基本情報



略歴

フェリアザード城周辺で代々海運業を営むカラクルス家の当主ディヴロームの長女。
両親や兄妹とは異なり幼少の頃から腕白で男勝りの少女で有名であり、成長してからも両親の仕事を手伝うこと無くゲーリー国に仕官し、前線指揮官として頭角を現すようになった。

アゾル国との戦いでは別動隊を指揮し、アゾル国軍の抵抗がゲーリーゾリメック連合軍本隊との戦いに集中していたこともあり、特に大きな損害を出すこと無く別動隊としての任務を達成し、アゾル城の戦い(686)に合流した。

その後、偽帝討伐連合軍との戦闘にも従軍したが、レイアル砦の戦いフェリアザード海戦に参戦した記録はあるが、それ以降の彼女の動静を伝える記録が途絶しており、ゲーリー国滅亡後とほぼ同時期に死亡したとされている。


人物

  • 彼女が正確にいつどこで死亡したかは今のところ特定されていない。しかし、レーションや彼より後世の歴史家の多くは、フェリアザード海戦より後、彼女の動静に関する情報があらゆる歴史書に書かれていないこと。特に、タラドーサは偽帝マラの即位を積極的に支持していたため、生存していた場合には偽帝討伐連合軍の手によって逮捕・処刑されていた可能性が高いにも拘らずその処刑記録が無い、という点を理由に「タラドーサはフェリアザード海戦で戦死した可能性が最も高い」と推測している。
  • 彼女が使用していたと伝えられるトライデントがシーザルス国に伝わっているが、持ち主の祖先は旧アゾル国領の漁師であり、「流れ着いた女性将軍の水死体が握りしめていた」という口承も残されている。


関連項目



最終更新:2024年08月22日 00:39