基本情報
略歴
フェリアザード城周辺で代々海運業を営むカラ
クルス家の当主。
本来は商人であるが、その財力と人脈から実力者として、
フェリアザード城主や
ゲーリー国主に対しても直接意見を献上することが認められるなど、
ゲーリー国の内政に対しても一定の発言権を有していたため、内政官として取り扱われている。
国主が
マラの代になると、ディヴロームは
マラに経済政策で助言を行うだけでなく、資金援助を行うなど国政への関与を一層強めるようになる。
マラの側も
フェリアザード城の商人達を味方に付ける上でディヴロームの存在が重要であったため、その助言を受け入れるなど
フェリアザード城に対する配慮を重ねていった。
マラによる帝位宣言に対して、
マラから助言を請われなかったこともあり彼は態度を鮮明にはしなかった。
だが、この曖昧な姿勢と、
偽帝討伐連合軍との戦いの中で
ゲーリー国軍への支援を行ったことが、後になって「偽帝擁立を支持した」と判断され、一連の戦いが終わった後連合軍によって処刑された。
人物
- ディヴロームには妻と男子一人・女子二人が存在したことが確認されている。このうち妻と長男・次女はゲーリー国滅亡時以降、ロー・レアルス国に難民として逃れ、その後ルディック城で民間人として暮らしていたことが確認されているが、長女(タラドーサ)はゲーリー国滅亡時とほぼ同時期に死亡したのではないかと言われている。
関連項目
最終更新:2024年08月19日 05:54