リフィティ

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リフィティ - (2011/04/22 (金) 19:28:50) の編集履歴(バックアップ)



基本情報


略歴

アディス国第三王子、1737年、リオネティアの戦いに敗れたアディス国は、リヴォル帝国に従属を誓い、リフィティは人質として1739年、リヴォル帝国に送り込まれた。

その身柄は、四方将で唯一家族持ちだったボルド(実際はシャラダン)の元に預けられた。
ここでミリィと意気投合し、互いを異性として意識するまでになり、実家からは定期的に果物が送られ、それをミリィが料理する等、幸福な日々を送っていた。
だが、必要以上に届く荷物にリフィティは不安を感じ始め、調べてみると箱が二重底になっていた。これに気付いたら、同じ方法で返事を送れと密書には書かれておりリフィティは実行する。
すると、次に彼の故郷から送られてきた土産の箱には、彼の目を疑う命令が同封されていた。
それは、シャラダンの愛娘ミリィを拉致して帰国せよ、との命令であった。既にミリィと相思相愛となっていたリフィティは、悩んだが、個人的なことより、国のことを優先させ、これを実行。
既に互いに恋慕に近い関係であったこともあり、ミリィは彼の言葉に簡単に騙され、アディス国へと送られる。

用意周到に何台もの馬車を商人に化けさせて待機させ、それを乗り継ぐことで常に最高速度を保ち、追撃部隊を振り切った一行はアディス国へ帰国。
父である王ハーグリブスと、兄ノーウェンは、シャラダンリヴォル帝国に関わる全てのものを憎悪の対象としていた為、ミリィは激しい拷問の末に落命した。
リフィティはミリィの亡骸をシャラダンに届けると、首都に帰還、その後押し寄せるリヴォル帝国軍との最後の戦いアディスの戦いにおいて、覚悟を決めると自害しようそした。
だが、そこにリヴォル帝国軍兵士が乱入し、王族として身に着けていた数々の装飾品を狙われ、その五体を切り刻まれるという蛮行の末に落命する。

普段なら、軍規厳しいリヴォル帝国軍は、敵とはいえ、王族が自害しようとするのなら、敬意を表して見守るのが通例であった。
しかし、この戦いでは「動くものは全て斬れ」との命令が下され、兵士達も半狂乱となり、アディス国首都は略奪と蛮行の坩堝と化していた。

人物

  • 性格は温和で優しいが、温室育ちの為苦労知らずな面がある。
  • 人質であったが、リフィティは生来の人柄のよさもあり、シャラダン家の執事やメイドの信頼を受け、アディス国から季節の挨拶として送られてくる食物や服に関して、徐々に監視は緩んでいた。その為、箱に細工された密書が簡単にリフィティの元に届くこととなった。

関連項目