禍津属
名前 | 解説 |
ゾンビー | 帝都に現れた、死してなお活動する死霊。 自らの意思は壊れた、低級の屍鬼である。 ブードゥー魔術の死霊ゾンビーに 似ることからこの名が付くが、 成り立ちとしては異なるようである。 |
レディゾンビー | 帝都をうろつく女性の死霊。 生前の情念を破壊衝動へと替えた、 危険な屍鬼。 手にしたあいくちは、命を絶つために 誰彼かまわずに振られる。 |
ヨミクグツ・甲 | ヒルコを利用し作り上げた不死身兵。 帝国陸軍によって秘密裏に開発され、 超力兵団計画に投入された。 特殊な器具で、赤マントにあるような 情緒不安も解消された、 恐るべき兵士である。 |
ヨミクグツ・乙 | ヒルコを利用し作り出された不死身兵。 帝国陸軍によって秘密裏に開発され、 超力兵団計画に投入された。 特殊な器具で、赤マントにあるような 情緒不安も解消された、 恐るべき兵士である。 |
ゾンビージュンサ | 死霊ゾンビーと化した警察官。 かつて巡回していた街を異形の姿で はいかいする。 人々を襲うその恐ろしい姿には、 公僕であった時の面影は無い。 |
うごく外国人形 | 農婦の外見をした入れ子型の人形呪具。 熟練した魔術師が敵を襲う道具として、 使役する。 本来は、多産女神への信仰から生まれた 玩具であったが、人形の持つ霊媒としての 性質から、この呪具となった。 |
ヒルコ | 異形の憑依神。 幼体時には人間に寄生し、発せられる 不安を食らい成長して成体となる。 記紀神話では、イザナギ神とイザナミ神の 間に生まれたが、不完全な体であったため、 舟に乗せて海に流されたと伝えられる。 |
ゾンビーケンペイ | 死霊ゾンビーと化した憲兵。 今なお軍の管理地をさまよい、 侵入者を排除するため働くという。 軍事警察に所属していた時の厳格さは、 どうもうな攻撃へと姿を変えている。 |
うごく死神人形 | 骸骨の外見をした入れ子型の人形呪具。 熟練した魔術師が敵を襲う道具として 使役する。 不用意に触れようものなら弾け飛び、 相手に深い傷を負わせる。 |
ヨミクグツ・丙 | ヒルコを利用し作り上げた不死身兵。 帝国陸軍によって秘密裏に開発され、 超力兵団計画に投入された。 特殊な器具で、赤マントにあるような 情緒不安も解消された、 恐るべき兵士である。 |
赤マント | ヒルコの幼体に憑かれ、変じた人間。 赤く大きな膜状の組織を背中に翻すことから、 この名が付いている。 憑依により超人的な力を授かるが、 その心の不安は止まることなく増幅され、 ヒルコの成長エネルギーになっていく。 |