基本情報
略歴
一度は同盟を結んだ
ロッド国と
ロードレア国だったが、
ラディアが暗殺されたことから再び険悪となり、国境での小競り合いが頻繁に起こり始める。
694年5月、その時国境にいた
アリガル部隊との戦いで
ギザイアに見捨てられて、進退きわまり
ロードレア国に投降した将軍。
その後、自分を見捨てた
ギザイアへの復讐から、
アリガルの元で
ロッド国侵攻の道案内を務めて信頼を得て、
アリガルも徐々に
ミルナスを重宝し始め信頼を置いた。
しかし、これは全て
ギザイアとミルナスが共謀して行った、数年後を見越しての遠大な謀略であった。
696年、
アリガルは、
ギザイアとの
グルファ城の戦いにおいて、謀略戦を仕掛ける事とした。
ミルナスの二年に及ぶ「自分を見捨てた
ギザイアに深い恨みがある」という芝居に見事に騙された
アリガルは、ミルナスに「
ロッド国に戻る為内通する」という芝居をうつように要求する。
この偽内応によって、
ギザイアの主力部隊を誘い出して奇襲を仕掛ける手はずだったが、ミルナスは芝居と見せかけて本当に
アリガルを暗殺する。
この時になって、ようやく
アリガルはミルナスが最初からこの機会を待って偽りの投降をしていた事に気付くが、時すでに遅かった。
アリガル暗殺の功績と、たとえ数年がかりの潜入でも決して命令に逆らわない性格、
エスデリアの戦いでは、戦いそのものは敗れるものの、彼の部隊が見事な働きをしたことから、
ギザイアは失態を続ける
シーヴァスの変わりにミルナスこそ己の後継者にしようと考え始めた。
その為、
ロッド本国に帰還してからは、
シーヴァスとの醜い後継者争いが水面下で行われる。(
シーヴァスから一方的に嫉妬されていただけで、ミルナスは相手にしていなかったという説もある)
表向きには
ギザイア、
シーヴァス、ミルナスは常に三人で行動し、
アリガルを討ち取った事で国境の戦いは完全に逆転し、数多くの勲功を上げていたが、その裏ではもはや
シーヴァスとの信頼関係は皆無だった。
関連項目
最終更新:2024年08月21日 04:24