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ミリィ - (2009/10/06 (火) 01:58:19) の編集履歴(バックアップ)
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基本情報
略歴
四方将ボルドの愛娘、末っ子ということもあり、特に可愛がられて育てられた。メイド達と共に家事全般をこなす。
ボルドは本当は
三魔王の一人
シャラダンだったが、シャラダンの妻は、彼がボルドと名乗った後に出会っているので、娘であるミリィもその事実は知らず、ルビスカとはあくまでもボルドの姓である。
1739年、
アディス国の第三王子である
リフィティが人質として
リヴォル帝国に送られてきたが、彼はボルドの私邸で預かる事となった。
ミリィは年齢が近いということもあり、リフィティとすぐに仲良くなり、やがて互いを異性として意識するまでになっていた。
それを知ったシャラダンも、将来は二人を結ばせるという考えも持っていた。これは、相思相愛な上に戦略結婚も兼ねるという、シャラダンにとって悪くない話であった。
だが、そんな幸せは、故郷から「ミリィを拉致して帰国せよ」という密使を受けたリフィティが、悩んだ末それを実行したことにより幻となる。
こうしてミリィはシャラダンを憎むアディス国へと連れて行かれる。
人質として有効利用される筈であったが、シャラダンが交渉より先に軍を派遣したと知ると、ミリィに人質としての価値がなくなり、シャラダン、リヴォル帝国に関わる全てのものを憎んでいたアディス国王
ハーグリブスによってミリィは殺害された。（一説によると、父の足手まといにはならないと自害したとも）
その後、リフィティによって亡骸はシャラダンに届けられ、シャラダンはアディス攻略を配下に任せ、自らはミリィの亡骸と共に帰国した。
人物
- 魔王の娘とは思えないほど物静かで、控えめな性格だった。
- ルビスカとは、シャラダンがボルドと名乗っていた時の姓だが、シャラダンが正体を明かした後もこの姓を使っていた。
逸話
- 愛娘であるミリィを救出する為の交渉を行わずにシャラダンがすぐ軍を派遣したのは、魔王としてのプライドもあったが、そうすることで「ミリィに人質の価値はなし」と相手に理解させることにより、アディス国が降伏するときに交換条件として返してくるのでは、との考えもあった。だが、既にシャラダンに対する憎悪のみで行動していたハーグリブスは、最も短絡的な行動をとってしまう。
関連項目
