んで頼みがある!」
エルマーナ
「何や二人そろって…」
ルカ
「いや、僕は無理矢理連れて来られ
あ、痛ッ!」
スパーダ
「ぜひ聞かせてくれ!
アンジュのハグの感触は
ど、どうだった?」
エルマーナ
「何や、そんなんかぁ。
そら、エエもんやったでぇ?」
スパーダ
「ゴクッ…
で、どんな感じだ?」
エルマーナ
「柔らこぉてなぁ。
ウットリしてまうわー。
ありゃ、枕に最適やで」
スパーダ
「お、おうッ!
あのサイズだしな…」
エルマーナ
「あの肌触り…。
くっついたほっぺたが
喜んどったもん」
スパーダ
「マジか!
くそう、うらやましいぜェッ!!」
エルマーナ
「ホンマあの服。
エエ生地使ぉてるわぁ~」
スパーダ
「は?」
エルマーナ
「柔らこぉて、肌触りもいい。
着心地も最高の服やろなぁ…」
スパーダ
「あ、あの、エルマーナさん?
そういう事が聞きたいワケでは
なくてデスねぇ」
エルマーナ
「実際に抱っこしてもーたらエエねん。
ウチ、言うて来てあげよか?」
スパーダ
「け、結構だッ」
ルカ
「………
まったく、スパーダもしょうがないね」
エルマーナ
「せやな。
でもルカ兄ちゃんにやったら
聞かせてもエエで?」

→喜ぶ
ルカ
「ほ、ほんとに?」
エルマーナ
「あ~、その表情。
さっきのスパーダ兄ちゃんと
おんなじやわぁ
やーらしっ!」
ルカ
「………」
エルマーナ
「男の子やもんなぁ。
当然やわ
でもアスラは
モテモテやったのになぁ…、
兄ちゃんは縁が無さそうやなぁ」
ルカ
「も、もう勘弁して…」
エルマーナ
「エヘヘヘ。
ほな、許しといたるわぁ」

→照れる
ルカ
「そ、そんなぁ。
いいよぉ…」
エルマーナ
「照れほんでエエって!
そらもう…何て言うか…。
あの感触ったらもうっ!」
ルカ
「あわわわわ!
ストップストップ!」
エルマーナ
「何や本気で照れてたんかぁ。
もう、素直やないなぁ…。
ホンマは聞きたいくせに~」


【銃社会について】
イリア
「まーったく、銃を携帯した人が
全然いないじゃん。
あたしが銃乱射したらどうすんだろ?」
ルカ
「何だか不穏な事言ってるね」
リカルド
「その時は俺がロングレンジから
狙撃してやろう。
案ずるな、その時は即死させてやる」
イリア
「じょじょじょ冗談よ?
だからリカルド様、ライフルから
手を離していただけません?」
ルカ
「東部の人って、
みんな銃持ってるの?」
イリア
「全員じゃないけど…、
持ってる人は結構いるよ」
リカルド
「東部は法整備がなされていないからな。
頼りになるのは己のみ、という
殺伐とした気風らしい」
イリア
「そーなの。
銃なら体格差があんまり関係ないから、
女が男と対等に戦える
銃のおかげで、あたしは何度
命を救われた事やらっ」
リカルド
「戦場ではライフルを携行する
歩兵部隊が主力となりつつある
すでに剣で斬り結びあうような
戦い方は時代遅れだからな、
今後は剣術は廃れて行くだろう」
ルカ
「でもさぁ、
銃を使用した犯罪が増えたりしない?」
イリア
「それは…、アレよッ!
心が正しくない人の弾丸なんて、
まっすぐ飛ばないものよ!」
リカルド
「いや、残念ながら東部はすでに
そうなってしまっている
だから善良な市民も、対抗するために
なおさら銃は手放せないだろう」
ルカ
「ふうん…、僕も銃を持つ時が
来るのかなぁ?
何だか全然想像出来ないや…」


【ナーオスについて】
エルマーナ
「ウチ、ナーオスって行った事ないねん。
どんなトコなん?」
アンジュ
「ナーオスは、ノンビリした所よ。
緑が多く、広々してて、
住民も真面目で大らかな人ばかりだし」
リカルド
「だが、海沿いの平地という立地は
良くないな。
簡単に攻め落とされるぞ」
アンジュ
「それはそうですけど、
攻められる事前提に
町を作ったわけではありませんし…」
リカルド
「フン、教会が権威を見せるために
無理矢理作った町だものな」
アンジュ
「ま、まあそうなんですけどね」
エルマーナ
「大聖堂とかあるって聞いてたけど、
そういう意味合いやったんかぁ」
アンジュ
「…確かにそういう側面もあるけど、
純粋に信仰を求める人達の、
大きな共同体としての側面もあるのよ?」
リカルド
「従順な信者を利用して、
生産力を向上させるとは、上手い手だな」
アンジュ
「もう、リカルドさん!
悪い言い方は止して下さいっ」
リカルド
「おお、怖い怖い…」
エルマーナ
「けど、姉ちゃん、
否定はせぇへんねんなぁ」
アンジュ
「まあ、本当の事だものね。
でもナーオスはいい町よ?
住んでいたわたしが保証してあげる」
エルマーナ
「うん、姉ちゃんが言うんやったら、
間違いないわぁ~」

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最終更新:2007年12月20日 15:51