基本情報
略歴
シャクティアナ帝国
ファルサス領土の将軍。
上司にも物怖じすることなく苦言を放ち、飄々とした性格から、
デュアーは彼女も自分と同じくいずれは領主すら蹴落とそうとしている人物だと思い接近、自身が秘密裏に行っていた裏稼業のことを話していた。
しかし、カゼミナは性格こそ誤解されやすいものだったが、
ファルサス、特に娘の
ソフィアに心から忠誠を誓っていたため、
デュアーの話にのったふりをして、内部事情を逐一報告していた。
自身の隠しアジトの場所や、捜索中止命令を出した
七巫女をいまだに追っていることを次々と指摘された
デュアーは、カゼミナの裏切りに気付き、偽情報でおびき出されたところを生け捕りにされ、
デュアーが牛耳る奴隷市に売られていく。
こうして一時消息を絶つが、自分の居場所を魔力で書き残した為、共通の目的のため組んでいた
ソフィアと
システィ達によって救出され、
デュアーのアジトが監獄島と呼ばれる流罪となった罪人たちの住む島であることを告げた。
カザミナ本人は養生の為監獄島の決戦には参加せず、再び
ファルサス領の将軍となるが、監獄島の戦いに出向いた
ソフィアは行方不明となり、
ファルサスは失脚して
サラが新たな領主となると、その後の身の振り方を考え、彼女に仕える。
後に生還した
ソフィアが
サラと正面から敵対すると、一度は
ソフィアに付くが、既に領民も
エディスをはじめとする将もすべて支配下においていた
サラの前にあえなく壊滅、
ソフィアを見限り再び
サラに仕えると、それまでと変わらず内部の反逆者が現れないか、密偵に近い行動をとり続けた。
自らが一度は離反しておきながら、平然とそれらの任務につける彼女の性格も相当なものであり、同僚からは後ろ指をさされたが、本人は気にすることもなく飄々としてそれらの任務を継続した。
ルーイガルド15683年に病没するが、前日まで病の兆候すら見せていなかったこと、そして彼女の仕事内容から、地位を失った者の私怨による暗殺の可能性も指摘されている。
人物
- 保身には長けていた為、ソフィアが暗殺された時彼女が疑われたが、勝ち目のない戦いを諦めるように忠告するなど、彼女なりにソフィアへの義理はもっていたため、現在は否定されている。
関連項目
最終更新:2024年08月21日 19:59