概要

三魔王とは、元々はルーイガルドシャクティアナ帝国に所属していたガルゾーマジルダーシャラダンの三人のことである。


主要メンバー

ガルゾーマ ジルダー シャラダン

将軍としても統治者としても才能を有していた三人は、ラスブロスの期待に応え、ゲルガイン討伐をはじめとする様々な勲功を上げた。

やがてラスブロス六界全ての戦乱を見届けたいと思いはじめ、三人をアルファへと派遣する。
「決して世界征服をするわけではなく、ただ歴史を見守る者としてラスブロスの目となれ、だが、世界を静観するだけではなく、小石を投じて水面に波紋を投じてみよ」一見矛盾した無理難題を課せられた三人だが、全く零の状態で降り立ったアルファの地で自分達の軍勢を作り上げ、ついには1071年にフェローラ国を奪い取る。

王位にこそつかなかったが、フェローラ国は実質的にはガルゾーマが治めることとなると、次はシャラダンが治めるべき地を手にする為、リヴォル帝国へと1078年に進軍を開始、1084年に完全支配する。

こうしてガルゾーマフェローラ国、シャラダンリヴォル帝国を統治するが、ジルダーラスブロスの命令によって、アルファを離れザールックへと降り立ちアトレティア国を支配下とする。

こうして、三人がそれぞれの国を支配下とするが、それ以後は進んで侵略をするわけでもなく、「自分が統治する巨大な国をめぐって、周辺諸国はどう暗躍し、どう動くか」という歴史の流れを見守り続けるラスブロスからの任務を全うすることとなる。

こうしてそれぞれの任地は離れたが、苦楽を共にした三人の結束は固い。
特にジルダーガルゾーマに対する思いは、仲間というより完全な恋慕のものであった。
その為、ガルゾーマサヌアに討たれると、ラスブロスの許可なくザールックを離れアルファの地へと向かう。

その後、ジルダーサヌアとの戦いで散華、残ったシャラダンアルビス国との戦いによって戦死し、三魔王の名は過去のものとなった。

なお、六界連合軍が結成されるまで、六界の存在は知られていなかった為、三魔王の名前と伝説はアルファ内に広がる一方で、ジルダーの姿だけはある時から忽然と見られなくなったことに対しては様々な憶測が流れた。


関連項目



最終更新:2024年07月06日 15:10