基本情報



略歴

アリアス国王。
歴史上に残る暴君の一人であり、1702年、領土拡大を求めてフェローラ国に進軍したが、ガルゾーマの前に完敗、逆にフェローラ国軍の進軍を受け、その後も数年に一度は攻撃を受け、1720年ついに首都が陥落する。

バーチャは首都から脱出、ベリア半島を新たな首都とする。
ガルゾーマは亡命王に全く興味を示さず、それ以上の進軍をしなかったが、バーチャはこれを「ベリア半島にて迫り来るフェローラ国軍を何度も撃退、アリアス国の栄光は一向に衰えず」と主張した。

ヴァン・フレイ国によるアリアス遠征がはじまると、首都奪還のチャンスと立ち上がるが、戦いはヴァン・フレイ国にまかせて、決着がついた後に登場、しかも馬上から高圧的な態度をとり、ヴァン・フレイ国の諸将を怒らせた。

アリアスの戦いにおいては、首都奪還という大義もあり、ヴァン・フレイ国軍との混成部隊の総指揮官となる。
この戦いで首都を奪還し、17年ぶりに玉座に座ることとなる。

しかし、彼の悪政は全く治っておらず、彼が真っ先に行ったことは、フェローラ国に首都が占拠されていた間、彼らに協力的だった者を、軍部、民間問わず次々と捕らえ処刑することであった。

フェローラ国は、ガライザラを伴ってすぐさまアリアス国に再攻撃を加える。
バーチャは各国に救援要請を送るが、ヴァン・フレイ国がかろうじてガライザラ本国へ牽制のために向かったのみで、他国は冷たくあしらった。
それは、彼が権力を取り戻してから行った蛮行の数々が、既に他国にも有名になるほど浸透していたことであった。
結局、アリアス国の民衆は、外から攻撃を加えたフェローラ国軍に呼応して首都で反乱を起こし、バーチャはようやく取り戻した自国の首都において、自国の国民の手によって殺害された。


人物

  • 軍部台頭を望み、「ロステル丘の悲劇」を、クーデターを未然に防いだ「ロステル丘の栄光」と言い続けていた。


関連項目



最終更新:2024年07月18日 05:11