雷電属
名前 | 解説 |
コロポックル | アイヌ伝承の小さな人の姿をした妖怪。 「フキの下に住む人」とされ、 善良で大人しい性格といわれる。 かつてはアイヌの人々と共存していたが、 ある時、仲違いをしたから その姿を消したと伝えられている。 |
アガシオン | ユダヤ系の魔術師に使役される、 実体のない使い魔の総称。 ツボや瓶の中に封じられている。 魔術師の命じられるままに 対象の人物を苛むという。 |
マカミ | 日本の民間で祭られるオオカミ神。 盗難や農作物の獣害で、 火難を退ける力があるとされる。 その姿が描かれた神札を戸口に貼ったり 畑に立てることで、霊験が得られるという。 |
ライジュウ | 日本の民話などに伝えられる、 雷と共に地上へ落ちてくるという怪動物。 普段は雷雲の中を走り回っており、 落雷に乗って地上へ降りるという。 |
ツチグモ | 葛城山に住んでいたという、 巨大なクモの姿の荒ぶる神。 本来は朝廷に打ち滅ぼされた 穴居していた土着の民であったといわれる。 |
ナンディ | インド神話の聖なる牡牛。 破壊神シヴァの乗り物となる従者で、 獣たちの守護者とされる。 主人シヴァが舞踊王ナタラージャとして 破壊と再生の踊りを舞う際、 そのための音楽を奏でるという。 |
オボログルマ | 車輪で動く車に人の怨念が乗り移り、 変化した妖怪。 平安時代には、牛車の場所の取り合いに よって亡くなった女の怨念が、 牛車に乗り移って成ったものが知られた。 |
ヌエ | 日本の伝承に出てくる怪物。 猿の頭に虎の手足を持ち、 尾は蛇だとされる。 平家物語によれば、 毎晩の丑三つ刻に黒雲に隠れて 天皇の御所を襲ったという。 |
パールヴァティ | インド神話におけるシヴァの妃の一者。 その姿は非常に美しく、 あらゆる美の象徴ともいわれる。 常にシヴァの傍らにあり、シヴァの 第三の眼を開かせる一助を担った。 |
ミシャグジさま | 大和政権の勢力が入る以前から、 信濃地方で信仰されていたとされる 土着の神。 石や岩に神霊が宿るとする、 古代の信仰形態から生まれた神だと 言われている。 |
オオミツヌ | 出雲国風土記に伝わる国引の巨人。 自分の住む出雲の国を広げようと思い、 対岸にある新羅の国の余った土地に 縄を掛けて引き寄せた。 |
キュベレ | 大地の化身である太母神。 現在のトルコにあたるプリュギア地方で 山頂に神殿が構えられ、崇拝された。 野獣を支配し、ライオンを従者とする。 後にローマでも熱烈に崇拝される 存在となった。 |
トール | 北欧神話の雷神・豊穣神。 何処へ投げても必ず敵を砕いて 主の手へ戻る鉄槌ミョルニルを持つ。 世界の終わりラグナロクで、 世界蛇ヨルムンガンドと 相打ちになって果てるという。 |
バロン | バリ島の森に住む偉大な神獣。 かつては凶暴な存在であったが、 人々の鎮祭によりその守護者となった。 善の象徴である彼は、悪の象徴である 鬼女ランダと決着する事の無い戦いを 永遠に続ける運命だとされる。 |
コウリュウ | 黄龍。中国神話の尊貴なる龍神。 名の通り黄色い体をしていて、 地上に喜ばしい事が起こると現れる瑞獣。 大地・土の力を司る存在で、 青龍・白虎・玄武・朱雀の四神を 従えているという。 |
アスタロト | 地獄の公爵といわれる美しき堕天使。 過去と未来を見通す能力を持ち、 ドラゴンを従えて現れる。 元はフェニキア、今のシリア付近の 女神アスタルテだった存在が、 ヘブライの神に貶められた姿である。 |
ヴィシュヌ | インド神話の創造神。3主神の1柱。 宇宙の維持を司り、 ヒンドゥー教では最高神とされる。 世界の守護者である彼は、地上が危機に 陥ると、アヴァタールと呼ばれる化身で 地上に現れるという。 |