概要
戦闘に至るまでの背景
まずは
アリアス遠征にて国境を突破、本来なら
アリアス国王の地位にいた身でありながら、首都を追われていた
バーチャを戦列に加え、そのまま
アリアス首都へと攻め込みこの戦いへとなだれ込む。
国境突破から各地の防衛線突破、そして首都攻防であるこの戦いまで、全てを含めて
アリアス遠征とする見方もある。
両軍の戦力
戦闘経緯
国境突破から首都に到達するまでの防衛陣との戦いにすべて大勝し、
アリアス国軍の強さがある程度掴めた
ヴァン・フレイ国軍は、油断こそしなかったが心の底で相手の力を侮っていた。
アリアス首都に
ガルゾーマが派遣した援軍が到着していたことを知らない彼らは、首都を包囲しようとするが、
ガリック部隊に突然山岳に伏せていた
ガミラン部隊が強襲を仕掛ける。
この一連の戦いで、初めて相手の先制攻撃を許し、戦いの主導権を握られたまま開戦する。
しかし、
ガミラン部隊は
ガリック部隊を追い詰めていくが、他の
アリアス国部隊は連動せず、あくまでも首都防衛にこだわり、出陣することを躊躇った為
ガミランに続く者が現れず、一時的な反撃で終わる事となる。
これは、
ガミランと
ヴィルというフェローラ国からの援軍を、
アリアス国軍が歓迎しなかったことに由来する。
バーチャの悪政に苦しめられたアリアス国にとって、
フェローラ国は当初救世主に見えたが、時が流れれば派遣された役人は好き放題に動き、やはり彼らは侵略者であり、援軍といいながら主導権を全て奪うつもりではないかと警戒されたのである。
一度は
ガリック部隊を半壊にまで追い詰めたガミラン部隊であったが、後に続く援軍がなく、逆に
ティアナ部隊に側面を突かれ立場は逆転していく。
そして、首都防衛軍も
バーチャ王が率いる
アリアス国正規軍の総攻撃を受け壊滅する。
この時、首都に残っていた
アリアス国民が外からの攻撃に呼応して内部でも反乱を起こす手はずであったが、実際は動くことはなかった。
バーチャはかつて暴政を行っていた為、国民の目には国王の帰還ではなく、暴君の再降臨として見えていた為である。
それでも首都は陥落し、
フェローラ国軍は撤退、
バーチャは晴れて首都に再び玉座に座ることとなった。
戦いの結末
その後
バーチャは、
フェローラ国が首都を占領していた間彼らに協力的だった者を次々と捕らえて、処刑すると、奪い返した国王の地位を使い再び暴君と化した。
最終更新:2024年08月20日 21:09