疾風属
名前 | 解説 |
ポルターガイスト | 家の中に現れて、 ひどいいたずらをすることで有名な精霊。 騒音や物体の移動によって、 妨害あるいは障害を引き起こすと 言われる。 |
エンジェル | 天使九階級の最下9位とされる「天使」。 神の使いである天使の中で、 最も人間の近くにいる存在である。 彼らは人間個人の守護を担っていて 正義をなすよう人間を監視し、 悪に向かう心を戒めている。 |
モー・ショボー | モンゴル系のボリヤド民族の伝承の魔物。 愛を知らぬまま死んでしまった少女の霊が なると言われている悪しき鳥。 美しい娘の姿をして旅人を誘惑し、 隙を見せるとくちばしで頭をつつき、 穴をあけ、脳みそを吸い取るという。 |
アークエンジェル | 天使九階級で第8位とされる「大天使」。 神の意志を人間に伝えるという役目を 担っている。 彼らは天界の戦士でもあり、 闇の軍勢との戦いでは天の軍勢を 率いるという。 |
アンズー | バビロニアの伝承に登場する邪悪の巨鳥。 鷲の体にライオンの頭を持つという。 神々の王になりたいという邪念から、 主神エンリルが身体を水で清めている スキに天命のタブレットを盗み出した。 |
パワー | 神学に基づく天使のヒエラルキーにおいて、 第6位「能天使」に数えられる中級天使。 名は「神の力」を意味する。 天界への悪魔の侵入を防ぐため、 常に前線に立ち天の回廊を巡るとされる。 |
ホウオウ | 古代中国の伝説に登場する鳥。 世の中が平和なときにだけ 現れるといわれている。 鳥類の王または長のような存在で、 ホウオウが息を引き取った際には 多くの鳥が嘆き悲しむといわれている。 |
ドミニオン | 天使九階級で第4位とされる「主天使」。 天界の行政官として、天使達の動きを 統制する役割を担うとされる。 彼らの行動はは、神の意思の表れであり、 その統治が宇宙に行き渡ることを 望んでいる。 |
ペクヨン | 白龍。朝鮮伝説の聖なる龍。 国を守護する者とされる。 この龍の白い体は聖なる光の表れであり、 東国である朝鮮そのものでもある。 |
イチモクレン | あらぶる風の神として知られる霊。 鍛冶の神ともいわれる。 すさまじい風を起こして家屋や人を 吹き飛ばし、海では船を転覆させると 言われている。 |
クラマテング | 京都の鞍馬山に棲んでいたとされる天狗。 日本の伝承に残る天狗の中でも 最大の力と知名度を誇る者の一つで、 除厄と招福に関して絶大な力を持つ。 |
ヒトコトヌシ | やまびこが神格化されて成った、 日本記紀の言葉の神。 悪い事も善い事も 一言で言い放つ神と言われ、 発する言葉は真実となり人々を支配する。 |
デカラビア | ゴボウセイの姿で現れる奇妙な悪魔。 ソロモン王72柱の魔神の1体。 鉱物や薬草の知識をもたらし、 鳥の姿をした使い魔を貸してくれるという。 |
サンダルフォン | メタトロンと双子の兄弟といわれる、 ユダヤ伝承の有力な天使。 天国の歌を司るのが職務といわれている。 非常に巨大な身の丈を持ち、 人間が足から頭までたどり着くには 500年はかかると言う。 |
オファニム | 預言者エゼキエルの前に姿を現した。 ユダヤ伝承の天使。 「座天使」ソロネと同一視される。 その姿は燃える炭火のように輝き、 獅子・牡牛・鷲・青年の4つの顔を 持っていたという。 |
カマエル | ユダヤ伝承の戦いの天使。 能天使を支配する存在で、 その名は「神を見る者」を意味する。 破壊・懲罰・死の天使たちの指揮官で ある彼は、火星を支配する者であるとも 伝えられている。 |
メタトロン | 最も偉大といわれるユダヤ伝承の天使。 神の代理として天使の最高位に就き、 世界を維持する務めを担っている。 この天使には凶暴な面もあり、 神に背く人間たちを残虐な大量さつりくに 処することもあるという。 |