六京線追突事故とは,2003年12月18日に発生した事故。
概要
7時35分頃,六京旅客鉄道六京本線恒春園前駅に停車していた急行列車(新六王寺発新京橋行726列車,当該5000系5183F)に,続行の準急列車(新竹本発新線新京橋行788列車,当該6000系6127F)が追突した。この日は低温により分岐器の挙動に異常があり,本来は副本線の4番線に進入するはずだった準急列車が本線の3番線に進入してしまったことが事故の原因。準急列車の運転士を含む107人が重軽傷を負った(急行列車の車掌は車外に出ており無事)。なおこの際運転士は運転台の機器に脚を挟まれており,これの救助のために車体を一部切断した。
その後
六京旅客鉄道では全ての分岐器を耐寒耐雪性を備えたものに交換した。当該車両のうちT6527,M6627,M6727,Tc6827,cM5183,M5283,T5383は廃車,代替新造車として番号を+50したT6577,M6677,M6777,Tc6877が2004年11月18日付けで落成した。準急列車の運転士は入院後,2004年2月頃より乗務に復帰した。